「会うは別れの始め」という諺があるが、楽しかった時間が終わりを告げ、親しい人たちと手を振って別れることは人生の常であり、その時には、誰もが寂しさを覚える。「この世の無常」である。だからこそ今を大切にすべきだという真理を表したものだけに、別れは確かに寂しいが、その後の「まだ見ぬ世界を知る喜び」もある。だから今、この一瞬を大切に生きて行くべしという教えだ。令和2年からお世話になった天空レストランの調理業者さんと遂にお別れの時がきた。私は6Rに向かい、今働いてくれている皆さんの顔を見に行き、感謝と激励の気持ちを伝えた。先般、本学院で最も良い部屋に皆さんお越し頂き、我々の動きを正式に伝えたが今日は調理の現場でご挨拶した。
中央館6階の「天空レストラン(通称6R)」の経営者が変わる。新しい会社さんの名前は「株式会社お弁当の浜乃家」さんである。昭和57年10月、資本金10,000,000円で設立され、代表取締役社長は道勇泰孝氏である。会計事務所を経験された温厚で優しい感じの立派なお方である。所在地は大阪府松原市三宅西だから学校にも直ぐに飛んで来られる距離にある。従業員数は現在約400名(パートを含む)というから大変立派な中堅の給食弁当、折詰弁当の製造販売、会社、事業所に対する給食、学校給食、病院給食と公式サイトにあった。何より会社に「勢い」がある。
「居抜き」での6Rでの経営権取得であり、現在働いている従業員も新しい会社との面談を通して、前向きに受け入れるとの表明があった。前の会社は足掛け8年間、大変良くやって下さったが既存の業容の拡大、食材の高騰などでレストラン業務から一旦退き、本業に経営資源の集中投資を図りたい旨の表明があって、当方と協議を続け、最終的に受け入れた。その後約2カ月かけて、後続の会社さんを選び出し、コンペを行って最終的に「浜乃家」さんに決定した。昨日、7月6日、社長さんに学校に来て頂き内定を伝え、幹部教職員が集まる午後からの校務運営会議で経緯と今後の進め方や体制を公式にオープンにした。
幸い夏季休業の期間もあり諸準備を急ぎ2学期の始まる9月1日にグランドオープンする方向で進める。お互いに「ウイン・ウインの関係」で大切な生徒の口に入る食べ物を調理し供給して頂きたいと思う。社長も営業本部長さんもご担当の課長さんも親しみやすい人ばかりで本校の「(株)浪速教育振興(NEP)ともタイアップして上手くやって頂けると信じ、私は決断した。今日より全てを明らかにして9月2学期始めの改装オープンの準備に全力で当たる。「あの広いそして機能的な調理場と喫食場は本校の大きなアドバンテージ」だから、此処を生徒の為に最大限有効に使うためにレストランを再構築するのだ。今日は7月7日、「七夕」であり、学校の生徒にも「別れと出会い」のこの話は伝わるだろう。一生懸命に働いてくれた従業員の皆様とお別れするのが辛いが、これも人生の常だ。
浜乃屋さんのHPには「美味しい、笑顔、ありがとう」の為にと題し、次の一文があった。この文章を読むだけでこの会社がどのようなお考えをお持ちか良く理解出来る。素晴らしい!私は浜乃屋の社長さんに単なる給食業者さんではなくて今日からは「大切なパートナー」だと申し上げた。
“「株式会社お弁当の浜乃家は創立以来、多くの企業の皆様や病院、福祉施設、学校や幼稚園の子供達へお弁当をはじめ食の提供をしてまいりました。私たちはいつもお客様の美味しいやありがとうと言うお言葉とともに、多くの笑顔を頂戴してまいりました。私たちの生活の中で、無くてはならない「食べること」は、これまでいつの時代もこれからの時代にも重要な生活の一部です。私たちお弁当の浜乃家は、皆様のその無くてはならない生活の一部を、食を通じて豊かにし、社会に貢献する事こそが義務であると感じ、日々給食やお弁当を提供させて頂いております。(以下略)

