2026年3月5日木曜日

子どもに対する性暴力を未然に防止するための包括的制度

 昨日、大阪中高連の3月例会があって遂に大阪府の私学課は「こども性暴力防止法」の概要を正式に説明され、我々学校経営者に対し適切な法的規制の準備作業についてタイムスケジュールを示された。これは日本版DBSとも呼ばれ、子どもに対する性暴力を未然に防止するための包括的制度である。正式名称は「学校設置者等及び民間教育保育等事業者による児童対象性暴力等の防止等のための措置に関する法律」(令和6年法律第69)で、2024619日に成立、20261225日に施行されるから、府も動き出したと言える。極めて我々には重要な法律でイギリスのDBS(Disclosure and Barring Service)を参考に、日本独自の法制度として整備された。「こども家庭庁」が所管し、法務省と連携して運用される。 


要は今後我々は「就業規則の整備」「従事者への周知」、本年12月末までに内規等の「法で定める体制の整備」「GビズID登録」を行い、オンラインでなりすまし防止などの情報に入る手続きがある。これは性犯罪前科者の有無が確認されるから安全確保や防止措置が取れることになる。こどもを護るために私の責任は益々大きくなる。特に採用段階で性犯罪前科の有無など確認することが求められている。

今日は先の高校卒業式で制度発足以来初めての受賞となった「押見記念褒章制度」の受賞者の父君である坂中様(現PTA会長)が来てくれ先日東京の「湯島天満宮」をご家族全員で報恩参拝された模様を詳細に伝えてくれた。故押見名誉宮司の奥様、ご子息の現宮司様と親しく2時間も懇談され、大変心に残る参拝となったと報告をしてくれた。実は昨日東京の奥様から電話を頂き、大変感激されたお話は伺っていたがご懇篤に直接話しを聞けたのは嬉しく思った。さぞかし高天原の故押見先生も後輩の第一号の受賞者、それも女生徒がわざわざ湯島を訪問しご本殿で正式参拝する光景をご覧されたと思うだけに大変に良い事を坂中さんはされ、「さすが、坂中さん」と私は感謝のエールを贈った。 


次いでHISの教育部門の責任者であるF次長さんが来て「代替旅行の具体案」について説明し、承認を求めて来た。素晴らしい案になった。「東京・鎌倉方面」「九州佐世保・長崎方面」の2か所でそれぞれ新大阪から新幹線で323日に出発する。これは飛行機ではないからキャンセルなどは無いと断定できる。34日の工程で特に東京コースは湯島天満宮参拝、東京ディズニーランドで終日、翌日は東京ディズニーシーで終日の自由行動、翌日は鎌倉と横浜散策だから見どころ満載の計画になっていた。九州コースも負けてはいない中身だ。明日再度生徒を招集し、最終人数決める段取りである。 


今日は通算6回目となる「焼き立てパン外販日」であった。合計160個の神恩食パンとお蔭食パンの評判は徐々に高まり、昨年の11月から始め1月は休業し月度2回のペースで始め今日になった。予定通り3月末まで実施しその後は販売日の拡大を考えている。学校は起伏の富んだ毎日で春休み、夏休み、冬休みがあり学期2回の定期考査期間中は午前中にほぼ終わる。従って販売個数が大きく上下に振れるから従業員の収入にも影響を与える。それを平準化するために外販日を入れるべきだと考えが当初からの計画であったが、新しい事業部長が今後具体的に検討を進めてくれていく。小さな組織故にご自分の人件費は自分で稼ぐという気概を求めたいと思う。



2026年3月4日水曜日

修学旅行ならぬ「代替旅行の完遂」

 昨日、3月3日の「ひな祭り」は学校では余り盛り上がらない雛祭となった。朝、高2のイタリア修学旅行180人の生徒を集めて飯田校長以下学年主任らが丁寧に詳しく「この間起きたこと」「学校はこの間何をしたか」そして「今後の方針」等を詳しく説明した。やはり生徒は「ぐったり」と落ち込んだ様子を垣間見せていたがそのうちに「仕方がない」と現実を受け入れていく感じであったと報告を受けた私は安堵した。良いニュース???もあった。第二グループの昨日夕刻には関空離陸組もエミレーツ航空は最終的に自ら欠航を宣言したから、これでイタリアB団の航空機キャンセル料問題は「霧散」したことになる。これは良かった。過去この問題で苦い水を飲まされた経験をした私はキャンセル料問題には極めて敏感である。 

