2024年5月31日金曜日

大学キャンパスツアーと新校舎設計工事打ち合わせ

 高校3年生の大学進路先の最終決断の時期に差し掛かった。行ける大学から行きたい大学に行って貰いたい。今日は高3受験生の中でも国立大学や難関私立を目ざしている生徒が「志望する大学へのキャンパスツアー」に出掛けた。バス9台で9方面、勿論高校3年の担任で今日授業の無い教員や進路指導部員が同乗している。最も遠方は鳥取市の鳥取大学である。このツアー参加者は14人であり、8時に学校を出て17時には帰着の予定だから日本も狭くなったものだ。私は出発前のバスに乗って受験生を声高に激励した。希望の大学を見たからと言って入学は出来ない。束の間のバス旅行ではない。正門に建ち、大学の校地に足を踏み入れ、浪高卒業の先輩の話や大学側の話を良く聞き、「よし、絶対にここに受かるぞ!」との強い覚悟と最後の努力を誓って無事に帰って来い!」と言うと、全員が揃って「はい!」と応えてくれた。 



生徒を送り出した後に新中学校棟の建設を請け負っている南海辰村建設さんの設計陣と工事課長さんが入って来て、打ち合わせを持った。今建物全体の外郭の工事と内部の詳細設計が同時並行で進んでおり、丁度今は2階のエレベーター出入口、職員室、応接室、そして校長室周辺の「この校舎の最も花形場所のレイアウト取り合い」の山場であり、色々と意見を出しながら「ベストな選択」を関係者で決めて行った。私の執務室で図面を相手に議論し、その後現場にて目で実際のイメージを膨らませて最終決定していくのだ。今後このような場面が増えてくるだろう。私の建物作りの根底は意匠性と機能性である。しかし今日現場に立ち、正面玄関のエレベーター部分に立った時に、間違いなくこの建物は驚愕の校舎になることを確信した。何が驚愕かって?意匠性、豪華さ、機能性、今日性、全てに亘って今まで見たことのない外観と中身が出現するだろう。



2024年5月30日木曜日

破顔一笑

 「破顔一笑」という言葉がある。これは「大笑い」を指す言葉ではなく、単純ににっこり笑う様子をあらわす熟語だと言う。「顔が破れる」と書くから、相好を崩して大笑いするような印象があるが、実際は「破顔」は顔をほころばせること、「一笑」は軽く笑うという意味だと辞書にはあるが、「本当かな」と思ってしまう。顔が「くしゃくしゃ」になる位笑うのが破顔ではないのか?昨日、評議員会で令和5年度決算が承認され、その後の理事会まで私の顔はあらゆる場面でほころんだ。大笑いに近い破顔だった。「足掛け3年」、即ち開校100周年前の令和4年度、そして当該年度の令和5年度、そして4月からの令和6年度の順調なスタートを見て、まさに内心の心配を吹っ飛ばし、全てが大成功裏に終わったことが「破顔一笑」となった。別に私は「笑わん理事長」ではないが、ここまで会議で笑うのは珍しいことだ。 



しかしこのにんまりも昨日で終わった。昨日の会議で私は「区切り」をつけて冒頭次のように資料で説明した。令和6年5月理事会資料の冒頭のトップ14行に自分に言い聞かせるように以下のように書いた。                  

学校法人 浪速学院 浪速高等学校・中学校

      法人経営と校務運営の理事長による総括報告

1. 令和5年度の理事長・学院長による総括報告

(1)  「開校100周年正史・・夢の軌跡」を発刊(巻4分冊で構成)

令和5年4月30日の開校100周年奉祝祭他一連の事業を完全に網羅し、多くの方々からご寄稿頂いた記念のお言葉を入れた「4分冊」になる100周年記念誌を1年後の令和6年4月30日に発刊した。これには浪速学院100年の栄枯盛衰、人の歴史、事績の歴史が凝縮しており次の100年、後世、後輩に伝え継ぐ伝記である。後日関係者に配布する。

(2)  令和6年度以降の捉え方・・・「NANIWA NEXT100」・・・6年をその元年として

昨年度4月30日の開校100周年記念関連事業を見事な形で実行し、草創期以来の先達にご報告出来た。今後は「浪速100年の歴史は過去形」として捉え、新たな次の100年に向って前を見詰め、令和6年度から歩を進めている。過去は過去、未来は未来として、「今を一生懸命に」取り組んで参る。 

