2026年9月18日金曜日

開校103年目の秋季例祭

 遂に「開校103年目の秋季例祭」の日が来た。開校日は大正12年、1923年だったからそうなる。あの思い出深い100周年目から早いものでもう3年が経った。これは私の感覚だが新たな次の100年に向かって極めて良いスタートを切っている。何でそのように思うのか?この3年間で、学校は何か衣替えというか「一皮むけた」というか、小動物があたかも「脱皮」するが如く、「グンと伸びた感じ」だ。入学者の専願比率が今や80%を超え、併願校と言われて久しい学校が専願で埋まる専願校に変わった。そしてトータルの入学者が大きく伸び今や大阪を代表する大規模校に変身している。 

上記のような生徒数の驚異的伸びがあったから言っているのではなく、学校全体の雰囲気が「ころっ」と変わった感じがするのである。生徒だけではなくて教職員、PTA他浪速に集う人々も何か変わった感じがしてならない。特に生徒が良い。教職員も良い。この学校で学ぶこと、働く事が嬉しくてならない感じなのである。だから人様に対して表す礼節が感じられる。ご挨拶は出来るし、人懐っこい感じを放ち、笑顔が素晴らしい。入試説明会など外部から入門されて来られる方々から「良い生徒さんですね」と良く言われる。本当に誇らしい。 






「秋季例祭」はお祭りである。本校は4月の春季例祭と秋9月の秋季例祭を最上位に位置する学校行事とし、神社界と同じく、神社神道の学校としての「祭事」として捉えている特別な日である。学院神社の大神様に4月からの半年間の学校教育活動の成果への感謝と、今日から折り返しとなる来年3月末までの教職員と生徒の安全無事と健康、そして学業の向上を神様に祈願する極めて大切な日であり、神社前には「幟」を立て、剣道部員が打ち鳴らす3尺大太鼓の報鼓で「祭」は始まる。この祭りの「祭主」は学校設置者の理事長である私であり、お祭りを執行して下さる「斎主」様は市内「坐間神社」から来て頂いている本格的な神職である。

 ご来賓も多く、大阪府神社庁、校友会、それにPTA会長、加えて理事・評議員の方々である。特に昨年から神社庁の代表として福島天満宮の寳來宮司様をお迎えした。神社庁理事、全国神職教育協議会の会長をされたお方であるが、この方のご祖父が何を隠そう、戦後初代の本校理事長で今日本校がこの地に永らえている基を作って頂いたお方である。大変立派なお方で戦後神道指令で艱難辛苦の時代を乗り切って下さった。開校103年が過ぎ、お孫さんが神社庁代表で秋季例祭に代表として参列頂いた事に寳來正信先生は高天原で大変喜んでおられると思う。これらの繋がりに何か因縁めいたものを感じている。

玉串奉天は理事長、前述のご来賓、加えて高等学校の自治会長、中学校の生徒会長だ。決して形だけの祭事ではなくて本格的なものにしている。これが重要で生徒に「本物を見せる」ことこそ教育だと考えている私は決して「祭事には手抜きはしない」。従って神様に奉納する雅楽と神楽も他のお宮からの借用ではなくて自前である。雅楽部と神楽部を育てるのに17年かかったが今では府内の神社から称賛と垂涎のお声を頂く。




例祭の後、鳥居の前で自治会、生徒会会長を代表として全校生徒に「直会」の品として「ノート」を神様からの贈り物として授与し、その後学院長講話に移った。神職の「祝詞」の意味をかみ砕いて話し、後半戦も頑張るように激励した。教職員には今日の直会としてお祝いの「にぎり寿司弁当」が神様から下された。無事に終わった神事であるが、これからは趣を変えて午後そして明日と「浪速祭」が始まる。最後に自治会、生徒会の会長が「浪速祭のスタート」を高らかに宣言して舞台は「明日の浪速祭」へと回った。 






何時までもと言う訳にも行かず、今回から「浪速中学校の合唱コンクール」へのフルアテンドを取りやめた。「歌声のする学校は良い学校」とスローガンを飛ばし回を重ねてきたが「ぼつぼつ良いだろう」と考え、前から頭にあったことだ。基本的に中学単独の行事であり、中学校長の仕切りで十分実施できるし、そうでなければならない。確かに生徒からすれば理事長・学院長が見ている光景は頑張りの元になると思うが、時間の融通が利かなくなった。940分に例祭が終わり、御来賓や執行して頂いた座間神社の神職の方々へのご挨拶など10時始まりのコンクールへの参加はしんどくなって来たのである。中学生、頑張って!とエールを送った。



