2025年5月9日金曜日

「新校舎竣功記念祝賀会・教職員採用歓迎会・永年勤続表彰・教職員慰労会」

 昨夜はミナミのスイスホテルで「新校舎竣功記念祝賀会・教職員歓迎会・永年勤続表彰・教職員慰労会」が役員、教職員、浪速ファミリー企業トップ他総勢250人に近い大パーティがあった。盛沢山の形にしたのは時間のタイミングの制約というより、多くの人々で喜びを共有したかったことが大きい。民間会社の人々にとって「学校のパーティ」とはどのようなものか経験する機会は少ないから丁度と良い機会と思ったのである。その為通常よりかは時間を余分に取って進めて行った。パーティを主催するホストは出来上がりが「凛としてそれでいて、温かみのある気配り心配りが随所に感じられるものが最高」である。昨夜の祝賀会はそういう意味で成功であったと思う。 

第1幕は公的なもので、まず新校舎建設のメイン工事会社の南海辰村建設(株)の社長さん、(株)きんでんの大阪トップの両氏に感謝状を贈呈し、金一封を受け取って頂いた。本当に良い仕事をして頂き感謝に堪えない。次に永年勤続の教諭2名の紹介(表彰、報奨金は朝、学校で済ませ)、そしてご臨席頂いた役員10名の方々次々とご紹介申し上げた。メインテーブルにおられる方に失礼があってはならない。次に4月1日に新専任として採用された5人の先生の紹介、そして最後に30名の新採用の常勤教職員に壇上に上がって貰い、代表者が力強い決意表明を行い、式典は終わった。18時30分に始まり式典が終わったのが19時だったから結構段取り良く進んだと思う。 


ここから司会者も変わり、第二幕に移りホスト役の私の挨拶で祝賀会が始まった。乾杯の音頭は大阪国学院理事長で格式高い市内の坐摩神社の渡邊宮司様のご発声であった。和気あいあいと美味なフルコースの料理に舌鼓を打ちながら懇親が深められたと思う。私のやり方は立ち席ではなく、何方にもテーブルと椅子を用意し、ゆっくりと料理と雰囲気を味わって頂くのが好ましいと考えているから、私はパーティコンパニオンの方々を16人も来てもらって参加者誰もが席を立ったり、酌に回ったりして終始座が乱れることは無かった。 

会もたけなわと言う頃を見計らってホストの私だけは23ものテーブルを回って感謝や激励などを行うことも大切である。一言でもおかけし、喜びを分かち合うことで一層絆は深まる。19時45分頃に特別に「涼恵」さんという現役の神職であるが、「神道歌手」でもある方を東京からお呼びして「中今」「豊芦原瑞穂の国」という素晴らしい曲を鈴のような美声と言われるお声で歌って頂いた。間違いなく多くの方の心に感動が湧き出たと思う。歌われた涼恵さんも「手ごたえ」がありましたと言われていた。各テーブルにデザートが配られ、終るころに私は司会者から再度登壇を求められ、最後の同窓会会長であられた東京の湯島天神の押見宮司様から「1000万円」のご寄付頂いた経緯と物語について皆さんにご披露した。


最後の最後にサプライズとして場を盛り上がるべく、私は司会者の求めに応じて神野美伽さん持ち歌である「天の意のまま」を歌わせて貰った。この歌は人生賛歌とも捉えられるスケール感あふれる楽曲であり、この中に「せりふ」として「人間至るところ青山有り」が入っている。現在の浪速学院は本日同席されている多くの方々のご支援で今があり、この「絆」は未来永劫続く。私は新任の先生方と今いる専任教諭の先生方に対して“縁あって同じ働き先で、今同じテーブルに付き、同じ物を食している関係は決して偶然ではなく、「天の意のまま」だとの思いを込めて歌った。天とは天照大御神である。「命惜しむな、惜しむな命」、全ては「天の意」であり、「ご縁」「絆」であると歌い、「命をかけて」共に自分たちの職場を更に良くしていこうとの願いを込めて私は歌った。そのことが結局は自分を守り、大切な人を護るのだと私は訴えたのである。