人間は愚かな生き物で大きな成功体験から何時までも逃れられないことは歴史が今を生きる者に見せつけている。逆に「失敗から学ぶ」事の方が多い。時代の変化が急激で要因が複雑にからむ今の時代、10年、20年は最早「大昔」と捉えたほうが良い。「20年間の浪速改革の成功体験は既に過去のもの」であり、「アァやった、こうやった」などと昔話はもう良い。我々は次なる目標に向かって「今を一生懸命やる」しかない。私は昨日この事を役員や管理職に伝えたのである。

2024年5月29日水曜日

令和5年度決算 公認会計士の講評

 今日は予定通り「5月評議員会、その後引き続いて行われた理事会の日」であった。「決算理事会」と言われ、企業でも経営側が年度決算を締めて確認し、それを「取締役会」「株主総会」にかけると言う手順があるが、これに似たように学校法人でも令和5年度の決算を評議員に全てを開示して「承認」の手続きが重要である。この後は後日監督官庁の大阪府私学課に決算書類を持参しご報告申し上げ、最終的に広く府民に開示すべく「学校の公式HPにアップ」する。決算書類他を詳しくご説明し、満場一致で本日の提案課題は全て承認された。決算は理事長の1年間の勤務成績の評価と言っても良く、私は素直に安堵し、今の状況に身を置いていることを喜んだ。「何処が良かったのか?」、自画自賛、手前味噌で自分で自分を称賛しても仕方がない。今日の会議にご出席頂いた、ここは公的に私学法で規定されている「公認会計士」の先生の総括を以下に転記致したい。


 

監査報告(理事会) 令和6年5月29日 

公認会計士の〇〇です。いつもお世話になっております。

浪速学院様の令和6年度の高校入学者数966名で大阪府94校中1位の快挙、誠におめでとうございます。 

まず、監査の結果、令和5年度の学校法人浪速学院様の計算書類は適正である旨をご報告申し上げます。 

令和5年度の計算書類をご覧になってお分かりと思いますが、計算書類から「借入金明細書」が無くなっています。令和5年度の1年間借入金がゼロ、無借金経営であったためであり、「超優良財務体質の証拠」であります。(中略)

また、学校法人の財務分析で代表的な比率を2つ紹介します。

一つは人件費比率であります。人件費を経常収入で割って算出します。令和5年度の浪速学院様の人件費比率は驚くべき○○%になっています。学校法人の人件費比率は60%であれば優秀であると言われていますので、浪速学院様の収益力の高さは人件費比率の低さにあると言えます。適正な人事考課、適材適所、働き方改革等に人事政策の賜物と思われます。

また、今年4月に株式会社浪速教育振興(NEP)が設立され、教育関係者の資質向上等を目的とした会社であり、今後その効果が期待されます。 

もう一つは純資産構成比率であります。純資産を総資産で割って算出します。令和5年度の浪速学院様の純資産構成比率は95%であります。50%以上が望ましいとされていますので、驚異の高い数値で借入金等の他人の資金がほとんどない「超安定性の高い学校法人」と言えます。 

このように、浪速学院様は収益力や安定性から全く問題のない学校法人であります。

令和6年度には新中学棟NS館が完成し、本年は新中学校用の建設が進められており、中高一貫体制により益々発展されんことを祈念してご報告とさせていただきます。











2024年5月27日月曜日

監事監査「火付盗賊改役 長谷川平蔵」こと、”鬼平”がやってきた!

 「恐れ知らず」「怖いもの知らず」などの言葉があるが、同じような意味である。余り良い感じの言葉には思えない。自信に満ち、無鉄砲で、何物をも恐れないこと、また、その人を言うが、私もその昔、若い時分には偶に上司から言われた事があるが良い感じではなかった。イメージがそうだったのだろう。私は逆に臆病者であったから何とか今日まで生き延びて来たのだ。木村にだって怖いものはある。今日がその怖い日であった。まぁ、恐れおののき、「ビビッ」ていたようなことは全く無いが、私学の理事長にとって最も緊張する日が私学法の定めるところの「監事監査」である。その監事監査が今日、29日の理事会に先立って行われた。監事は理事の業務執行を監査する機関であり,学校法人の管理運営を適正に行うために極めて重要な役割を果たすものである。民法第1編第2章に定める法人においては,監事の設置は任意事項とされているが,学校法人については,学校法人がその公共性を担保し,学校経営主体としてふさわしい法人となるよう監事を必ず2人以上置かなければならないとなっている。本校もお二人である。 


