2021年4月20日火曜日

遂に3回目となる非常事態宣言!

遂に「非常事態宣言」が発出される様子である。3回目となった。今のところ学校の休校措置は要請されない状況と聞いている。政治的なことは何も述べないが、我々は「粛々」として受け入れ、次なる行動に移す準備が大切である。準備とは「理念」である。ハード的な準備は本校では完全に整っているから、こちらは問題ないがどのように過ごすかの「考え方」が重要である。22日の職員会議で私から全教職員にプランを発表し、展開することになるだろう。基本は「オンラインリモート授業」である。今朝ほど拡大管理職会議を開いて大筋の方向を定めた。恐らく明日くらいには私学課からも行政指導が出て来るだろうから最終チェックで一部変更も有り得るかも知れない。 



今回の非常事態宣言、「学校は休校ではない」。あくまで校内での授業ではなくて学校と家庭を結んだリモート授業である。従って教職員は全員通常通り出勤して貰わないといけない。時差出勤とかリモートでの勤務とかはしない。教職員にとってはむしろ作業量が増えるだろう。とにかく学校は休みではない。そして最低限でも「日に4コマ」の授業はする。それ以上はパソコンの負荷や(熱を持つ)、小さなタブレットの画面とのにらめっこで疲れ果てる生徒の事を考えねばならない。問題は中学生で1年生は少し負荷を下げる必要があるかも知れない。中学2年や3年生には過去の経験もあるだろうから行ける筈だ。とにかく学校とは生徒を追っかけ勉強を教えるところだ。勉強を教えない学校などは有り得ない。それは学校ではなく、福利厚生施設でしかない。

 



朝の「リモートホームルーム」で体調を聞き、発熱などの聞き取りも必要だろうと思う。又途中で自学自習の時間は生徒にも歓迎されるだろう。教職員は課題を出さねばならない。一人でやりなさいと言って生徒がするか?、するわけはない!生徒とはそういうものだ。小学生と違って中学、高校ともなると家庭で親は仕事で居なくとも自立でやっていけるという考えもあるが、不安な生徒は学校で面倒をみることは有っても良い。いずれにしても生徒には「学ぶ権利」があり、授業料を戴いている私立学校だから責任はある。リモートだから授業料を割賦して払い戻せと言われないように誠意を持って対応する必要がある。管理職の指示を受けて今、教務部長以下のプロが案を練ってくれている筈だ。

 それにしても2500人を超える生徒数の大規模校だがコロナ感染者は今まで教職員で言えば一人として居なく、今朝の時点で生徒の陽性者は中高合わせ2名で、勿論学校には来ておらず、校内に濃厚接触者はいない。各ご家庭の管理の良さと是非とも強調したいのは本校教職員の意識の高さと面倒見の良さ、そして広い教室と24時間換気の最新鋭の武器がなせる技であると私は思っている。つくづくと良い校舎を作ったと我ながら喜んでいる。しかし油断は出来ない。心してこの非常事態宣言を乗り切っていきたいと思う。春の保護者授業参観は中止、校外学習(遠足)は高校、中学ともに中止、現高校2年生の修学旅行に替わるUSJでの修学行事も中止になる可能性は高い。可哀想だが仕方がない。USJそのものが閉館したら行くに行けない。

2021年4月19日月曜日

本日その2 「ベルリッツの支援で浪速国際コースが動き始めた!」

「ベルリッツ」(Berlitz)という会社がある。1878年にアメリカで設立され、現在世界70ヵ国以上に約500の教育機関を持つ大手語学教育グループである。日本には202012月現在、計58の教室があり、大阪では天王寺に支社がある。最初、英語科の教科長からベルリッツを使いたいと言って来たときに私は懐かしく思った。今から38年位前に当時勤務していた大手鉄鋼会社の東京本社にいた私がニューヨーク勤務を命じられ、赴任までの1か月間、特に英会話が出来なかった私に会社はベルリッツ東京に特訓に行かせたのである。当時の事は余り覚えておらず、記憶は極めて高い授業料だったことくらいである。格式が高く、難しくて出席も余り出来なかった。その会社と又本校でご縁が出来るとは世の中は不思議なものだ。 