学校は「当然の成り行き」で、イタリアB団修学旅行の中止に伴う「国内代替旅行」について並行して検討を進めてきた。HISさんはやはり力量がある。これを昨日の説明会で正式にオープンにし、アンケートもとった。そして保護者宛に一文を作成し、配信したのである。中味は生徒へ説明したものであり、「東京・鎌倉方面」と「北九州・長崎方面」の2か所と選択として「もう何処にも行かない」の3択一である。今回のイタリア修学旅行の中止に伴う費用の返金については、代替旅行に参加されない場合、積み立て修学旅行費用を全額返金、代替旅行に参加される場合は、修学旅行費用から、代替旅行にかかる実費を差し引いた金額を至急に返金すると言う当然の話しである。 

肝心のタイミングであるが「もうここしかない!」という一点で3学期の終点と新年度の始まりとの間、3月23日から26日までの間に3泊4日で代替え旅行とした。年度が替われば彼、彼女たちは高校3年生になるからまさかその時期に修学旅行でもあるまいと神様は春休み期間を教示されたのだと思う。生徒や保護者には突発の事態発生で、思わぬ予定変更となり、行き先や内容に関しまして様々なご意見があるかとも思うが、出来る範囲で実現出来る案を纏めた提案である。お電話で「海外の可能性」について2件ほど問い合わせがあったが、200人の生徒と教員を乗せる飛行機や海外のホテルの予約などは,たとえ近場の韓国でも不可能であった。私が限られた準備期間の中で用意した「思い出づくりの場を確保」するための国内旅行提案であることをご理解いただければ幸いですと一文に結んだ。 

昨年の今日4日は新中学校棟の西関門辺りに掲げている伝説の生き物「ヤマタノオロチ」が富山県から本校に飛んできた雨の日であった。今日は肌寒いが昨夜来の雨も上がり始め、少し陽光を感じる。私はこの木彫り彫刻の前に立ち、この私が驚くくらい「迫力に満ちた」彫刻は古事記の名場面である八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」伝説物語の主役、天照大神の弟君である「スサノウの尊」に成り代って、三種の神器になった「草薙の剣」を振りかざし、「代替旅行の完遂」を祈念した。大蛇を全て退治したスサノウと同じく、今度の3回目の挑戦に打ち勝つ。

 

2026年3月2日月曜日

暗澹たる、そして哀憫の情、限りなし

 「暗澹たる」と言う言葉を初めて遣う。組織のトップは余りこの種の言葉は使わない方が良い。薄暗く陰鬱な様子や、将来に希望が持てない絶望的な気持ちを表す言葉だが、二つの意味が有るらしい。物理的・雰囲気的な意味、即ち薄暗くはっきりしないさま、暗く陰気な様子を指し、「暗澹とした空模様」「暗澹たる夕暮れ」など、天候や景色の描写に使われる場合と、心理的・比喩的な意味で将来の見通しが立たず、全く希望が持てないさま、絶望的な気持ちを表す「暗澹たる人生」「暗澹たる思い」など、心情や人生の状況を表現する際に用いられる。今日の一斉参拝はこの両方の意味で肌寒く、どんよりした天気とこの参拝の30分前に出した「今日と明日,関空からイタリアに向けて離陸予定にあった高校2年生の200人の修学旅行を中止する最終結論」が私を痛く暗澹たる気持ちにさせた。 


朝の7時半からエージェントのHISさんの幹部を交え、学校関係者で情報を整理し協議した。そして上記結論を出したのである。学年主任は早速保護者宛の文章を作り、理事長と校長名連記でネットで保護者に配信した。明日生徒には登校させ、一連の経緯や代替旅行が国内で可能なのかも含めて説明責任を果たす積りである。中継地であるアラブ首長国連邦UAEのハブのドバイ空港は2回もイランから反撃を受けており空港閉鎖の状態であり、肝心のエミレーツ航空もキャンセルするのかどうか、姿勢が分からず、このような状況化にある中東のドバイ空港に絶対に生徒を飛ばせる訳には行かない。現時点では明確ではないがHISさんには我々からはキャンセル料は一切支払わないと私は通告した。当たり前だ。「泣きっ面に蜂」とはしない。

