2019年6月26日水曜日

美原スポーツキャンパス・設計打ち合わせ




理事長・学院長先生にとって、今最大の懸案事項は堺市美原区のスポーツキャンパスのコンセプトデザインを決定することです。最近では集中して設計会社さんと打ち合わせをされています。ようやく基本デザインが定まり、今後は具体的な設計に入る段階です。工事は秋口には始まる予定で、最終完成は令和3年春でしょうか。サッカー、ラグビー、アメリカンフットボール、陸上競技トラックが整備され、クラブハウスも本格的なもので「東京オリンピック記念:浪速八咫烏総合競技場(仮称)」か「大楠公顕彰:平尾城址総合競技場」と先生はこの施設の名称を色々と考えておられます。尚トラック周辺は全て「梅の木」の植樹にすることは既に決定されました。それは、新元号の令和が梅の木に由来しているからだそうです。(K

京都伊三郎製ぱん・滝下信夫社長来校



本日、京都伊三郎製ぱんの滝下信夫社長が理事長・学院長先生を訪ねて来られました。先生は、5月下旬から本校の天空レストランで販売している伊三郎製ぱんの人気が凄く、好評であることを述べられました。また、先生は「部活動をしている生徒の為にパンは大きく出来ないかなぁ。何か工夫したパンは出来ないかなぁ」と色々なアイデアを社長に提案されていました。(K

ワンピース姿の女子生徒登校



本日、阪和線の遅延によりスタートが遅れましたが、昨日のワンピース授与を受けて、中学1年生の女子生徒がワンピースを着用して登校しました。理事長・学院長先生は「おぉー凄くいいねー!6月・7月・8月はこのワンピースを着用して過ごしてくださいね。」と述べられ、女子生徒は非常に笑顔で喜んでいました。その後、理事長・学院長先生とM中学校校長先生と一緒に学院神社を参拝されました。(K

2019年6月25日火曜日

河内長野市長来校




今日の16時に河内長野市の島田智明市長が、理事長・学院長先生を訪問されました。市長は201683日から現職で、49歳の働き盛りの政治家ですが、前職は神戸大学大学院経営学研究科准教授でした。志を立て政治家に転身され今日に至っておられます。市長は時々本校に見えられ、理事長・学院長先生と親しく懇談され、アイデアなど何かと意見を求めておられます。(K

ワンピース授与式




今日は待ちに待った中学1年生女子生徒12人の為の「ワンピース」が出来上がりました。理事長・学院長先生とM中学校校長先生は放課後に生徒11人に手渡しされ、明日の朝、揃って学院神社にお詣りしようと話されました。また、これは「新たな試み」なので協力してくださいと生徒たちにお話しされていました。明日から2500人超の生徒の中に12人のワンピース姿の女子生徒がいる光景になります。(K

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浪速中学校Schoolwatch

神道青年会役員来校




今日は大阪の神道青年会役員の宮司様6名が、理事長・学院長先生を訪ねて来られました。この組織は、神社本庁に包括される大阪府下神社にご奉仕する満40歳以下の青年神職により構成されております。神道に関わる自己研鑽・会員交流は勿論のこと、神社界以外の皆様への神道教化活動や東日本大震災復興支援活動等、様々な事業に取り組んでおります。今日の来訪の目的は、本校の体育館を会員の親睦会の為に、8月に1日借用したいとの事でした。理事長・学院長先生は即座に了解を出され、神職の方々は体育館を見学されました。帰りには先生からお土産として、焼き立てパン10個入りがそれぞれに渡されました。皆さん、大変大喜びでした。(K

2019年6月24日月曜日

女子空手・清水希容選手来校




本日、全日本空手道選手権大会「形」の6連覇を達成され、数々のタイトルを獲得されている空手界で有名な清水希容選手が理事長・学院長先生を訪ねて来校されました。清水選手は先生と楽しくご歓談された後、ツーショットの写真を笑顔で撮られ、「東京オリンピックで金メダルを獲ってください」と激励されました。(K

天空レストラン給食会社役員来校



4月より6階天空レストランの給食会社が代わられた事を受けて、本日、代表取締役社長以下3名の方が理事長・学院長先生にご挨拶に来られました。先生は「短い期間でここまでの成果を出してくれてありがとうございます。」、「今後とも継続して頑張ってください」と御礼と激励の言葉を述べられました。(K