昨年から始まった新コースの「浪速国際コース」は2年目の今年から本格的に展開する国際人(国際理解)を養成するコースとして「遂に表に出て来た」。高校1年生の間はじっくりと観察し、生徒も考え、高校2年から希望者を募って始まるもので第1回生は何とわずか18人である。インターナショナルコースのIを取って「Iクラス」と呼称される。多くの希望があったが、本人の希望、適正、能力等を勘案し最終的に18人となったのだが、仕方がない。この新コースを成功させるためにも最初は少人数とした。このクラスの英語教育にこのベルリッツから派遣されたネイティブの英語教師の授業が今日から始まったのである。毎週月曜日5限、6限の2コマ連続で行われる。「手足を出すな」と言われたらしく本校教員とのティームティーチングではなく、単独の授業である。これは果たして単位認定に問題は無いのかとの懸念はあったが当局に「特別非常勤講師」として登録し行けることになった。


このIクラスの生徒は今後英語を中心に据え、徹底した特訓を受けさせる。英語、英語、英語漬けの毎日である。秋の修学旅行も参加させず、この代わりに今はコロナの為に海外に派遣出来ないのでベルリッツとは別の会社であるが、日本の河口湖湖畔にある研修所に行かせ、英語の徹底した特訓を受けさせる。元来の予定ではフィリッピンのセブ島にある国際英語教育研修所であったがこの代替えである。私は高校校長と共に講師の先生を部屋に招き入れ、宜しくお願いしたい旨ご挨拶をした。履歴書やご経歴は素晴らしく、期待の持てる先生のようであった。当面1年間継続して様子を伺ってみたいと思う。

 






国際コースばかりではない。本校は英語教育を重要視しており、全校生徒にも事あるごとに言っているのだが、これは中学校でも同じことである。今朝最終的に中学生の為の「夏休みイングリッシュ・キャンプ」の要綱が決まり決済した。当初は千早赤阪村の「多聞尚学館」で宿泊合宿としていたがコロナの事もあり日帰り4日間のコースだ。テーマは「英語に触れる楽しさを知り、英語学習を加速させる」である。ここにもネイティブな外国人の英語教師を配置させる。ここにも24人程度で「まぁ、行ってみるか」程度の軽い気持ちでは特訓について行けなくなるので参加者は厳選しなければならない。一人36000円の費用が掛かる為に学校法人は内10000円を支援する。



 

本日その1 陸上競技用品授与式






本日、陸上競技部に対して乾坤一擲ドリームフィールド(Kフィールド)の完成を記念して競技用品の授与式が行われました。

理事長・学院長先生は、Kフィールドに込められた想いや、陸上は人間の根源的な力を示す素晴らしいスポーツである事を熱く述べられました。

最後に先生は「君たちを最大限に応援しています。皆で仲良く、誇りを持って頑張ってください!!」と激励されました。

先生の御言葉に対し、生徒代表は「今回、授与していただいた用具を利用してKフィールドで練習に励み、大会で活躍します!!」とお礼の言葉を伝えました。(K

  

授与品目:スターティングブロック 4

     ハードル10台およびハードル運搬車1

     走高跳用具一式およびマット運搬車1

     電子音シグナルセット一式

     レースクロック1

     クロックセンサーセット一式

     投擲用移動式サークル一式

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2021年4月16日金曜日

これで、何時でもリモート授業が出来る!

「この学年は良い子が多い!」「遅刻者が一人もいないなんて!」「良く教師の話を聞き分ける!」などと常日頃生徒を見続けているN生徒生活指導部長や高校1年生のI学年主任はのたまう。他の学年の先生方が聞いたら「ウン?」と耳を傍立てるかも知れない。それくらい昨日の新一年生の健康診断そのものは生徒のわきまえで無事に終わったと報告を受けた。ただ昨年に比べ男子で100人、女子で80人と生徒数が増えているから結局時間はオーバーした。想定をしていたがやはり女子のレントゲン検査で40分から60分待ちの状況があったという。従って健康診断後の「クロムブックの講習」は最終クラスが14時50分に始まり、終了が16時になったという。来年からはクラス単位の移動から午前午後で男子、女子に分けることを検討するという。今年の課題を次回に生かすことが人間の知恵である。これが出来ない人間や集団は進歩が無い。


