2026年4月3日金曜日

多聞尚学館で加える「一味」とは?

 始業式前の幾分時間的に余裕が有る時を狙って今日は「教職員の健康診断」に日であった。法的に規定されており絶対にしなければならない。極めて多くの検査項目があり結果は後日各人宛に送付される。学校に勤務する教職員の周辺には生徒ばかりだから、特別に健康診断の規制は強い。 


そのような光景の中、13時30分、多聞尚学館行のバスを私は見送った。これは初めての試みで「1年後の大学共通テスト」を見据え、共通テスト模試を用いて早い段階で演習に取り込むと書いてある。対象は中高一貫コース一クラスの高校生である。春休み中にもかかわらず、私はこの数学のY先生と、この初めてのトライを高く評価している。「気概が良い。頼もしい!」このような先生を持っている幸せを強く感じている。夕方には激励に校長と学年主任が多聞に行ってくれた。 


昨年のアラウンドで書いているように明日は1日に着任した新任の先生方34人が上記多聞尚学館に見学に行くことになっているから丁度良い機会となった。「このような施設を有する本校と卓越した教師の生の姿」をみることほど為になる研修はない。人間の心や能力は様々であり、それを前提として雇用の意思を持って採用した我々には「雇用責任」がある。だから最後まで大切に対応していかねばならない。勿論人それぞれの人生であり、必ずしも本校で力が発揮できるとはならないし、まして本校は少数精鋭でやっている。又求める資質も結構高く設定しているから中途で進むべき道の変更は有りうる。しかし私は「新任」の方々に気を配り、本校で教師として大成して欲しいと願っているだけに「今を一生懸命に学んで欲しい」と思う。何事も最初が肝心である。 

大学を出て最初の勤務先が本校である人を含めて相対的に若い方々であるだけに私には「大きな指導責任」がある。従って早く戦力になって欲しいとの期待よりか、どのように「職業人の第一歩」を踏み出して貰うかである。1学期の終わりに「小論文」を提出して貰い、人となりを観るのが今から楽しみである。明日はこれらの先生方が前述した多聞尚学館にて数学と戦っている高校3年N1組の生徒と一緒に「連帯のカレーライス」を食べて貰うように今年から新企画を考えて」くれたそうだ。同じ学校で教える先生と学ぶ生徒が「同じ釜の飯を食らう」のは最も効果の高い連帯感がつくものだと思う。これが「味」である。企画に一味加えているのが良い!

2026年4月2日木曜日

「春が来た、春が来た、何処に来た?🎵🎵」

 良い天気になった。「完全に春が来た」。今日は高校の新1年生の「新入生準備登校」の日だった。本校のみの独特な言い方であるが、6日の入学式前に様々な事前指導をしておくためのものである。「鉄は熱い内に打て!」ではないが、入学式やその後の生徒の姿を睨んでまず「浪速高校生になる前の段階」で指導をするのである。校内に入って来た新入生は正門付近で紙を渡され、それによって初めて「自分のクラス」を知る事になり、自分のクラスに急ぐ。そしてクラスで初めて誰が級友になるのか知る。まず今日の指導は大切な「姿・形」から入る。大体250以上の中学校から来ており、それぞれの中学で微妙にルールが異なるからそれを統一しておく必要もある。しかしそれにしてもまっさらな制服に身をまとい、靴もピカピカであり、極めてフレッシュである。この準備登校の雰囲気が心地よく、私は好きだ。 


突然、一人の女生徒から「理事長~」と言って駈け寄られた。記憶に全くない人だが何で私の事を知っているのか?兄弟が本校に居るのかなと思った。実は兄弟姉妹は案外と多い。今日は「服装・頭髪検査」が主体であり、髪型や髪染めなどのルールも言っておかねばならない。「身だしなみ」指導も大切である。その他、神社への参拝の指導、校則の説明、校内見学を行い、最後は「個人写真撮影」だ。外部の専門家ではなくて本校の情報企画部が1052人の生徒を順次3つのブースで撮っていく。撮影機器はカメラを含め、全て学校で用意している。これらの写真は生徒証や生徒指導上で外部からの問い合わせなどで時に使われることもある。 