2026年9月17日木曜日

第60回浪速祭記念 押見守康先生追善公演 湯島天神白梅太鼓保存会による公演会

 遂に待ちに待った演奏会当日になった。私がこの学校に来て20年、全校生徒を対象に、私の主導で明日の「浪速祭」の前夜祭?行事とすべく、このような大掛かりの演奏会を挙行するのは勿論初めてである。それくらい亡くなられた東京は湯島天満宮前宮司であらせられた押見守康大人命を、このような形で追善したかったのである。それが実現した。本校役員を9年、最後の同窓会長(今は校友会と改編)であり、最後に多額の個人の浄財をご寄付頂き、後輩の為に役立てて欲しいと言われ、黄泉の国に旅立たれた尊敬する第一級の人物であった。 





大阪の人間が東京の大学を出た後、東京の伝統ある神社に入り、神社改革に着手され今や昔の物は草一本、石ころ一個ないまで環境を整備され東京の湯島天満宮と言えば誰もが知る大変立派なお宮に変革された。今日は押見先生が守り育てられた「湯島天神 白梅太鼓保存会」の演奏が第三部に分けられて先ほど終了した。豪壮で華麗、それで江戸の名残のするすっきりとした迫力ある演武に近い太鼓演奏に教職員や生徒は感動の面持ちであった。この企画が成功裡に終了でき、私は幸せ者である。準備に当たってくれた幹部や教職員に感謝だ。



60回浪速祭記念 押見守康先生追善公演 湯島天神白梅太鼓保存会

917日(木)のタイムスケジュール

1限目授業

9:30 グループ体育館に移動開始

10:00 湯島天神白梅太鼓演奏 高1+21218

10:30 終了 グループ退場 演奏者休憩

11:00 グループ体育館に移動開始

11:30 湯島天神白梅太鼓演奏  高2+31237

12:00 終了 グループ退場 演奏者休憩

12:50 グループ体育館に移動開始

13:20 湯島天神白梅太鼓演奏  高3+11109名 +PTA25

13:50 終了

6限目 HR 

明日18日は「秋季例祭」、翌19日は「第60回浪速祭」となる。昭和41年卒業の押見先生は今や神様となられ、60年振りに母校に「白梅太鼓」を鳴り響かせながらお戻りになり、今日は高天原で後輩たちと保存会の皆様に激励のエールを送って下さったと思う。私は今静かに感動と感慨に浸っている。



2026年9月16日水曜日

湯島天神「白梅太鼓保存会」太鼓が東京から到着

 「朋あり遠方より来る また楽しからずや」は、志を同じくする友人が遠くから訪ねてくる喜びを表す孔子の言葉であるが、調子の良い時に私は使う。孔子の「論語 学而篇」にある言葉だが、「同じ志を持つ友人が遠くから訪ねて来てくれるのは、なんとうれしく楽しいことだろう」が読み下し意味だが、今や日常会話や挨拶、随筆、スピーチで、友人や同志の来訪を喜ぶ表現として拡大して用いられている。朋も同年代に関わらず、関係性が深いもの同志で使っても良いのではないか。今日は学校法人浪速学院に東京は文京区湯島にある湯島天満宮(湯島天神)様から宮司様他9人の「白梅太鼓保存会」の方々が来訪された。まさに久し振りにこのフレーズを使える時になった。

故押見守康宮司は昭和41年卒の本校OBであり、9年の長きに亘って評議員を務められ、浪速学院同窓会の最後の同窓会長であられた。私は特に目をかけられ、此処では書けない苦労話も良く聞かされた。大阪の人間が東京の伝統ある神社の宮司に就任されただけに並大抵な気苦労の話しは今でも鮮明に覚えている。押見様は神社改革、私は学校改革と共通する改革者であったと思う。最後の時に私を順天堂大学病院の病室に呼ばれ、後輩たちの為に使って欲しいと1000万円と言う大きなご寄付をして下さった。この時期の二人の電話でのやり取りや病室での会話は生涯私には忘れる事が出来ない。 



現宮司のご子息押見友仁さんが、後を継いでこの有名な神社の宮司に就任された。7月3日、東京の後楽園ホテルで宮司就任のお祝いのパーティが挙行され、私もご招待を受け出席した時にこの「白梅太鼓保存会」による演奏を観て感動したことが今日の催しに繋がった。湯島天神白梅太鼓は、湯島天神梅園に平安時代から打ち鳴らされている「時太鼓」の響きを受け継いでいるとの事で、若い女性中心のチームで躍動美溢れるパフォーマンスが特色である。江戸時代から湯島天神と梅は大変有名で東京の名所の一つになっている。