今日の一斉参拝は暗澹たる気持ちと胸躍らせて今日明日の出発日を待っていた、200人の生徒の気持ちを考えると可哀そうで「哀憫の情限りなし」であった。この生徒たちは昨年の11月の正式な修学旅行で機材の不調で旅行そのものがキャンセルされ、間を4カ月おいた2回目のトライであった。哀憫(あいびん)という字句、今の私にはこの言葉しか見つからない。私は今、生徒への「かなしみあわれむこと、あわれみ,情けをかけること」に囚われている中での一斉参拝であった。その反動として強国の論理を振りかざすトランプ大統領とネタニヤフ首相を強く非難したい怒りの気持ちである。トランプ大統領は今回の作戦を用語として「壮絶な怒りの攻撃」と名付けているというが「いい加減にせよ!」と言いたい。しかし日本の内閣は公式に非難などのメッセージは出していない。これが国際関係と言う現実なのである。

 

年度最後の「一斉参拝」の日であったが、何とも言えず、前述した背景もあって複雑な気持ちでの学院長講話となった。しかし私はそれでも元気を出して、1月から12月までの「年」と4月から3月までの「年度」との違いについてある程度詳しく話した。背景には「予算主義」があり、高市総理は先の衆議院選挙のため、未だ来年度予算が決まっていないなどまじえながら君たちが学ぶ学校も会社も年度予算主義だと話を進めた。この3月は年度末として「有終の美」を飾る月であり、4月以降の新年度の「良いスタートアップ」準備の為の時期でもあると強調し講話を終えた。


2026年2月28日土曜日

「イマージョン教育」という教育言語

 今日は2月28日、2月の最終日で勤務日だ。このブログでもこの時期、私は良く引用する諺に「一月往ぬる二月逃げる三月去る」がある。この由来は、江戸時代以降の庶民の間に根付いた生活の実感と、リズム感のある「言葉遊び」にあるらしい。特定の典拠(出典)などは無くて、各月の数字の音に動きを表す動詞を重ねることで、「時の流れの早さ」を印象的に表現したものだ。私自身も本当にそのように強く感じる。加齢とともにそのスピードも上がっている。学校と言う組織はまさしくこの言葉通りで、お正月後、入試、校内考査、卒業式、大学受験、入学式と場面が次々と同時併行で変わって行くだけに「2月も逃げる」ように時が経っていった。 

生徒は昨日で年度末試験が終わり、今日からはある程度の自由時間が取れるから学校も今日はSaturday  Something  Special (S)を開講した。変わったところでは「株の力」と題して三菱UFJの方から中高合同の「株についてプロと一緒に学ぼう」と題して話して頂いた。テレビニュースなどで株価が連日高騰している話を耳学問として知っているのかどうかは知らないがこのような時期にこの講座を選択する生徒は面白い。又今日は高校1年生対象の「分野別模擬・体験授業」を主に大学の先生にして頂いたが、「参加延べ人数が1129人とものすごい数に上った、頼もしい限り」である。中学は第2回目の新入生登校日で10時から体育館で様々な事前説明を行った。特に「クロムブックの購入とICT教育」について強調して話をしたと言う。



「イマージョン教育」という教育言葉がある。外国語を手段として教科を学ぶことで、言語能力と教科学習を同時に伸ばす教育法であるが、一般的には英語の授業で、例えば算数とか、社会の授業をすることである。基本的な考え方は、従来の語学学習とは異なり「言語を学ぶ」のではなく「その言語で学ぶ」ことを重視している。物の本には算数、理科、社会などの教科を目標言語と言うらしいが、英語で学ぶことで、生徒たちは自然な形で外国語に浸りながら学習すると言う。しかし意味と目的は分かるが「英語も今一つ、算数も今一つの生徒」に英語で算数の授業をしても生徒は付いていけるかどうかだ。 


以上のような事を学校設置者の私が言うと「身もふたもない」ことになるが、最初は英語だけの「完全イマージョン」ではなくて日本語も入れた「部分イマージョン」から攻めていってはどうかと思った。まず低学年では部分イマージョンからが時間の無駄にはならない。イマージョン教育を導入する際には、まず「Education Career」という卓越した「ネイティブスピーカー教師の確保」が必要で今日はESSからアメリカ人の英語教師に来て頂いた。イマージョン教育は1960年代にカナダで始まり、1970年代にはアメリカでも双方向性プログラムが発展し、英語を母語とする子どもと目標言語を母語とする子どもが互いに学び合う形が広まり、大きな成果を上げたと言う。本日、浪速中学校では1年生対象で初めて実施した。「この勇気を私は賞賛する」。焦らず支援して参りたいと思う。