監事の職務は,①学校法人の財産の状況を監査すること,②理事(理事長を含む)の業務執行の状況を監査すること,③学校法人の財産の状況又は理事の業務執行の状況について監査した結果不整の点のあることを発見したとき,これを所轄庁又は評議員会に報告すること,④報告をするために必要があるとき,理事長に対して評議員会の招集を請求すること,⑤学校法人の財産の状況又は理事の業務執行の状況について,理事に意見を述べることが私立学校法に掲げられている。「財産の状況の監査」とは,法人の帳簿,書類を閲覧・調査し,現金,有価証券,債権,不動産等の資産や負債についてその状況を調査することを指し,理事等に対し財産の状況について報告を求めることも可能とされている。要は「監事監査とは学校に関する事、全て」だと考えて良い。言って見れば、私立学校版「鬼の平蔵」こと火付盗賊改役の長谷川平蔵が監事役であるとも思える。今日その鬼の平蔵が開校100年目の令和5年度の決算状況について監査の為に学校にお越しになった。

 


しかし、本校では鬼の平蔵を恐れる事は全く無い。逆にドンドンお越しいただいて査察をして欲しいと思う。私の基本的考えはしっかりと「コンプライアンス」の精神を持ち、「隠蔽」をせず、何事も包み隠さず、全ての数値を「オープン」にすることで監事監査も、公認会計士の監査も、たまにある「私学課の現地調査」も胸を張って受けることが出来てきた。「全ては数値が物語る」が私の格言である。数値が悪くなると「いじって」数値を良く見せようとするのが人間の悲しさだからである。そして私の自慢は監事に私が説明するのではなくて冒頭の概要説明の後は退出して後は残った管理職を含めた教職員が直接資料を用意して説明することである。こうすることによって監事はトップの言葉だけではなくて一般の非経営側から話が聞け、又教職員も監査と言う行為の学習になる。むしろこちらのメリットの方が大きい。今日も今まで以上にお褒めの言葉を頂いた。「完全無欠な決算」「教職員の頑張りが凄い」との講評であった。「鬼ならず佛の平蔵」であった。次は29日の理事会・評議員会で同じように私は評議員に対してご報告しなければならない。




2024年5月25日土曜日

株式会社TAPさんの幹部と話したい!

 「株式会社TAP」と言う良い会社がある。何をしている会社と問われれば「システム開発事業」と「教育支援事業」を生業としている会社で、新進気鋭の成長株だと私は感じた。公式HPには「おっ便利!」と思っていただけるような、業務効率をよくするサービスを開発しているのが、システム開発事業で、生徒、学生の進路への「不安」を「楽しみ」に変えるため、体験授業やガイダンスを行なっているのが、教育支援事業とある。この「便利な会社って言うのが素晴らしい」と思う。この会社とお付き合いを始めたのは今の中学校校長の西田先生が進路指導部長の時代だった。あれからもう十何年も経った。私は今日、進路指導部が主催している高校3年生の為の「進路ガイダンス」を視察して「ピンッ!」と来るものがあり、早速高校教頭に早急にTAPさんの幹部にお会いしたいので段取りするように指示を出した。 


今日の進路フェアは学校と堺地場産業振興センターとの2カ所で同時並行で進み、そのいずれの個所でもTAPの社員さんは明るく、感じよく対応してくれていた。大体人件費削減には少数でやりがちだがTAPさんは違った。「人員の大量投入」であった。これは人的資源の逐次投入よりか大量同時投入の方が戦果は大きいと言われている具現であった。これに私は気を良くした。このような会社の幹部と先々の事について意見を交わしたくなったのである。目標は当然「2学期からの学校5日制」に関して「土曜日を如何に有効に活用するか」をTAPさんと話してみたくなったのである。土曜日には正規の授業はしないが「アクティブな企画」は必ず生徒の為になるし、教職員の働き方改革にも繋がる話だ。例えば今日の進路ガイダンスも一日集中にせず、「年間で分散」するのも一手である。特に英国数の「特別講義」が良かった。何時も学校の先生とは一味違った切り口の講義は新鮮であり生徒には好評である。 


しかし、「ビジネスの種」は何処にでもあるなと思った。当初の規模はまだ小さかったTAPさんは本校の成長と共に大きくなり、今や名古屋、東京に拠点を持ち、全国の大学と連携し、当方みたいな大きな私立高校と結び付けてくれる業務をしてくれている。来週行われる地方国立大学へのキャンパスツアーも全て安心してTAPさんにお任せしている。少子化の進展で大学も高校も厳しい時代を迎えつつある。このような時代に「双方のニーズ」を結びつける「境界ビジネス」の成功例ではないか。私は是非「TAPさんと組んで何かを仕掛けて」見たくなった。今日も生徒は目を輝かせながら大学からの講演に聞き入っていた。「行ける大学から行きたい大学」に行って欲しい。別に偏差値の高い大学を出たからと言って必ずしも人生の成功者とはなり得ない。自分を鍛え、やりがいのある生涯の仕事をやり切る為に高校はもっと幅の広い進路ガイダンスを「繰り返して展開すべき」だと今日は改めて考えさせられた。一回こっきりのお祭りではなくて私は高校生が大学、その後の将来について考える、このような機会を多く持ち、「じわじわ」と染まっていくのが見たい。形を変え、やり方を変えていく進路指導部長は大変良くやっている。



2024年5月22日水曜日

立派な専任教職員を目指して欲しい!!