2019年6月22日土曜日

「フェニーチェ堺」


来年度の芸術芸能鑑賞会の会場は「堺市民芸術文化ホール」に戻す。別称は「フエニーチェ堺」と言う。昔の名前は堺市民会館だったと思うが改装により「カッコ良い」名前に変更したのだろう。フェニーチェは、イタリア語で確か「不死鳥」の意味だが、何でフェニーチェ堺なのか、これは良く分からない。恐らくイタリアの有名な歌劇場の名前を模倣し、愛称として市民に親しみを有して欲しいとの願いが有ると思える。6年間も工事期間が有り、「八尾プリズムホール」を借りて行っていたが、学校から遠いのであらゆる面で不便だったしコストも余計にかかった。

 


しかし来年度からは良いところで鑑賞会が出来る。ただ客席は2000席と言うから現在の2500人の生徒ではやはり午前午後の2回公演になるが、これは仕方がない。聞くところによると音響効果なども素晴らしいらしい。課題は「何の演目にするか?」である。誰も会場をまだ見ていないが、先に日程を抑えるか、演目を決めて日程を抑えるか、難しい判断だが私は「先に日程を抑えるべし」とした。生徒に鑑賞させたい演目とグループは検討すればまだ色々とあると思うからだ。会場は抑えたが日程が合わず、演ずるグループがないということは無いだろう。

 





とにかく私はこの芸術芸能鑑賞会を重要視している。昔は芸術鑑賞会の名称だったが芸能を付け加えた。今でも殆どの学校は芸術鑑賞会の名称だと思う。クラシック音楽などの芸術性を優先するだけではなく、日本古来の伝統芸能は生徒にとって極めて有意義なものだと考え、そのようにした。ちなみに私が着任して以来の演目を記録して見た。こうしてみると芸能分野が実に多い事に今更ながら気付いた。これは多分に校長たる「私の好み」も反映されているに違いない。生徒は3年間で3つの演目を鑑賞できる。これは生徒の心に豊かさ、幅の広さをもたらしていると思う。さて本当に来年は何を持て来るか、幅広く教員の意見も聞いてみたいと思う。私個人としては「地唄と日舞」が良いかなと思っているが・・・。

 
 


年  度            演  目                        会  場

平成19年(2007年)演劇「最遊記」劇団ひまわり                 堺市民会館

平成20年(2008年)「浪曲」美原佐知子・菊池まどか・春野恵子    堺市民会館

平成21年(2009年)インフルエンザ大流行のため中止          堺市民会館

平成22年(2010年)「津軽三味線+和楽器」金三郎・銀三郎+独楽   堺市民会館

平成23年(2011年)「文楽」文楽協会                         堺市民会館

平成24年(2012年)演劇「ふることふみ~古事記~」劇団自由人会  堺市民会館

平成25年(2013年)演劇「ラリー~ぼくが言わずにいたこと~」

劇団TEE東京演劇アンサンブル堺市民会館

平成26年(2014年)演劇「知覧のさくら-未来の僕たちへ」

劇団自由人会  八尾プリズムホール

平成27年(2015年)精巧大型人形劇「三国志」-総集編- 

劇団影法師        八尾プリズムホール

平成28年(2016年)狂言 「萩大名」・「棒縛」 和流 三宅狂言会  
八尾プリズムホール

平成29年(2017年)寄席 落語・英語落語・色物 
  桂福団治・桂かい枝・笑福亭たま・三増紋之助   八尾プリズムホール

平成30年(2018年)第一部:「韓国民族舞踊および伝統打楽器演奏」

(建国中学校・高等学校 伝統芸術部)

第二部:浪曲 新曲「楠公桜井の訣別」
作者:芦川淳平、浪曲師:五月一秀、曲師:沢村さくら 八尾プリズムホール

令和元年度(2019年度)ミュージカル「ジパング青春記」劇団わらび座 
                        八尾プリズムホール

 

2019年6月21日金曜日

「さあ、何でも持って来い、やったるで!」







今後の世の中を生き抜いていく力は「何でもこなせる」という力ではないか。「さあ、何でも持って来い!!やったるで!」と言う事の出来る人は素晴らしい。少子高齢化の日本だ。「一人何役もこなせる人材」は宝物である。これらは元々特別な才能が必要ではない。「柔軟な生き方」「学ぶ姿勢」「精神的な強さ」「新しい事を体験できることを喜び」とするかどうか、「心の受け止め方」だと思う。自分の事で甚だ恐縮だが私は、「変転目まぐるしく」仕事が変わった。そして与えられた環境で努力をして極めて短期間で人の何倍もの成果を残したと自負している。それが私の来た道だ。


 