私は高校の新1年生にクロムブックが手渡され、初期設定や使い方の説明が終わって安堵している。これで何時でも「リモート授業」が出来るからだ。大阪のコロナは最早、識者に拠れば「災害レベル」と言い、完全に医療崩壊が来ているという。遂に感染者は1200人を超え、兵庫も、東京も変異型が猛威を振るっている。「不気味」と言う言葉があるがまさに不気味そのものである。無気味とも書くがまるで「得体の知れない怖さ」がある。人類は今回ウイルスの怖さを思い知った。全世界の人々だ。本校でも生徒や教職員には事あるごとに注意を喚起しているが加齢の私自身も明日は分からない無気味さがある。部活動は制限し、次の進展によっては「休校」の判断をしてリモート授業に切り替える時にこの「クロムブックは唯一の頼りがいのある武器」である。

 

昨日で高校、中学共に全生徒が端末の「クロムブックの個人持ち」になった。私が良く聞かれるのは「端末は個人持ちですか?それとも学校からの支給ですか?」だが答えは「個人持ち」だ。当たり前である。格好の資料があって3月23日の朝日はこの特集を組み新聞記事にしているが80%以上の私立学校が保護者負担である。学校負担となると管理費や使用方法の制限など制約が多く、修理費など考えれば学校資産とは出来ない。大体自宅に持ち帰ったりなどの「日常使いに制約」を受ければ意味はない。個人の受益者負担があるべき姿であり本校でもそのようにした。

 それにしても本校の教諭は面倒見が良い。健康診断の前日に入荷させ、それを綺麗にホームルーム教室の上に置いてやり、健康診断が終われば「取り扱いの説明」だ。見事なくらいに流れる段取りであった。771人が一斉に端末を持ち、同時に講習を受ける。「指令塔はICT教育推進部」だ。私はこの光景を見て涙ぐんだ。最近は涙もろくなったと感じる。しかし素晴らしい光景だ。新1年生は直ぐにクロムブックに慣れ使いこなすだろう。ITに関して若者は理解が早い。授業だけではなくてあらゆる勉強に使いこなして欲しいと思う。私は高校校長に指示した。4月着任の常勤講師の先生方にもグーグルの教育認定レベルⅠの資格取得を含めて今後の方針を検討して欲しいと。本校では先駆的なICT教育が出来ないような教師は要らない。これだけは明確に言っておきたい。黒板にチョークでしか授業が出来ないような教師は私が求める教師像に程遠い。






2021年4月15日木曜日

偶には学校を離れ、土と触れ合う喜び

4月9日に中学1年生はオリエンテーションで多聞尚学館に行った。その時彼らの専用施設である果樹園・農園に立ち寄り暫しの「土との触れ合い」を楽しみ、野菜や果物が土と水から育つということを学んだ筈だ。元来なら少しの間でも土を耕し、肥料と散水をすることが出来れば最高なのだがコロナの為に残念であった。ところで今年3年目となるイチゴ園の収穫は大豊作で私はこの無農薬のイチゴを中学の教職員を始め多くの人々に配りまくった。その数は5番花の今の時点で6000個をはるかに超える。それも甘くて大変評判が良いのが嬉しい。管理人と共に密蜂の受粉や病気にならないように温度と換気を気を付けてやってきた、その効果だ。

 



自前の果樹園と農園を有しているのは色々な意味で効果がある。本校は神社神道系の学校であり、「五穀豊穣」が願いである。皇居みたいに「稲作の田んぼ」を持てれば良いのだがそうもいかない為、果樹と野菜を作っている。収穫の喜びを生徒や教職員に感じて貰いたいのだ。果物や野菜はスーパーマーケットで出来るのではない。先般は「ホウレンソウ」が良く出来た。これも皆に配った。今は「スナップエンドウ豆」が採れておりもうすぐ、「ごぼう」の収穫の時期を迎える。H管理人から鳥たちが狙って追い払うのに大変だと言うので私は「全体をネットで覆う」ことにした。今工事中であり19日までには完成するだろう。今後ともこの多聞果樹園・農園は大切にしていきたいと思う。コロナ禍であるがこの農園に行くと心が洗われ、落ち着く。人間は時々土と戯れるのがストレス解消には一番良いのかも知れない。生徒とて同じことだ。勉強、勉強ばかりでは可哀想である。




