2019年11月30日土曜日

PTA特別企画「秋の夜に浪曲を楽しむ」









本日、17時より中央館8階視聴覚室にて地域への感謝の思いも込めて、PTA特別企画「秋の夜に浪曲を楽しむ」浪曲口演が行われました。初めに曲師の虹友美先生による「なないろ三味線」、次に虹先生と浪曲師の三原佐知子先生の共演で「母恋あいや節」、最後に三原先生による「私の人生&歌謡」をご披露され、大変盛り上がりました。特に「母恋あいや節」では親子の情愛を歌ったもので、多くの方が涙されました。最後に理事長・学院長先生より、参加された方11人に6階天空レストランの焼き立てパンがお土産として渡されました。(K

浪速中学校 第5回入試説明会およびプレテスト解説会




本日、14時より浪速中学校第5回入試説明会およびプレテスト解説会が行われました。想定を超える参加者数により2会場に分散する形で行われました。理事長・学院長先生は想定を超える参加者数でニコニコと喜んでおられました。(K

海外語学研修最終説明会



本日、128日(日)から1227日(金)の20日間にかけて行われる「浪速高等学校ニュージーランド語学研修」の最終説明会が行われました。理事長・学院長先生より冒頭から英語を交えてのお話があり、「この研修は君たちの人生にとって大きな革新をもたらします!!」、「自分の健康と財産は自分自身で守り、自信を持って頑張ってください!!」と激励されました。また、昨日付けでふくろう奨励金として、今回の費用の一部が法人から21名の各家庭に給付されました。(K

2019年11月29日金曜日

「書いたものにその人の全てが表れる」

私がお願いした内容の要約は「理事長アラウンドから特に印象に残ったものを3点上げ、それについて論評せよ」である。要は感想文と言うか小論文の提出を課したのである。対象者は8名の常勤講師の先生方で、教科、男女はバラバラであるが、基本的に来年4月1日に本校の「専任教諭」として採用すべきとの具申があった候補者である。本校では他校の多くが実施しているような筆記試験などでは採用を決めていない。あくまでに日常の勤務状況の観察と主だった多くのベテラン教諭の意見を参考に選抜していくシステムである。

 

そしてそれらを人事担当の副校長が集約し、私に最終判断を振ってくる。まず「公開授業」をじっくりと見させて貰う。一回やそこらの授業参観で何が分かるかと言われるかも知れないが校長を17年もやっているとそれが分かるのです!その常勤講師のまず「生まれてから今日までの蓄積」、そして教材研究、ICTの使いこなし、声量、求心力、授業を受けている生徒の顔表情などで教師としての力量と将来の「伸びしろ」が分かります。大切な事は伸びしろ、ポテンシャルです。「この人は将来伸びるな」と言った印象はとても大切です。それは熱意と謙虚さ、勤勉さから滲み出て来ます。

 


その次が「小論文の提出」です。2000字以内、A4版1枚に前述したような理事長アラウンドへの論評を書いて貰う。「書いたものにその人の全てが表れる」と言うのが私の考えである。何に今、興味関心があり、それをどのように捉えているかでその人の人間性、人間力、知性、教養その他全てのものが分かると言うと少しオーバーでしょうか?でも私は採用権者としてこの方法で今まで本校の専任教諭、専任事務職員を選んできました。その数は実に今いる専任教職員の80%を超えるのである。

 




今年は8人の常勤講師だから合計3X8=24件のアラウンドが先生方から上がった。小論文を熟読玩味すると「人それぞれ」であることが大変良く分かる。それでも4人の講師の方が同じアラウンドを取り上げている。それは7月6日にアップした「生徒の顔を見るのが好き」のタイトルのアラウンドだった。次は3人の先生が上げているのは3つのアラウンドであった。5月16日「グッドスクール」、10月12日「何でも学校が悪い、先生が悪い」、10月31日「偶には緊張する場面があって良い」である。

 


8人の常勤講師は真面目にしっかりと書いてくれていた。私はそれぞれの先生のお顔を思い浮かべながら小論文を読み下していった。私にとってこれは「至福の時」であった。教科バランスや人となり、潮時を見極めながら最終判断を12月末までには決めてご本人に内々示することになる。ちなみにトップに上がった「生徒の顔を見るのが好き」を抜粋して一部を再掲する。これを上げた常勤講師の先生は生徒を愛し、教師であることに誇りを有していることは間違いない。小論文からそれが伝わってくる。これをピックアップした常勤講師の先生は私に対して「私も生徒が好き、教えるのが好き・・、本校で専任教諭になりたいんです!」と訴えているのだ。まずこの熱量が教師の出発点であろう。