その道一筋のエリートで遇されて来た訳ではない。いわば雑草みたいなものだったが、雑草は強い。変化にも柔軟であり、踏まれても風に吹かれても根は張って頑張っている。学校の教員はエリートであり、環境変化に極めて弱い。自分の教科、もうそれだけが全てである。柔軟性がない。確かに毎日、又社会の何処でも「先生、先生・・・」と言われていては、「そのようになるわなー」と幾分の同情もある。従って教員がマルチタレントになる為には自分の専門の教科の腕は当然として、次に「まず担任業務で生徒と保護者にもまれ」「分掌業務で教員間の横の繋がりを味わい」「部活動で自らの精神を鍛え」、とにかく、頭を低くし「死ぬまで学ぶ姿勢」を維持することだ。

 


私は「マルチタレント」を高く評価する。従って事務室の人材は意図して「多能化」を進めている。事務室勤務で「私はこれだけしか出来ない」というのは願い下げである。事務がしっかりしてれば学校は上手く回転し、見た目も美しい。私は着任以来事務室勤務員のローテーションを図って来た。同じ事務室内に留まらず、教務補助、理科実習補助、入試広報勤務ととにかくフィールドが広い。これらは全て女性勤務員である。確かに女性は男性に比べて柔軟であり、環境の変化に強い。素晴らしい事だ。とにかく本校の事務の女性陣は粒が揃っている。今年又素晴らしいポテンシャルを有した女性事務員が来てくれた。大いに将来を楽しみにしている。この人の書いた感想文を以下に。ほぼ100点満点の感想文だった。



 

「本校に勤務しての感想と所感」

 

多様な業務に共通する大切なこと

○○○ □□(事務職員・教務助手・図書館助手)

 

 初めての学校勤務で不慣れなことも多いですが、その中でも“生徒や先生をサポートし役に立ちたい”という芯を持ちここまで勤務してまいりました。担当している業務内容としましては、事務・教務助手・図書館助手です。それぞれ違った場所での業務となりますが、目立つわけではないけれども縁の下の力持ちであると実感しております。

 

 事務では、主に電話応対・給与・奨学金等を担当させていただいております。求められることは、効率良く裁くと同時に、ミスのない確実な処理能力です。5月中は奨学金を一人で担うこととなり、細かい重要書類の確認やそれに関する保護者の電話対応が多く、大変さを実感いたしました。不明点は先輩職員に確認を取り、明白にしながら進め、期日には全員の書類を揃え提出できました。しかし、生徒が数日間書類を持ったままの事態等もありましたので、一歩先を見越し、うまく情報の伝達ができるように工夫することが今後の課題であります。

 

 次に、教務助手としましては、試験問題や出席簿の管理、転学する生徒の転出書類等幅広い業務を行っております。最初は教務助手のイメージが湧きませんでしたが、視野を広く持ち、様々な先生方とのコミュニケーションが大切であると心底感じます。また、単なるサポートだけでなく、それぞれの想いも汲み取り、物事が効率よく、気持ちよく進められるようにサポートするものであると、先輩職員の姿から窺えます。現状では、先輩職員の業務をお手伝いする、という形ですので、特化した武器を持つことで私にしかできない仕事を任せていただけるように努めてまいります。

 

最後に、司書資格を持っている為、図書館助手も務めさせていただいております。学生の頃に目標としていた、学校図書館で働くという夢が実現でき大変光栄に思います。具体的には、年次処理や蔵書点検、または多読授業の補助等を実施しております。時間の都合上優先できていない部分がありますが、何度も通いたいと思えるような図書館づくりに努めます。

 

本校の様々な部署で業務させていただき、沢山の知識やスキルが身についているのを実感し、各業務のやりがいを感じております。各業務を行う中で、昔から続いている方法だけでなくもっと良い方法を探りながら、思い込みをせず常に柔軟な発想で物事を見ていくことが大切であり、実行する力も養っていく必要があると感じます。また、各部署の関わりが増えるにつれ、教職員の方々の献身的に業務に取り組む姿を目の当たりにし、自分自身も真摯に業務に向き合う姿勢を身に付け、信頼される職員になれるよう努めます。自分自身が成長できる場を与えてくださる環境に感謝をし、柔軟な発想での工夫や、臨機応変な対応ができるよう、これからも精進してまいります。

 

2019年6月20日木曜日

「度し難し」


「度し難い」とはこういう事を言うのであろうか。元々仏教から来る言葉だが、今では「程度の悪さ」を表現している時にも使われている。読み方は「どしがたい」だが、どうしようもない、救いようがない、といった意味合いの表現だ。私は通算16年間校長をしているがこのような教員は初めてだった。まことに以て度し難い。常勤講師として4月1日に着任して4月16日に突然辞めるときた。本校は4月15日が給与支給日で、振り込んだ翌日に電話だ。それも直接本人ではなくて代行会社を通じてだった。人事担当の副校長が血相を変えて私の部屋に飛び込んで来た。そして、その後退職届が送られてきた。

 