2026年2月26日木曜日

職員会議「中高 新1年生、担任団の発表」

 令和7年度の「学年末試験」も明日までとなった。順調である。生徒は試験が終われば「ほっと」一安心して部活動や日頃やりたいと思っていたことや、行きたいところへ行くなど大いにチャレンジし、人間的に一回り大きく成長できる自由な機会を得る。勉強ばっかりでは駄目で大人と同じようにオンとオフの切り替えが大切だ。3月2日に第1班112名、3日に第3班86名が修学旅行でイタリアに向かう。コースはフィレンツエからローマで、明日結団式がある。去年の11月に機材の故障で行けなかったこのグループの生徒が学年末試験も終わり、ようやく出発出来る。私も是非帯同したいと考えていたが年度末故に超多忙で叶わなかった。生徒へは最終日のローマの夜の夕食会場で理事長から「サプライズ」がある。生徒には遅れた修学旅行を思う存分楽しんできて欲しい。 

今日も一昨日、昨日に続いて「大学入学共通テストの教科別分析会であり今日で終わった。昨日は国語、社会、今日の最終日は数学と理科であった。国語科は発言者は3人であったが、社会は世界史、日本史、地理、加えて「公共政経と公共倫理」などが有り、言ってもれば教科数は4科目となる。理科も物理、化学、生物と3つに分かれており、昨日今日で10教科分の説明を聞いた。結構、時間を要したが、何れも素晴らしい資料と説明であった。良い分析会だったと思う。しかし重要な事は纏めだけではなくて来年に向かっての行動プランだ。この点も明記されており、科内で共有されていることは大変に良かった。フォームを決めたレポートは聞く側には分かり易いがそれでは先生方お一人お一人の個性を失う危険性を感じたから、細かい事は言わなかったが、結局は「教師の仕事の本命」として学力向上の結果を示すことだ。 



定期考査があったから今日の「職員会議」は時間を早めて13次30分からにした。メインは「新1年生の中高の担任団の発表」であった。中学は5クラス決定、高校は23クラスか24クラスの想定だが3月19日の公立高校の合否発表まで併願入学者の確定数値が無いから、現段階では正式のクラス編成は出来ない。従って最大24人の予定当て嵌めとした。入試広報部の近藤教頭先生がニコニコしながら部屋に来て「併願から専願への切り替えが更に2名増えました」と報告してくれた。これで通算17人が専願切り替えとなり都合「906人の専願者」となる。大きな数値である。


私が一念発起して始めた「土曜日の授業はしない!」「何時までも私学は土曜日の授業を特長には出来ない」「先生方の働き方改革促進へ舵を切る」「しかし土曜日の生徒を自由気ままに放置はしない」「土曜日に何か新しい事をする」「生徒の選択権を許す」「常日頃出来ないテーマを揃える」等々で始めた「Saturday  Something  Special (S)」が開始して2年弱となった。このテーマのプロセスは一度に記録に残しておこうと考えた私は主担当の高校教頭の出口先生に指示をして「ドキュメンタリー」タッチで纏めるように指示し、今脱稿した。

我ながら面白い読み物になったと思う。教育誌である「私学経営」の編集者に相談したところ「これは面白い、是非冊子に」と賛同を得て4月号の別冊にて発刊される。私は府内の他の私立さんや本校に生徒を送って頂いている公立中学校の校長先生にもお贈りしたいと思う。このテーマは様々な変革を進めてきた私にとっても思い入れのあるテーマだっだだけに自信を持ってお贈りできる中身であると思う。僭越な言い方かも知れないが、これが参考になるなら、各校、まだ土曜日に授業をされている私立さんも新しい道が可能なら探求して欲しいと思うばかりである。仲間は多い方が良い。

2026年2月24日火曜日

大学共通テスト教科別分析会 英語と情報

 今日は1月17,18日両日に亘って行われた「大学入学共通テストの教科別分析会」があった。主管は進路指導部である。昨年から新たに「情報」が加わったので6教科になっている。これを2日間分けての実施だ。先生方は教科主任に3年生の授業担当の先生、当方は理事長、高校校長、高校副校長、高校教頭である。部屋は理事長室である。この分析会は私が校長時代から始めたもので教師が一生懸命に教えた「教え子」が共通テストでどのくらいのスコアであったのか、その「分析と今後の授業の工夫」は教師として当たり前の事であり、管理者が直接耳に入れる機会を持つのは先生方にとっても「気合が入る」筈だ。