 

8人の常勤講師の内4人の先生が選択した理事長・学院長アラウンド

再掲:「生徒の顔を見るのが好き」  令和元年7月6日アップ

 

生徒の顔を見るのが大好きだ。特にこの時期、すなわち1学期の期末試験が終わり、学校は一部のクラスを除いて授業は午前中で終わり、生徒は夏休みを控えてやはり「ゆっくり、ゆったりした良い顔」をしている。今見る生徒の顔は最高だ、もう私とは孫よりも小さい子供たちが可愛くてならない。学校の校長が味わえる最高の場面だろう。私は期末の後で下校中の生徒に必ず聞くことがある。 

(中略)

このように1学期の期末試験が終わった後の生徒達の笑顔が素晴らしいのだ。今まで私は多くの人から「先生から、木村さんから元気を貰った!!」と口癖のように言われてきたが、私は生徒にこのようにして接することで「元気を貰っている」。だから学校の校長は止められない。

 

中には「変な先生」もいるがそれは社会のどの組織でも同じ事だ。人間社会であるから全て均一で均質ではない。変なのが混じっているから人間社会は面白い。しかし日本全国、学校の先生と言うのは「教科を教えるのが好き」で「是非担任をやりたい」「部活の顧問としての指導が好き」で背景は「生徒が大好き」先生ばかりだと思う。だから教師を続けられるのだと思う。教師を三日、やったら止められないというのは「良い教師の証明」だと思うが、さて皆さんは如何に?

2019年11月28日木曜日

臨時職員会議




本日、放課後に臨時職員会議が中央館職員室にて行われました。理事長・学院長先生から1010()の職員会議で既にご説明されていましたが、重要案件について、今後の方針を教職員の方々にご説明されました。先生はこのような重要問題については教職員に直接説明をされ、説明責任を大切にされています。(K

高天原スポーツキャンパス・クラブハウス棟建築会社決定!!



本日、南海辰村建設株式会社の社長以下、トップの方々が理事長・学院長先生を表敬訪問されました。今回、堺市美原区の高天原(たかまのはら)スポーツキャンパスのクラブハウス棟の同社への建設工事の受注が正式に決定したことを受けて、先生へのご挨拶でした。理事長・学院長先生はどうか生徒の為に良いクラブハウスを造ってくださいとお願いされていました。(K

2019年11月27日水曜日

マスコミの取材は受けない主義・・ただ今日は特別例外??


私は基本的にマスコミの取材は受けない主義だ。その昔は無茶苦茶、受けていた時代もあった。しかしもう年だ。年を取ると何事も面倒くさくなってきた。学校の教職員と生徒に関することだけで「一杯、一杯」であり、外部との接触も余り積極的ではなくなり、元来出なくてはならない外部の公式会議なども副校長に代わって貰って一切出ていない。申し訳ないが許して貰っている。言わば学校内の「閉じこもり」状態である。全精力を学校内部の問題と施設対応に注ぎ込んでいるのだ。

 

今日はその私が産経新聞の取材を受けた。強い要望とその取材の目的に琴線が触れたこともある。この新聞社は現在、東京・大阪両本社共通紙面で南北朝時代の武将・楠木正成や嫡子・正行らをテーマにした「日本人の心 楠木正成を読み解く」を連載しており、その中で「正成らを祀る神社、仏閣」を主題とした記事を展開している。その関連として「教育現場で正成や正行らの精神を重視している」学校の取り組みを記事化できれば、と考えているとの事で取材申し込みがあったのだ。

 
 


 戦後、国立や公立の学校の教育では完全に姿を消した正成や正行たちであるが、その精神を脈々と受け継いでいる私学の一つとして本校に焦点を当てたいとのことであった。本校でどのような取り組みをしているのか、正成らの精神を重んじる理由、現在の生徒たちに伝えようとしているものは、目指す人間育成像は...そういった点でお話をうかがえればと思って来られたのである。この目的ならばお断り出来ない。私は楠木正成公を偉大な日本人として尊崇している。強い想いを抱いているのだ。

 