特に冬になると「文京区の五大まつり」のひとつである「湯島天神の梅まつり」が大変有名で、境内には、約300本の梅の木が植えられている。例年2月上旬から3月上旬頃に行われる華やかなお祭りである。御祭神は菅原道真公であり、学問の神様として知られ、梅まつりの時が同じく受験シーズンには合格祈願の参拝者で賑わっている。桜、つつじ、あじさい、菊と続く四季折々の花の祭りの中でも、「梅」は新春を告げる風物詩として特別な存在感を放っており、境内には白梅が全体の8割を占め、都心とは思えない幻想的な景色を作り出している。 

私はこのご縁ある「湯島天神白梅太鼓」の華麗で迫力ある江戸の名残の感じがする演奏を明日、全校生徒3600人を3班に分けて堪能して貰う事にして準備を進めて来た。丁度「本年度の浪速祭は第60回目の記念フェスティバル」になっているが押見名誉宮司は前述したように昭和41年卒業の第18期生であるから、故押見守康大人命となって「60年振りに白梅太鼓を引き連れて母校にお戻りになられた」のである。これは偶然ではなくて神様から我々への頂き物と私は捉えている。今夕は東京からの朋をお招きして大阪、即ち浪速の味である「お好み焼き」をミナミの有名なレストランでご招待する。明日の前夜祭の成功を祈っておもてなしをするのである。先ほど先駆けとして日産社のキャラバンが太鼓5台を乗せて4名の演奏者と共に学校に無事到着した。初めてお会いし、ご挨拶したが、保存会の皆さま、明るくて素晴らしいお人柄と感じ入った。わずかの会話で江戸っ子だということが分かる。本当に明日の演奏会が楽しみである。

 

2026年9月15日火曜日

「心ばかり」のお土産

 理事会・評議員会の翌日はやはり「ホッ」とする。理事長は理事会を総理して経営執行の全責任を負っているから、会が円滑に終了した翌日は安堵し心は平穏である。あくまで前提は「中身が良い」事であり、虚偽の説明やデータの改ざんなど、その場をやり過ごすだけの会議であれば、この平和な安堵感にはならない。中部地方の某電力会社でデータの扱い不正があり、社長と会長の2名が同時引責辞任する事件が今朝の朝刊で大きく報道されている。そのデータを申請資料として当局に提出するなど考えられない所業である。私は何故、あのような大きな会社で中高生でも分かるような「やってはならない事」をしたのかと不思議でならない。 


何時も遠方からお忙し中をお運び下さっている役員諸氏には簡単な「お土産」を用意している。本校の役員規定では「外部役員手当」は無い。創立時から役員手当の完全無償がここ100年継続している。一度私は支給したい旨の提議を図ったが当時の名誉理事長から宗教法人の宮司が、学校法人の役員として給与を受けると言うのは如何なものかと結論を出してくださった。爾来この話は無くなった。その代わり「費用弁償」として交通費等の実費を支給させて頂いており、社会通念上、許される形での「ささやかなお土産」と言う具合なのである。 

昨日のお土産は本校自慢の中央館6階の「焼き立てパン・ブルベーカリー」ショップ手作りの「アン・バター」とした。6個入りの詰め合わせで、バターとあんの量がダブル入りの特製で職人さんの真心が込められた、かなり、かなり評判の良い一品であるが、要は家庭で焼いたパンがお土産なのである。その他、定例品は神道の学校に相応しく「天孫降臨芋焼酎」である。これは常備品で私の部屋に用意されており、生徒に講演をして下さった外部講師やご来客の方々等に記念品として差し上げている代物だ。どちらもお値段はここでは書かないが高いものでは無い。あくまで「心ばかり」の品物である。 


理事会・評議員会の後は管理職会議を持って役員会で議論され議決された中身について再度具体的な作業の進め方について私から方針を出し、全員の意思結集を図るのだが、昨日は他件があって叶わず今朝ほど行った。先頭に立って前半戦頑張ってくれた管理職に感謝の言葉を述べ、浪速祭の無事な執行とその後の後半戦でやるべきことの検討を具体的に提示した。仕込みの期間が前半戦、果実を実らせる最後の手当てが後半戦である。並行して来春に向けての「人事の季節」が到来するのでその為の仕事は言わずもなが、最重要のテーマである。