全ての教科の授業担当教諭が決まり、「さあ、やるぞ!」と順調に滑り出した時に大切な教科の教員が一人抜けた。とにかく授業に穴を空ける訳には行かないからあらゆる手段でコストもかけながら教員を手配した。新しい教員が決まるまで、今いる教員の応援もお願いしてだ。当方から契約書に記載されている住所を訪問するも「応答はなく雲隠れ」である。そうしていたら「未払い分の部活動指導手当てを振り込め]と手紙が来た。これにはさすがの私も許せなくなった。「まあ、若いのだから、中にはこういうのも居るわな」と思っていたが、私は下記のような手紙を弁護士と相談し、内容証明で送付した。

 
 


そうすると、驚くなかれ、早速振り込みがあった。世間知らずの勝手し放題、我儘が今まで通って来たのだろうが、そう行かない。大の大人が契約書を交わすと言うことは、大変な事で契約書違反は看過出来るものではない。損害賠償請求が出来る話だ。今日の職員会議で私はこの事例に触れて常勤講師の先生方に気を付けて欲しいとお願いした。再度契約書を読み返して欲しいのだ。辞めたいと言う気持ちを変えて貰う気は全くない。人それぞれに道はある。ただ事前の通告が必要である。ルールは守って欲しい。


 

平成31年4月23日

常勤講師 ○○ ○○ 殿

 

このたび貴殿から郵送された「退職届」及び関連文書一式を受け取り、貴殿の意思を確認いたしました。このような文書が届いたとことに当方は誠にもって驚くばかりであり、また甚だ遺憾であります。

貴殿は合理的な理由を示すことなく労務の提供を明確に拒否されておりますが、上記文書をもって当方は貴殿の退職を認めることはできません。まずもってそのことを通知いたします。

本来であれば、対面して直接話をしたいところでありますが、貴殿が対面を望まず、このたびのような手法で意思表示されたので、当方も封書にて連絡いたします。

 

本学院の就業規則第11条において、貴殿が依願により退職する場合を定めており、原則として30日前までに「退職願」を提出し、当方の承認を得なければなりません。やむを得ない事由がある場合であっても、14日前までに提出を要します。

また、期日までに退職を願い出たとしても、当方が承認するまで従前の職務に従事し、業務を後任者に引き継がなければなりません。

貴殿は一方的に退職の意思表示をおこなっておりますが、法人と貴殿の間の契約の終了は、4月16日の代行会社からの電話を意思表示と考えても、翌日の4月17日から起算して14日の経過、即ち4月30日の経過を以て生じるものであり、4月30日迄の間は、貴殿との雇用契約は有効であります。

これを踏まえて、貴殿が出勤をおこなっていない行為は、「欠勤」であるということを、あらためて認識してください。

 

貴殿の行為がもたらした現状において、貴殿の担当授業を代行する■■科の先生方に大きな負担を強いており、何よりも生徒に対しても迷惑をかけていることは、軽率、身勝手極まりない無責任な行為であると言わざるを得ません。

 

したがって、当方は貴殿に対し、上記欠勤に対する清算として、次の金額を請求いたします。

欠勤期間(4月16日~4月30日)の減給分及び通勤手当額 …請求金額○○○円

  請求金額 〇〇〇円  

 上記は、欠勤期間による給与及び通勤手当の日割り精算額であります。算定根拠は別紙を参照ください。上記については、支給日こそ15日ですが、言わば給与1ヵ月分、通勤手当に至っては6ヵ月分の先渡しでありますので、清算を要するものです。

したがって、4月16日以降欠勤している貴殿には、支給額その全てを手にする権利はありません。労務の提供なくして対価を得ることを主張する都合勝手な理屈は通用しません。

上記の請求金額を全て、次に指定する銀行口座へ速やかに振込んでください。

振込期限は4月26日(金)といたします。

*銀行支店名 … XXX銀行 △△支店 

預金科目  … 普通預金 

口座番号  … No.・・・・・・・  

受取口座名 … 学校法人浪速学院 (ガッコウホウジン ナニワガクイン)

上記の請求は、当方が大阪府から認可を受け、税金を財源とする補助金を受けている学校法人として、規定に則った適正な手続きによるものであります。

当方は上記の請求金額の回収を決して諦めません。1円たりとも妥協いたしません。必ず全額回収する決意であります。

 

万が一、振込期限4月26日(金)までに振込みが無き場合は、顧問弁護士との全面連携体制で、法に基づき厳正に対処いたします。

尚、貴殿が当方と直接対面することを望むならば、いつでも応じます。

 

以上、本書を確認の上、賢明な判断をなされることを通知いたします。

学校法人浪速学院 理事長・学院長  木村 智彦