 







今日は41日以来の職員会議がありました。最近の本校はNETICT環境が充実しており、全員で揃う機会の頻度は少なくなりました。情報は全て時々刻々と全員で共有されているからです。冒頭、理事長・学院長先生は20日の歓迎会と慰労会の大成功について言及されました。そして先生からは正式に令和7年度入試問題作成と試答の担当教諭の発表がありました。その後、飯田高校校長先生からは11月の海外修学旅行の付き添い教員の発表もありました。職員会議に先立ち昨年4月に専任教諭に採用された6名の先生方から「研修報告」があり、理事長先生からお一人お一人に対して好意的な講評がなされました。理事長先生のお気持ちは全員が顔を合わせる職員会議や、このような先生方の研修結果発表が重要だとのお気持ちがお強いなのだと思います。20日に歓迎式典で迎えられた30人の新任の常勤講師及び職員の先生方は晴れて立派な専任教職員を目指して頑張って欲しいと今日も明確に述べられました。(K

2024年5月21日火曜日

「人間至るところ 青山あり・・・すべては”天の意のまま”」

 私には「座右の銘」みたいな格言とか金言とか言われる自分を鼓舞する好きな言葉が多い。それも一つや二つどころではなく極めて多い。言葉が好きだと言うこともあるが、基本的に状況に応じて言葉を当て嵌め、自分を慰撫したり、叱咤激励したり、前に歩を進める原動力みたいなものかも知れない。その中に「人間到る処青山有り」というのがある。読みは「じんかんいたるところせいざんあり」で冒頭は「にんげんいたるところ」と読んでも良いが高校時代の漢文の教師からは「じんかん」と読むように教わった。大略は“骨を埋める場所は、どこにでもある。大望を実現するためには、故郷にこだわらず、広い世間に出て活動すべき”という意味である。 

使われ方の例は結構多くて、太宰治の竹青にも“あなたは、ご自分の故郷にだけ人生があると思い込んでいらっしゃるから、そんなに苦しくおなりになるのよ。人間到るところに青山があるとか書生さんたちがよく歌っているじゃありませんか”などと使われている。作者は幕末の尊王攘夷派の僧、月性の作である。周防(現在の山口県)に生まれた月性が、27歳のとき、大阪の有名な漢学者、篠崎小竹のもとで勉強し、故郷を出るに当たって作ったのが、この漢詩で全文が又良いのだ。「男児志を立てて郷関を出ず、学若し成る無くんば復還らじ」と決意を述べたあと、「骨を埋めるに何ぞ期せん墳墓の地、人間到る処青山有り(先祖代々の墓に葬ってもらおうなどと考えてはいない。世の中、どこに行っても墓地になる森はある)」と結んでいる。名句だと思う。 

話は突然変わるが、私は「演歌」が大好きで、演歌歌手は何方も好きだが最近、神野美伽さんに嵌っている。その大阪貝塚出身の彼女が、40周年記念の第2弾として、新曲「天の意のまま」が 202436日に発売された。神野美伽の魅力を最大限に引き出す、作家陣(作詞:荒木とよひさ、作曲:弦哲也)で製作されたこの歌は人生賛歌とも捉えられるスケール感あふれる楽曲である。この中に「せりふ」として人間至るところ青山有り」が入っている。ここが素晴らしい。私の「持ち歌の一つ」になった。

歌詞は:

人は情と慈(いつく)しみ

生きる証(あかし)は 他に無い

花に生れりゃ 散ればいい

蝉に生れりゃ 泣けばいい

命惜しむな 惜しむな命

天の意のまま 俺は俺

(百年の夢見れど すべて大地に還り 人間到る処に青山ありと・・)