2026年9月14日月曜日

令和8年9月理事会・評議員会

 昨年から「9月理事会・評議員会」を実施している。令和元年を最後に、当時は8月実施であったが平穏無事に推移していたことと、特段大きな経営議題も無いため、会議を合理化した。背景には、高等学校授業料無償化施策や少子化の進展、私立大学等の不祥事などの課題が眼前に出て来たため、「私学法が大きく改正」された事に拠る。これらを受けて本法人も「9月理事会・評議員会」を設定し役員間の情報共有を図り「学校法人のガバナンス」を益々高める努力をすることに拍車をかけることにし9月役員会を設定したのである。これにより「年間定例理事会・評議員会開催タイミングは5月決算、9月、12月、3月予算と年間計4回」となり、昔の形に戻った。会議の始まる前に役員が三々五々私の部屋に集まるがこの時は何か嬉しい。


何時ものように今日の評議員会で私は冒頭、議事録の重要部分である「学校法人 浪速学院 浪速高等学校・中学校 法人経営と校務運営の理事長の総括報告(審議と議決)」を提議し、4月以降の校内状況について詳しくご報告申し上げた。資料は変わらず自らが書き、部下が書いた物を私が読むだけという形は絶対にしない。一回もしたことはない。トップ自らが資料を纏めると言う行為こそあらゆる面で重要だとの信念に揺るぎはない。


まず令和8年度は4月期首において3586人という前代未聞の多くの生徒数を抱えスタートし、5カ月経過したが、学校は安定し平穏に極めて順調に推移し、9月18日には「秋季例祭」、翌19日には「浪速祭」を挙行するが前夜祭として17日には東京の湯島天満宮の「白梅太鼓保存会」をご招待し全校生徒に江戸の名残のする演奏会を挙行することを報告し役員の方々をご招待した。又本年度は特段の大きな建設物件もなく、資金的には余裕が有るため、更新時期に至った施設設備など中小物件に投資し変わらず、「常若」を保つと提案した。具体的には「焼き立てパン・ブルコーナー」への新装置導入(済)、多聞尚学館改修及び電子黒板更新(済)、校内テニスコートの照明器具更新(予定)を考えていると述べた。 


後半戦の課題としては「11月高校の海外修学旅行の成功(生徒数増の為に新たにスペインを加え、合計10グループ)」他、現西館の一部を改造し副理事長室の設置等も提議した。個別議案では「令和9年度入試広報部活動の状況」「6R(天空レストラン)NEPによる直轄経営へ移行と将来構想」「ハラスメント法制強化に伴う内規の拡充」「資産運用として余裕資金の債権購入の検討」「(株)浪速教育振興(NEP)の登記上の本社所在地」を税務署の指導により現在の至誠寮一角から近隣のミシマ書店さんへの移転登記が完了した事、そして本年9月に示された「大阪府の最低賃金改定に伴う本校の関連する該当諸手当の引き上げ」を10月1日より適用し、11月支払賃金から支給する旨、提議し満場一致で賛同を得た。基準となる時間当たり単価は現行1177円から1231円にアップされている。

 

理事会・評議員会の後、私は110人のボランティアの女生徒がお稽古している武道館に急いだ。「19日の浪速祭」においてハイライトと言うべき、学院神社に奉納する「お神楽:豊栄の舞」にご奉仕してくれる女生徒達である。私は心を込めて激励した。指導は大阪府神社庁の講師でもある第一級の現役の宮司さんで、徐々に校内は浪速祭の雰囲気が盛り上がってきた。

2026年9月12日土曜日

第二回オープンキャンパス・・「入り鉄砲に出女(でおんな)」

 今日は「第二回目のオープンキャンパスの日」であった。一応本日の催しで準備作業は終えて、本番となる10月以降の学校での入試説明会を迎えることになる。オープンキャンパス、第一回目が7月11日で参加者は450人を超えていたが本日は更に新しい受験生で何と750人を超えて申し込みをしてくれた。多いと言う感じだ。7月以来、私学展、オープンキャンパス、クラブ体験、公立学校進路担当の先生方のご視察会、そして先の塾長様対象説明会と「順を追って」、粛々と誠意を持って進めてきたが、今日まで「浪速高校の勢い」は変わらずキープしていると思える数である。 



準備や設営など手はかかるが、言わばこれらは学校の透明性を高めて受験生や保護者に自分の目で見て頂く試みであるから、最も重要なもので、まさに「百聞は一見に如かず」と言える。我々の頭はオープンキャンパスである授業体験とクラブ体験をどのように日程に組み込むかであり、学校行事、中学校サイドの行事、他の私立の日程などを勘案しながら決めてきた。7月以降からは土曜日はほぼ埋まっている。来月からは10月24日、11月7日、12月5日、12月12日と連続して4回の学校での入試説明会を予定しており、ここでは具体的に「個別相談」と言う形で踏み込んだ話し合いがなされる。その結果が中学校に戻され、年明けの「教育相談」となって「出願」という形になる。