 

4月5日の入学式、8日の始業式以来新入生を迎え重要な行事が続いたが「今日と明日の健康診断」で一応節目となる。今日は高校1年生と中学1年生で何しろ数が907人と多いし、全館使って男子と女子に区分し滞留の無いように「流れるように」進めていかねばならない。高校と中学の2年と3年生は自宅学習日とし明日実施する予定だ。変異型コロナで大阪は大変な状況になってきており、行政指導により、今日から部活動も制限をする。まだ授業は学校で行えるが、先行きリモートもあるかも知れないから準備に抜かりはないように進めている。中学1年生には既にタブレットのクロムブックを手渡しており、現在使い方の指導中だ。高校1年生には今日の午後入荷する、すぐに手渡して扱い方の指導をしなければならない。高校生は大丈夫だが中学生は入力に「ひらがな入力」しか出来ず、戸惑う生徒も居るらしい。「ローマ字入力」を覚えて貰うために少し時間がかかっていると先生が言っていた。小学校ではひらがな入力しか教えていないのかな?でも彼らは直ぐにものにしてしまう。全く問題とは考える必要はない。



2021年4月14日水曜日

給与明細書WEBサービス

「自分の人生の記録」となるものは大体残す癖があって本校に着任以来の給与明細書は一つ残らず溜め込んでいる。一度仕舞えばほぼ100%見ることは無いのだがついつい残してしまうのだ。恥ずかしい癖だが「自分の仕事の証明みたいなもの」で捨てられなかった。しかしこれも明日からは明細書を入れる紙の袋と給与明細書そのものが無くなるから近い内に処分しようと思う。本校では明日の4月払い給与から「給与明細WEBサービス」がスタートする。併せて半期ごとの賞与・一時金やその他の教職員への支払いも同じようにWEB明細となる。勿論、紙の明細書をご家庭の奥様へ渡さなければならないなど必要なケースもあるがそれはPDFにて印刷が直ぐできる。

 私は15年前を思い出す。着任当時本校では給与も賞与も「現金支給」であった。この古臭さに驚いた私は「給与振り込み」に変えると宣言した。ある女性事務職員が私に訴えてきたのは、120人以上の先生方に「1円のミスもなく袋詰めする労苦」についてであった。大量の現金を銀行の窓口に安全に取りに行くしんどさも訴えてきた。しかし当時抵抗派もいて一人一人説得した。屁理屈を述べて抵抗する者も居たが丁寧に理解を求めた。それが15年ぶりにその紙の給与明細が無くなるのである。これで事務の職員は明細書の印刷と袋詰めから解放される。

 私はこの新システムの導入に関与した関係者、中でも事務室給与担当のOさんと事務室勤務であるが分掌、情報企画部のKさんには賞賛の声を届けたい。勿論進めた理事と事務長が居ればこその実現である。Oさんは毎月15日の朝になると私の部屋に来て、「理事長先生、今月分です。」と決まり文句で給与袋を渡してくれるのも明日からは無くなる。これを気にしたOさんは明細書を印刷して通常通りお持ちしましょうかと聞くので「不要です」と答えた。組織のトップの私が、これで明細書を要求したら、何ら意味は無くなる。必要なら自分で印刷すれば良い。今朝は彼女の指導によってスマホとパソコンにアプリを入れた。


これも大きな意味で「働き方改革の一環」である。本校の給与明細WEBサービスが広く社会一般の中で遅れているのかどうなのかは知見が無いから分からないが、ようやく私が掲げている「デジタルスクール構想」が動き始めた。今後は「ハンコ無し学校」など学校全体を見渡し、ICTを導入し仕事の合理化を図って、教職員の定例業務の負荷軽減を図って行きたいと思う。そういう意味で今回の給与明細WEBサービスは画期的な事なのである。