 今日来校された記者は過日本校の楠木正成公生誕の地、「太平記のふるさと」である千早赤阪村の「多聞尚学館」を現地視察されている。特にこの尚学館での取り組みを重点的に取り上げ、現地の様子、特にこの施設に着目した理由、この場所をどのように活用しているか、21年4月12日の施設開館以来生徒たちにどのような変化があったか、正成公の精神を教育の場でどのように生かしていきたいか等々1時間30分もたっぷりと聞かれた。私もどういう訳か、思い切って存分に存念をお話した。どのような記事になるのか分からないが、取材を受けた後何か爽やかな気持ちになった。本音を吐きだしたからだと思っている。学校長として中々本音でしゃべる機会は少ないだけに今日は自身にとって痛快な日となった。


2019年11月26日火曜日

激励金授与式


本日、激励金授与式が行われました。






 

 

・テニス部

・中学生19

2019 RSK 全国選抜ジュニアテニス大会

・男子シングルス 2C組  遊川 大和(ゆかわ やまと)

 

2019 U-15 全国選抜ジュニアテニス選手権大会

・男子シングルス 3A    永山 寛基(ながやま ひろき)

・女子シングルス  3B    田中 愛美(たなか まなみ)

・女子ダブルス    3C        妃菜(はやし ひな)

         2C    新谷 陽花(しんたに はるか)

 

○第6回全国私立中学校テニス選手権大会

・男子団体戦

 2C組 遊川 大和(ゆかわ やまと)

 2A  寺尾 和樹(てらお かずき)

 2C  北條 聖和(ほうじょう せな)

 1A  吉内 賢汰(よしうち けんた)

 1B  尾谷 空輝(おたに そら)

 1C  窪田 昴史(くぼた あがし)

 1C組 田内 悠雅(たうち ゆうが)

 

・女子団体戦

2C組 新谷 陽花(しんたに はるか)

 2A  井畑 珠望(いばた じゅの)

 2A  江川 萌生(えがわ めい)

 1A  川上 栞奈(かわかみ かんな)

 1A  尾谷 碧彩(おたに あおい)

 1B  下野 澪 (しもの みお)

 1B組 大倉 奏 (おおくら かなで)

 

・放送部

高校生1

○第11回古典の日朗読コンテスト公開最終審査会

3R2組 佐川 健生エルダン(さがわ たけおえるだん)

 

・空手道部

高校生3

○天皇盃・皇后盃第47回全日本空手道選手権大会

 

男子組手競技

3A1組 中村 虎太郎(なかむら こたろう)

3A2  足立 時嗣 (あだち ときつぐ)

3A3組 榊原 十夢 (さかきばら とむ)

 

 

授与の後、理事長・学院長先生は「本校は文武両道の学校である。空手道部はチャンピオンクラブであり、それに続くようにテニス部も力をつけている。また、文化部の放送部が最終審査まで行ってくれたことは非常に嬉しい。」と激励されました。(T

2019年11月25日月曜日

金一封の裏側を直ぐみてしまう!!


1枚目の写真を拡大して見て欲しい。恥ずかしい限りだ。金一封を戴くと直ぐに裏返して金額をみてしまう。昔はこういう癖は無かったのだが、どうも身近な人だったりすると、お礼を言わないといけないので直ぐに裏返して金額を確認してしまう。それは金額の多少で微妙にお礼の言葉も変わってくるからである。それは仕方のない事だろう!通常の儀礼的な受け渡しから、想定を超えた金額の中身とか色々ある。しかし悪い癖だ。改めようと思った。他の写真を探したがもっと酷いものもあった。目が悪いから覗き込んでみているのもあった。額は想定を超える金額でビックリした。

 


先の「天皇陛下御即位奉祝大阪府民提灯行列」において先導を切って本校吹奏楽部の面々が行進曲を演奏したのだが、この奉仕に対して実行委員会の幹部、大阪府神社庁、日本会議大阪の方々が4人も来校されて「金一封」を戴いたのだ。どうも私が今回の行進曲演奏に当たって新しく楽器を揃えたのに400万円もかかったと言ったことが頭に残っておられたとしたら申し訳ないことだった。

 


しかしお礼の意味はそうではなかった。お越しになった皆さまは「素晴らしい演奏」「素晴らしい立ち振る舞い」「凛として元気が湧いてくるような中味」等々と激賞を述べて下さり、あの演奏が無かったらあれほどの盛り上がりもなかったとまで言って下さった。併せて記念品として生徒さんお一人お一人に名前の入った記念のボールペンを、今至急に作らせているところだとも言って下さった。本当に嬉しい限りである。


 


