2025年5月27日火曜日

大阪関西万博を見に行きました!消耗しました!

 昨日「大阪関西万博」を一人で見に行った。消耗しました。こう言う場合、言い方が難しい。「視察」を使うほど思い上がってはいないし、「見学」ではこの年齢で学ぶと言ってもなーと言う感じだから。前から企画していたことで大分前からITに強いH事務長補佐の支援を得てチケットの入場予約までは軽くIT処理が出来たが結局パビリオンの事前予約は何処も取れなかった。日本館など5か所もトライしたが1週間前に「公式メッセージ」で万博協会から「今回、貴方はダメでした?」と来た。従って現地先着順を覚悟して西口ゲートから入った。11時の開場入場は簡単に行けた。QRコードをスマホの写真に撮っていたからそれをかざすと直ぐにゲートを潜れた。 


まず「大屋根リング」を下から眺め感心した。素晴らしい。エスカレーターで上に上がりリングを東側に向かって1/4周ほど歩いた。55年前の万博は結果として岡本太郎さんの「太陽の塔」が今に残ったが今回の万博ではこの大屋根リングが「レガシー」として残存させる話が出ており、まずこのリングの感覚を持ちたかったからである。確かにこの「建築物」は木造建築の良さと、柔軟さ等々、日本文化と発想力、そして「職人技」を十分感じさせるものだった。時間やパビリオンに興味の無い人は、このリングを歩くだけで「今回の万博に来た」との記憶と実感が例え50年後でも残るのではないかと感じた。


 
大好きなアメリカと言う国のアメリカ館などは優に3時間以上立ち並びながら、微動して入口に向かう長い行列が出来ていた。これを見ただけで「グターッ」と疲労感が体中に出たので諦めた。それでも歯を食いしばって丁度隣のフランス館は列が短かったから並ぶことにしたのだが、「もうやめよう、もう限界」とあくせくしながらも70分も並んで遂に入ることが出来た。フランスのエスプリが効いた粋なルイビトンデザインの館内や展示物はそれなりに良かった。私はビトンが好きなのである。もう並ぶのは勘弁と思い、列の短い先着順の館があったので「カタール館」に30分ほど並んで入った。理由は最近トランプ大統領に800億円近いボーイング製の飛行機をプレゼントした中東の超お金持ち国家カタールの展示を見たかったのが理由である。ただそれだけである。 


今回の大阪万博は既に「大成功」と言って良いのではないか、そのように強く感じた。会場が広いか狭いかの感覚は無いのだが、とにかく「人、人で一杯」だったことは間違いない。今朝の朝刊各紙は昨日の5月26日で開館以来来場者が500万人となったと報じている。協会に拠れば直近1週間で95万人であり、これは4月13日の開館第1週の65万人から約1.5倍に増えている。計算すれば最近では1日当たり13.6万人になるからもう十分である。目標数値との乖離などどうでも良い話で新しい飛行場を作りたい時に多めに利用客を入れ込むのと同じだ。今回の大阪万博は大成功だと思う。今後大阪、関西は変わって行くだろうと思った。

幼児、児童、生徒と子どもと年寄りが多い万博、ネット万博、デジタルに弱い人は行こうにも行けない万博、手続きが複雑でもうやめようと思わせる万博、場内に道案内や掲示板が少ない万博、お腹が空いても食べる場所の少ない万博、レストランが超満員の万博、お土産を買おうにも列に長時間並ばないと買えない万博、構内案内者が極めて少ない万博、とにかく歩け、歩け万博、長時間立ち並ぶ万博、外国人の極めて多い万博、等々今更言っても詮無い万博であるが、一生に一度(いや自分は2回だった)の万博は是非一度はトライされたらどうかな? 

浪速中学の全校生徒444人は6月〇〇日に引率教員29人と養護教諭1名でトライすることが決まっている。この手続きだけでITに極めて強いY教頭先生とN教頭補佐の先生から今朝ほど詳細な準備状況の報告を受けたが既に「疲労のお顔」をされていた。パビリオンは指定で「ガンダムNEXT FUTURE パビリオン」だと聞いた。本町駅からの乗る電車まで指定され、学校全体ではなくて学年単位で10時入場15時退場まで指定されている。全員がお弁当持ちで会場内は現金が使えないから「ICOCA」などのICカードにお金を入れて持たせると言う。とにかく大変だと言っていた。頑張って連れて行って欲しい。「良い仕事」だと思う。