2学期始業式の日からドイツからの留学生が通学してきている。ドイツはあのメルヘン街道で有名な北部のニーダーザクセン州にある男子高校生、16歳である。日本の空手道が大好きで留学を志し、自らネットで検索し本校と空手道部の今井監督に行きあたったと言う。この為に日本語を勉強し、日本語がしゃべれる。会社経営の父親と小学校教員の母親を持ち、幼い頃から何度も日本に行き来し、大学も日本の大学を考えていると言う。我々は空手道部の外部指導者が具合よく、学校近くの遠里小野に住んでいるからここにホームステイして貰うことにした。期間は今から10カ月間である。
確かに裕福な家庭ではあると思うが自ら海外に出ると言う志を持って準備し、それを3人兄弟の長男ではあるが、温かく送り出すご両親の判断が素晴らしいと思う。世界は最早このような時代になっているのだ。ネットで瞬時に世界は繋がっている。これに対して「内向きな日本の若者」という論評を耳にする私は学校経営者として痛く、辛く感じるものが有る。内に籠り、世界に、外に、打って出ない若者では「遅れをとり」大きな国力の差に繋がる。ここが極めて心配である。若い頃に米国のニューヨークに住み、海外経験と英語を勉強した私故にこの思いは殊更強い。
強い危機感を有した私は、「浪速国際コース」を設置し、浪速グローバル人材の育成に視点を合わせ、相当の経営資源を投入してきた。要は卓越した教員を揃えたのである。その結果、設置6年にして海外の大学への直接進学がアルバータ大、ハワイ大、シドニー大など今や総計26名にもなっている。その間、フリッピンのパーペチュアル・ヘルプ大学との連携、カナダ レジャイナ大学とMOU連携、パートナーシップ校としてはマレーシア1校、台湾12校、カナダ2校に上る。その結果「IELTS推進校に関西の高校としては初めて認定」され、国際コースもその名が知られるようになっている。こうなると、本校の名が知られ、この9月25日にはカナダバンクーバー市内に広大な敷地を持ち常にカナダトップ3にいるブリティッシュコロンビア大学がリクルーターで本校への訪問が決まった。
2025年9月からは「プロジェクトK」として韓国文化と言語を勉強する為に同好会的なものを始動させた。課外で韓国人講師より韓国語と韓国語文化を学び、韓国の有名な高等学校と連携協定をし、今年の3月には5泊6日韓国語学研修を実施した。隣国である韓国は日本にとって大切である。
以上のように本校は「グローバル展開の学校」として枠組みを整備し充実させている。一生懸命に頑張っているのだ。生徒も志を大きく、まだまだ頑張って欲しいと思う。





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