2025年6月14日土曜日

中学オープンスクールとPTA全体会議

 遂に来年度入試(令和8年度入試)に向けての学校説明会が始まった。これからが極めて大切な受験生への情報提供の場となる。毎年毎年その年の結果分析をしながら少しずつ変えて計画を練っている。昨年は土曜日が中学校のオープンスクール(第1回入試説明会)で翌、日曜日に高校のクラブ体験を持ってきたが今年はまず中学のオープンスクールを2回に分けて次回は7月5日(土)とした。高校のクラブ体験の1回目は6月21日にセットし次は8月である。 

このように日曜日を避け、極力土曜日の午前中に入れ込めることが出来るのも「学校週5日制」のお蔭である。この間生徒は「Saturday  Something  Special (S)」で自主的な学習をしている。このような光景を見るのは心豊かになります。多様性に富み、皆が頑張っている姿が最も美しいと思う。第一回目となる中学のオープンスクールの参加者の数は2回分の合計数値で昨年を超えており、まずまずの順調な滑り出しと言える。 

私は説明会の様子を伺いに会場にて校長や入試広報部のプレゼンテーションを聴いたが、昨年よりも出来が良かったと思う。中でも生徒のプレゼンが光っていた。後で私は3人を呼んで拍手で賞賛した。素直に、誠実に謙虚に保護者に物言いが伝わってくる。要は一生懸命なのである。管理職の説明も良かったと思う。資料が良く出来ていた。プレゼンには自信も必要だし、大きな責任を感じさせるような発表でなければならないし同時に謙虚さも必要だ。昨年は史上初めて168人、5クラスの入学者を得たが今年も同程度で良い。数を競うのではなくて5クラスで良い。中学はまさに「子飼いの生徒」であり、6年間お預かりするのだから「手塩にかけて」親身になって受け入れることが必要である。その気持ちを保護者にお話しするのが中学説明会の要諦である。 

プレゼンの後は授業体験であるが、同時進行で他の会場を使って「令和7年度第1回PTA全体会議」があり、そこに足を運んだ。ここでは中学、高校のPTA新役員が総出で来られているから学院長の立場で私が種々お話するのであった。中学は校長先生以下体験授業の方に回っていたから管理職は高校のみで対応した。私は話を広く展開して学校の現状と今後の方針を述べる。早め早めにニュースを出すのが良い。折角雨の中をお足をお運びくださったのだから「来て良かった」と思ってもらえるような中身が良い。今日も私は種々お話した。PTA内部では後半はPTAだけで「9月の浪速祭」の中身と体制について話されたみたいだ。本校のPTAは本当に有難く、今の学校があるのも全面的なPTAの協力があったからであり、我々は本当に感謝している。本校にはモンスターは居ない。