 


4月に従来の広報・情報委員会を格上げし、「情報企画部」を作ったが、管理職や一般の教職員も含めて「ICT武装されたシティスクール」を目指して頑張って欲しいと思う。その為には人材と資金は投入する。「金は心配するな!自分の知恵と熱意と体力を心配せよ!」

2021年4月12日月曜日

某英語女性教諭との一つの物語

当然だが教師と言っても千差万別であり、「一つの型」で出来たような人ばかりではない。又本学院で「理事長の気に入ったタイプ」ばかりを専任教諭にしているわけではない。様々なタイプの教師がいるからこそ組織は活性化し、面白いのであって全く同じタイプだと生徒の方も興を削がれるだろう。しかし教師には絶対に外してはならないポイントもある。今から話す本校女性英語教師のM先生とはこの数年私との戦いの日々であったと言っても良いかも知れない。そこには「一つの物語」がある。関関同立と言われる難関大学を卒業し別の関関同立の大学院で英語を学び、他校で勤務した後、私が採用し、数年後、専任教諭になって貰った。

 お人柄はどちらかと言うと穏健派に見えるが、芯は強く、生徒指導の力や生徒の面倒見は良くて、部活動指導も良くやってくれている。要は教師としての責任感は強い。「公開授業を参観」したが良い授業はされる。ただ問題は英語教師なのに英検とかTOEICの外部資格を全く有していないことで、私は常々「先生、もうそれは駄目でしょう!大学入試に外部検定のスコアを問われる時代になってきています。生徒に外部検定を勧める英語の先生が自分は資格はないでは通りませんよ!」と何回も何回も何回も指導して来たのである。言う方も辛かったが聞く方もしんどかったと思う。しかし私は諦めずに背中を押し続けた。勿論言っても詮無い人には最初から言わない。

 



どうもこのような短時間で勝負の付く検定試験は苦手と見えて苦闘されたようだが今回ようやく素晴らしい成績を上げてくれた。私の部屋に報告に来てくれた時二人とも目頭が熱くなっていたように思う。私は祝意とご努力に敬意を払い、「先生、当面80歳を目標に本校で頑張ってください」と申し上げたのである。私は一人の女性英語教師に「英語教師として影となる部分」がないように指導を行い、彼女も歯を食いしばって頑張り、大阪府の基準みたいな英語教師TOEIC730点をはるかに超える815点を出してくれた。彼女はこれで誰からも文句は言わせない勲章を手に入れたことになる。立派な、立派な英語教師だ。私は遂にハードルを飛び越えさせたのである。私は嬉しい。我ながら良い仕事をしたと思っている。


今日から本校では「コミニュケーション英語」の一環で新年度の新しい外国人英語教師との「TT(チームティーチング)」が始まった。外部機関から派遣して貰い、46歳のオーストラリア人だ。私は何時もどのようなご経歴なのか極めて気になる。だから最初は何時も面談し、自分の目で確かめるのだ。この歳になると服装、物言い等々、大体一目見て、どのような人物かおぼろげながら分かってくるから不思議だ。過去苦い経験があるから慎重なのである。今高校生だけで2100人を超え、女生徒比率は過去最高となっている。それだけに外部から本校に入って直接生徒と接する人々には私は厳しい目を注ぐ。

結果的には問題なそうな人物で安心した。スーツにネクタイ着用で礼儀正しく、受け答えもはっきりしていた。英語講師だけで他のアルバイトもしていないことも私を安心させた。高校校長同席で英語科の教科長、担当の教諭を同席させ、私の会話を聞いて貰った。彼らはこれで理事長の意図が分かったと思う。今後とも、このように外部の人を校内に入れ、生徒と直接、接触させることの重要性と慎重性を認識して貰いたいと思う。私はこのお方の経歴書に「日本酒の利き酒師」とあったから、理事長室訪問のお土産に日本酒ではなくて芋焼酎を差し上げたのである。