私は新入生を見ながら満ち足りた気持ちになるが、まだまだ「幼い」感じがするのが良い。それが直ぐに「大人っぽく」成長していく。その変貌の様を見るのは学校勤務者の特権かも知れない。「4月6日が入学式」である。私は今式辞をまとめているが例年と大きな差異はない。逆に違いが有り過ぎるのも問題であるが。何時も決まり文句で神社の桜の大木が満開の花で貴方方を迎えると書くのだが今年は左辺も右辺の桜も花数が少なくまだ満杯ではないから入学式まで持つだろう。高校1052人、中学191人の合計1243人と言う極めて大きな入学式になる。私は1年に一度だけ、この日は「黒門付きの和服正装」で生徒に語る。式辞は既に頭に入っており、会場隅々、リモートの各教室にしっかりと届くように言語明瞭で頑張って行きたいと思う。この模様をユーチューブ実況中継で関係者に届けるべく全ての準備が整った。



2026年4月1日水曜日

4月1日 花冷えの中、令和8年度始動

 「一年の計は元旦に有り、年度の計は四月一日にあり」と何時もこのフレーズを使う。「氷雨そぼ降る、花冷えか」を些か感じる今日、4月1日、令和8年度がスタートした。国家の予算は暫定予算となったが本学院は正規の予算で始動し始めた。日本全国、どの会社、どの組織でも今日、フレッシュな若者を迎え、又今日的にベテランの人たちを迎え、入社式だと思うが、本校は公益の学校法人だから「新任式」の名称を使っている。例年と同じように今日は分単位の忙しい日となるのは当然である。出足は当然、「俊敏、機敏」が良いに決まっている。「緩やかに落ち着いて」よりは俊敏にして機敏が私には感覚が合う。 


俊敏と機敏の使い方の違いはどちらも判断や行動が素早いことを表す言葉だが、微妙な意味の違いは、俊敏は才知があって判断や行動がすばやいことを意味し、機敏は状況に応じてすばやく判断して行動することを意味するから出来れば両方があると良い。とにかく「早く手を打ったものが勝ち」であることは真実の定理だと思う。若い頃からとにかく早く進める、処理することを最も大切な信条として仕事をやって来た。スピードだけは誰にも負けていない自負はあった。勿論時に出来上がりは余り、良くないことも多々あったがそれでも何とか60点や70点は取っていたと思う。完全無欠の100点狙いは出来れば理想的であるがテーマによっては必ずしも100点は必要ない。60点を三日で纏め、100点なら2週間と言うなら断然60点で良いと思う。一旦60点から一呼吸おいて70点、80点に上げていけば良いというのが私の考えである。 



老いて益々気炎を上げることは自分を奮い立たせる事だ。ただ「老人の跋扈」とは言われないようにしなければならない。身体能力はいくらか落ちても「頭の回転」が落ちなければやっていける。恐らく自分で「老いた」と感じた時は辞める時だ。それよりか若い世代の思考の幅と深さ、行動するエネルギーと素早さにまだまだ不満が残る。元々の頭脳の明晰さと経験知の不足だと思う。しかしそれを自分で認識し周辺の力を借りて物事を判断する「人柄」があれば十分やっていける。「謙虚さ」が必要だ。言いたいことを言い、やりたいことをやる。とにかく後継者を育て、浪速丸を不沈空母にすることが私の仕事である。 


7
40           管理職(年俸)・管理補佐職(年収)改定通知を交付 理事長室

810           新専任教諭辞令交付 本年度は1名    理事長室 ※指導教諭同席

830         神前奉告  ※新任常勤のみ

8:40          新任式 西館第 1 ホール  (新常勤および継続勤務常勤)

910          職員会議 西館第 1 ホール (新任常勤代表の挨拶)

1240          入試広報部部会出席

1330          新任研修 西館第1ホール視察

1400   拡大校務運営会議 


何か忙しいと元気になる。仕事があれば身体中にエネルギーが満ち、血が騒ぐ。歳を取っても、これは持って生まれた気質であり、変わりそうもない。常に何かをしながら、どう動くか考えている。そして褒められた事ではないが「喜怒哀楽の振幅の大きさが私のエネルギーの源」だと思っている。とにかく何時も何かをしている。恐らく最後の最後までこのスタイルなのだろう。しかし「これで良し!」とする。別に悪いことではあるまい。学校のお役に立っていると自分が自信を持って言える限り、私は若い人々を指導しながら、この学校の為に頑張って行く。私は4月1日が大好きだ。