戴いたお金は吹奏楽部に還元してやりたいと思う。明年4月には現時点で入学者の中で吹奏楽部への希望者が膨れ上がると聞いている。楽器が不足するのは「見え見え」なので、M理事や吹奏楽部担当でもあるN副校長の意見も入れてその時の楽器の購入代の一部に充てようと考えた。しかし嬉しい手応えである。楽器を用意し専用練習場を作れば入学者は増え、このような外部での活躍もしてくれるようになるのである。このような投資こそ「活き金」を使うことだ。今後とも心して行きたい。

2019年11月21日木曜日

「蒼古の魂を揺り動かした提灯行列」 :凛とした本校吹奏楽部の演奏

通常余り使われていないが「蒼古(そうこ)」という言葉が有る。蒼枯とも書く。意味は「古色を帯びて、さびた趣があること、古びていて深みがあるさま」を言う。人間、時には「蒼古に還る魂」を取り戻す機会を得よと今朝の産経新聞の正論欄で文芸評論家の新保祐司先生は寄稿されている。確かに「我が意を得たり」の心境である。ここ最近の私は生徒に対して校長講話等、あらゆる機会を使ってどれほど「我が国の蒼古」を語って来たことか!

 

生徒には繰り返し語って来た「即位礼正殿の儀」「祝賀御列の儀」「大嘗宮の儀」の意味と意義、そして昨日の大阪実行委員会主催になる御即位奉祝の御堂筋「提灯行列」で益々新時代「令和」が始まったと感じた。両陛下におかせられてはこの11月27日に橿原市の神武天皇陵を参拝されると報じられているが、126代となる新帝のこの行幸こそ我が国の初代天皇である神武創業の魂に還られるということである。我々は校歌とは別に学校法人曲として神武天皇創業の物語として名高い信時潔作曲、北原白秋作詞のカンタータである「海道東征」を吹奏楽に編曲し「海道東征 浪速」として事あるごとに演奏し、この5月には橿原神宮にて吹奏楽部は奉納演奏を行った。

 

そもそも天皇の即位を祝う提灯行列は、学生が提灯(ちょうちん)を高く掲げて行進する光景で、1928年(昭和3)年11月、昭和天皇の即位を祝って、東京の皇居前で行われた提灯行列の写真が残っている。京都御所で即位の礼が行われたこの時、昭和という新しい時代の幕開けを祝って、全国各地で祝賀行事が催された。提灯行列は、戦前の日本では大小さまざまな名目で行われていた。起源については諸説あるが、たいまつや花火を手にした人々が列をなして行進する欧米での祝賀行為に影響を受けて、学生や学校が実施したのが始まりとみられている。

 

昨日の御堂筋提灯行列も振り返ってみれば「蒼古の魂」に触れるものだった。この提灯行列こそ蒼古の我が国の魂を呼び起こすものだとも言える。「天皇陛下万歳」「皇后陛下万歳」「両陛下万歳」「令和新時代万歳」の繰り返された万歳三唱こそ、何事にも代えがたい「我が国の形と心」を揺り動かし、覚醒を促すものだった。本校の吹奏楽部員は「凛として」、「乱れず」「堂々として」素晴らしい演奏を奏でてくれた。





 


 

私は強く思った。昨日参加してくれた吹奏楽部員に一刻も早く、感謝を伝えるべく集まって貰い、「奉仕料」として学院神社の大神からの「直会」の品として「◆000円のクオカード」と浪速ベーカリー「焼き立てパン3個の引換券」を手渡した。音楽監督のY先生にはストックホルムのノーベル博物館で購入したネクタイをプレゼントした。橿原神宮への奉納演奏と言い、今回の行進曲の演奏と言い、その素晴らしさに私は何かを生徒達にしてやりたい気持ちが抑え切れなかったのである。神社神道の精神を根本に据える学校としてパレードの先頭に立ち「日本と言う国の蒼古の魂の行列を彩ってくれた生徒を誇り」にしている。今日は「一戦(ひといくさ)終わって」嬉しくてならないのである。生徒も「やったー!」と心の中で叫んでいることだろう。





2019年11月20日水曜日

天皇陛下御即位奉祝・御堂筋「提灯行列」





本日、18時より天皇陛下御即位奉祝・御堂筋「提灯行列」が行われました。参加者数は4,200人を超え、想定を遥かに超える人数となりました。したがって、手に持って歩く提灯が足りなくなったそうです。本校吹奏楽部による演奏で大阪市役所前から難波までパレードが行われ、大変盛り上がったイベントとなりました。(K


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