人は誠と幻(まぼろし)と

麦めし喰らう 他に無し

空が恋しけりゃ 雲になれ

海が愛(いと)しけりゃ 貝になれ

命惜しむな 惜しむな命

天の意のまま 俺は俺 命惜しむな 惜しむな命 天の意のまま 俺は俺

天の意のまま 俺は俺

昨夜は市内心斎橋のホテル日航で役員・教職員総勢200人の大パーティがあり、最後の最後にサプライズとして場を盛り上がるべく、私はこの「天の意のまま」を熱唱した。新任の先生方と今いる専任教諭の先生方に対して“縁あって同じ働き先で、今同じテーブルに付き、同じ物を食している関係は決して偶然ではなく、「天の意のまま」だと各テーブルを回り話した後にこの歌を歌った。少し風邪気味であったが自分でも良く声は出たと思う。会場の割れんばかりの大拍手と大歓声に感謝して、学校改革第2ステージの幕はこの歌で開いたのである。「命惜しむな、惜しむな命」、全ては「天の意」であり、「絆」であると歌い、「命をかけて」共に自分たちの職場を更に良くしていこうとの願いを込めて私は歌った。








2024年5月20日月曜日

本校の永年勤続表彰の中味

 「永年勤続表彰」は社内表彰制度の一種であり、勤続年数が長い従業員を讃えるための制度である。一般的に10年単位で、最長は30年、または40年で設定されており、本校も10年、20年、30年、40年のインターバルである。今日は久し振りに「数学科のH教諭の勤続30年表彰」があった。大阪教育大卒のバリバリの先生で知的で優秀である。先生の結婚式には私も主賓で参列させて頂いた。この勤続表彰ほど私を喜ばすものはない。それはそうだろう!長年にわたって本校一筋に勤務してくれたという事だけでも有難いことだ。まず心身共に健康であったという事、十分学校に貢献してくれたという事、ご家庭も円満に回転している等々、全てが円滑だからこそ永年勤続が可能となる。永年勤続表彰では、表彰状とともにトロフィーや盾などの記念品が贈られる形が多い。私は平成27年にそれまでの古臭い内規を改め、簡素化し大幅に「手当てとしてお祝い金」をアップし,今日に至っている。 


一定の勤続年数に対して評価する仕組みであるため、すべての従業員に表彰のチャンスがあるのがメリットだし、「学校に頑張りを認めてもらえた」と教職員に自信をもってもらえれば、貢献意識の向上やモチベーションアップにつながるから、基本は金額の多寡ではない。しかし、そうは言っても、感謝状や記念品では余りにも「今日的ではない」と思う。家族で食事にも行けないような表彰では「表彰して貰った!頂いた!」と言う感覚にはならないと私は考えた。世間相場で言えば10年で約3.6万円、20年で約7.5万円、30年で約11.1万円、40年で約13.2万円である。ここで「約」と言う割り切れない金額は記念品の時価相場から出されたものである。本日私は「口頭」で感謝の言葉、そして今後への期待の言葉、そして「のし袋」に入れた20万円の振り込みペーパーだけとした。そして今夕の役員・教職員総勢での一大パーティでのお披露目とする。これが本校での永年勤続表彰の中味である。

学校に次から次と「祝い花」が届き始めた。ご丁寧な扱いであり有難いことだ。これは4月1日に登記が完了し、本学院は「(株)浪速教育振興(NEP)」という株式会社を設立し過日各方面にご挨拶状を出状したことに対するお祝いのお気持ちである。今後は学校法人の業務は徐々にこの新会社に引き継がれていくことになる。お取引先の各会社さんとは「WIN WIN」の関係で共に発展して行きたいと思う。 


「謹啓 陽春の候 皆様におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます

平素は本学院に格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げますさて  本学院は 学校における教職員にとって 教育活動そのものが本質的な業務と捉え 教育活動に伴って付随するさまざまな業務を運営するため このたび 新たに『株式会社浪速教育振興』を立ち上げ  令和六年四月一日付で設立登記が完了いたしましたので ここにご報告申し上げます

同社の活動目的として 「教育関係者の資質向上のための研修会等の企画運営及び管理業務の請負」「建物及びその附属設備の保守管理 制服等学校指定品の販売・仲介及び斡旋」をはじめ十八項目にわたる各種業務を定款に掲げて 新たにスタートした「NEXT100」において 『浪速教育』の更なる伸展のために尽力してまいる所存でございます   

つきましては 従来のご厚誼に感謝申し上げますとともに 今後も変わらぬご指導 ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げますまずは略儀ながら書中をもってご挨拶申し上げます                                                                                                                          謹白

令和六年四月吉日

学 校 法 人 浪 速 学 院

理 事 長  木 村 智 彦

株式会社浪速教育振興 令和六年四月一日付 設立 Naniwa Educational Promotion Co,.Ltd.

代表取締役 吉田 真樹

〒558-0032 大阪市住吉区遠里小野2丁目1番1号