単純に言えば私立高校に進学する理由を真っ先に挙げよとの質問の答えは「進学実績」であり、このような地道な努力が花開くものだ。部活動OK,学校行事OK、でも生徒も保護者も行きたい大学に行きたいのである。それは基本的に「学力」であり、これだけは変わっていないし、今後も変わらない。それにしても英語科も情報科も素晴らしい分析結果のレポートであった。このような具体性に富み、中身のある迫力ある報告書を纏める力量は半端ではない。これこそ「良い教師」と言える。まだまだ質的には大きな伸びしろのある生徒達だから今後とも知恵と工夫で頑張って欲しいと思う。 


この教科別分析会は管理職側にとっても極めて重要な情報を得る場であり、この後の「対応決める」のは校長以下の仕事である。情報が終わった後、情報科の報告会で主担当のI専任教諭が昨年4月から常勤講師として勤務してくれている6歳違いのK先生の事を話してくれたので「是非会ってみたい」と思った私は、二人を共に部屋に招き入れ、校長と共に色々な話をした。とても良い雰囲気で会談は進んだ。三重大学教育学部卒業で小さい時よりIT分野に大変な興味関心があって情報免許を取得したそうだ。私は二人に対して「情報教育の浪速、浪速の情報教育」と他から言われるように頑張って欲しいと述べ、全面的に支援を惜しまないと強調した。 

これほどの解析力のある教師の集団だから、管理職側とベクトルを合わせて頑張って行けば、この会議は単なる報告会に終わらず、生きたものになる。大きな学校故に時間はかかるが必ず「分析・傾向と対策」を継続していくことで間違いなく本校の教科指導力は上がる。この事こそ「教師の本分」であり、教師を育てるのは管理職の責任である。今後もこの会議だけは大切にして欲しいと思う。

2026年2月21日土曜日

専願合格者の制服採寸の日

 今や習慣になっている感じだが入試広報部の近藤教頭先生が部屋に入ってこられた。即座に私は「専願、2名増えたのだろう?」と言うと暫く絶句し、「そうです、2名増え、904人になりました」と私の的中に驚いていた。今日2月21日土曜日はその「専願合格者の制服採寸の日」であった。この業務はI生徒生活指導部長、W副部長以下、生指のプロが担当する。制服の管理は「生徒の安全確保と学校の品格を保つ」為に極めて重要であり、生指のプロが採寸状況をウォッチしている。合格に胸を膨らませ、初めて高校の制服を着るから気持ちの高ぶりもあるだろう。その昔は男子の中にはズボンを「腰パン」にする為ウエストを大きくするとか、女生徒の場合、スカート丈の問題もあった。しかし時代と言うのは怖いもので今や「ださくない」ように見せることが生徒の価値観に代わってきている感じだ。ダサいのは本校の生徒らしくなく、格好良くない。

それにしても専願合格者の数は今朝現在で904人までになり、今更ながら驚く。その900人を対象に制服メーカーの(株)トンボさんや代理店の中西制服店さんはきっちりとした作業をしてくれていた。ラインが渋滞しないように上手く考え、スムースに進めてくれていた。朝9時から始まって夕方まで続く。今も現在進行形である。後は3月19日の公立高校の合否発表によって併願入学者の数が決まる。19日から入学式の4月5日までの約4週間程度で制服を作って貰わないいとならない。恐らく100人程度は併願戻りとして入学し、令和8年度入学者数は専併合わせて1000人程度まで膨れるかも知れない。本校は併設中学を有しているから入学者の分類は専願生、併願生、内部生と3区分だがこれらは入学式までで一旦入学したらこれらの言葉は意味をなさなくなる。私は専願制服採寸会場を回って雰囲気を楽しんだ。 


新高校1年の教室数は24クラスと想定し、その一部は現西館を流用するから今、立派な教室を指定の建設会社さんが心を込めてリフレッシュ工事を進めてくれている。楽々3月末までには完成する。西館様様で本当に役に立った。西館、有難うだ!同時に西館に隣接したクラブハウス棟には、これも浪速ファミリー企業の建設会社さんだが、「スポ・カフェ」や「スポーツジム」の改良工事を進めてくれる。この二つの施設は生徒の度肝を恐らく抜くのではないか。校内のホットスポットになるに違いない。 


担任もほぼ固まりつつある。既に新高校1年生の学年主任はH先生、中学新1年生の学年主任はS先生と過日公示した。少し気温が上がり始め、これからは「三寒四温」で進み、4月6日の入学式から令和8年度はスタートする。「神恩衛星」が遠く、宇宙の彼方から日の玉を放ちながら、浪速学院に近づきつつある感じだ。本校を選んでくれた生徒たちに私たちは「教え、育み」、そして守らねばならない。