浪速高校の学則定員は1000人だから募集人員は1000人になるが併願受検者の帰着は神のみぞ知るであり、今の受験システムでは「ぴったしカンカン1000人になる」とは言えないのが悩ましい処である。従って今は努力して参る所存だとしか言えない。今日は数が多いから3部制に分かれ、9:15分から、11:15分から、14:15分からになる。教科は英語、国語、数学、理科、社会の基本5教科に加え、希望者によって家庭科、書道、音楽、美術、情報が加わる。学校は大変であるが「少ない数より多い方が嬉しいし、やりがいがある」と先生方は張り切って準備をして臨んでくれた。受験生と保護者は別々の部屋で保護者もオンラインにて参観して頂く。

 

又今日は高校3年生の大学受験生を対象に「理科、社会特別セミナー」と銘打って多聞学習合宿に出発する一団の生徒もいる。大学受験の3カ月前に「最後の受験のポイント」を教え、学ぶのである。私立学校と言う所はこのようにして新しい生徒を迎える準備作業と卒業して行く生徒を送り出す準備を並行して行っている、社会には余り見られない光景が日常茶飯事である。しかしここが学校の面白さである。社会一般の方々はこのように私の文章に触れて初めて気付かれる人も居られると思うが、我々は「入り鉄砲に出女を図る箱根の関所」みたいな処と言えばおかしいか?この入り鉄砲に出女と言う言葉、昔は良く中学校?で試験問題に出ていたような気がするが今の若者は知っているだろうか?




2026年9月10日木曜日

第16回目の焼き立てパン外販日

 今日10日は夏休み明けで初めての本校直営の浪速ブルベーカリーの「焼き立てパン外販日」であった。通算16回目となる。昨年11月からだから確かに「過ぎ去った時は偉大」である。休業期間中に大きな設備投資を行った。それは一言で言えばパン生産の速度を上げる最新鋭の機器で何と800万円もかかった。目的は来る浪速祭とか学校説明会とか本校にお越し下さったお方への社会通念上問題とならない範囲で小さなお土産品としてパンを用意する為に今よりも生産能力を拡大する必要があったからである。例えば浪速祭では何と4000個の外販を考えていると言う。私は担当者の要望に応えて一瞬投資に対する回収効果を考えたが「今やパンは本校を象徴する手作り品」になったと考え了とした。

今回は外販食パンとして神恩食パンが100個、お蔭食パンが80個と、惣菜パンが150個、29分で完売した。食パンで言えば、今までの合計160個から180個にしている。人気の食パンは今や「お贔屓の方々」も増えてきており、それは間違いなく「味が良い」からである。毎回毎回義理で買って下さるお人は居ない。味と値段が全てである。本当にパンの関係者は良くやってくれている。有難い。今日も昨年本校を卒業した生徒の保護者と、そのご友人、今本校の中学1年生のお母さんが買いに来てくれていた。徐々に近隣の方々に加えて元保護者、現保護者が購入に来てくれるようになっている。新しい光景である。生徒の人気も上々でとにかく他店にはない「新製品」をキーに今後とも頑張って頂きたいと思う。

 

この焼き立てパンブルの従業員さんは現在システムとして「PTAから2名の応援」を頂いており、言ってみれば学校とPTAの共同事業に近い。何しろ保護者だけで3500人は居る計算だから多くの人に機会を差し上げたいから契約は1年間としている。初年度の昨年から始め、最初のお二人は立派な対応をして頂き感謝している。2年目のお二人も大変評判が良く、今日私はこのお方達を部屋にお招きし、初めてお会いし、お礼を申し上げた。初年度のお一人はパンから卒業して今はレストランの方に回って頂いている。こちらは有期限ではなくてあくまで御本人のお気持ちから新しく契約した。

 9月1日にスタートして改装なった新しい直轄経営の「天空レストラン」も順調に推移しており、前述したように「ここで働くことが嬉しくて仕方がない」「生徒へのサービスが嬉しい」とか言いながら、パンコーナーと天空Rの間の垣根が無くなって行くことを期待している。家庭の保護者も時間があれば額に汗して働くことは少子高齢化の中で大きな意味を持つ。ワークシエアーである。特に学校は緩急の激しい場所であり、休業期間も明確であるだけに柔軟な時間対応が出来る人は大歓迎である。