2026年5月29日金曜日

今日は決算理事会の日

 今日は理事会・評議員会の日であった。冒頭、先にご逝去された本校名誉理事長の寺井種伯先生の御霊に対し深甚なる感謝の誠を捧げ、黙祷の時間を取った。 


まず役員は理事長室に集まり暫しの懇談の時を持つ。その後会議場へ移り会議は始まった。何時もの光景である。従来は年度の終わり3月末から2カ月以内に理事会(改正前の本校理事は評議員兼務)は評議員会諸氏に決算内容を報告議論し決算内容を確定する手順であったが、東京の某大学が起こした経理上の不祥事が大きな社会問題となり、ガバナンスの強化と経理の透明性を図る為に私学法の規定が変わり、理事の評議員兼務は禁止され、決算理事会は会計年度終了後3カ月以内に持つこと、その後1週間後の間隔で定時評議員会を開催しその席で最終確定するように改められた。何か「屋上屋」を重ねるような手順であるが、所管の文部科学省の法制化で監督官庁の大阪府庁の指導もあり、我々は粛々と進めるだけである。私はまず居並ぶ理事や評議員諸氏に対し、僭越であったが冒頭次の一文を出し、法改正の趣旨と学校会計の仕組みについて読み上げ、全員で意識を共有した。


1. 改正新法(私学法の改正)令和7年4月1日施行・・新寄附行為の認可

本学院は本日5月29日、「令和7年度決算理事会」を以て、学校会計の詳細について理事、評議員にご説明申し上げ、約1週間後の来月6月8日(月)に「定時評議員会」を開催し、決算内容を確定する。これが改正新法の定める手順である。新法は経営執行機関である理事会に対して従来以上に評議員会のあるべき形と姿勢を高めたものであり、執行と監視の両輪を上手く連動させて立派な学校経営を期したいと思う。 

2.学校会計の決算(ご参考までに)

企業は利益を最大化することを目的とした営利法人であり、その計算書は主に損益に焦点を当てている。つまり、企業会計の主なデータは、最終的にどれほどの利益を得たか、または 損失を抱えたかを反映する。これに対して学校法人は教育及び研究を主要な目的とする非営利団体であるから、損益の観点はそれほど重視されず、教育や研究活動が持続的に行われているかが重要な評価基準となる。    

  1. 「資金収支計算書」 これは、学校の全ての活動に伴う資金の流れを詳細に記録しており、これにより、必要な「キャッシュフロー」が明確になり、財務の流れが把握でき、運営に必要な資金の管理が容易になる。
  2. 「事業活動収支計算書」 学校法人における事業活動からの収入と支出を示し、教育活 動がどの程度健全に運営されているか、健全性を評価するデータである。
  3. 「貸借対照表」(バランススシート) 会計年度の終了時における学校法人の資産、負債、純資産の状況を示し、組織の財政状況、財務状態を一目で把握できる情報を提供している。
  4. 「財産目録」 学校法人が保有するすべての資産と負債の詳細を記載し、貸借対照表を補完する役割を果たしているデータ。

以上の4つの計算書は、学校法人が持続可能な運営を実現するために不可欠な情報であり、学校法人の運営や管理に従事している法人役員や学校管理職にとって必須な情報源である。この決算書類の理解から全てが始まると言えるべき重要な要素である。 

以上を受けて計算書類を丁寧にご説明した。決算内容は私がここで自画自讃、自己礼賛するより、公的な監査法人である公認会計士のO先生の監査結果のお言葉の一部を紹介したいと思う。

監査の結果、令和7年度の学校法人浪速学院様の計算関係書類は適正である旨をご報告申し上げます。令和7年度の学校法人浪速学院の損益状況を一般企業並みに表現すると、売上高(帰属収入)は●●●●百万円で利益は●●●百万円ということになります。売上高利益率は〇〇%で一般企業でも△△%を超えると優良企業ですが、非営利の学校法人では驚異の高い利益率です。(以下中略)教職員様への処遇改善や職場環境の充実により教職員様のモチベーションを高め、そのことが生徒さんの学習意欲向上を高め、生徒数の増加に繋がるという好循環をもたらしていると思います。令和8年度も中高ともに入学生は順調なスタートで益々ご発展されますことを祈念してご報告とさせて頂きます。

会議終了後は又理事のみ理事長室に集まり、向後の段取り等を確認して重要な一日は無事に終わった。安堵している。明日はPTA総会と懇親会が予定されており、忙しかった5月は、終わる。

2026年5月28日木曜日

メキシコ、パナマからのお客様

 幼少期に親から受けた教育は本当に凄いと思う。その後高等教育まで受け、社会人となり、齢●●歳の後期高齢者になっても、その教育は身体にそのまま残っている感じがする。私は特に父からも母からも「人様をおもてなす時はドンと思い切ってやること!」を教えられた。家にお客様をお迎えする時の食事の量は食後に残るように、大量に出すこともその一つである。お客様が遠慮して満腹しない食事の量はおもてなしとは言わないのである。これはこの歳になっても生き続けており、今でも会食などでご招待する時は多すぎるくらい料理の注文を出すのだが、これはこの親の教育の影響だと思う。 

今日はメキシコとパナマからの合同訪問団が両国の教員8人に引率されて生徒総数38人の第訪問団があった。エージェントが入り、大阪観光協会が間に入った、本校としてはメキシコやパナマの訪問団受け入れは始めての経験である。何故合同なのか走らないが、想像すると「浪速なら受けて貰える」と考えらえたか、どうかは知らないが一日昼食時間帯を挟んで本校で滞在して頂くのは一大仕事であることは間違いない。私は高校校長と手分けして「誠意を持って友好親善の絆」になるように「おもてなし」の精神で受け入れを決めた。特に昼食の和食に拘った。

 

昔、ニューヨークに駐在した時分、仕事の関係でメキシコには数回行った経験はあるがパナマ運河で有名なパナマ共和国は全く知らない。合同ミッションの先生方を理事長室にご案内し、最初にお会いした時から「良い笑顔」をされていた。直ぐに打ち解けて良いご挨拶が出来たと思う。そしてお土産の交換である。これが大切で私はパナマからは記念のメダルとメキシコからはメキシカンハットを頂いた。お返しには「天孫降臨焼酎」をお渡しした。その後一向は本校生徒の待つ集会室に行き、交流会は始まった。ラテンアメリカの中でも比較的リッチで明るい国柄から来たお客様は浪速学院の事を記憶に残してくださると思った。小さいが大きな意義のある訪問団受け入れであった。国際コース担当のS先生は良くやってくれた。 




今日は11時から第12回目となる「ブル・ショップ焼き立てパンの外販日」であり、蒸し暑かったから風の良く通る天井の在る回廊下を使って行ったが、担当のMさんによると16分程度で完売したと報告に来てくれた。16分と言うと「あっと」言う間であり、今更ながらご近隣の皆様のご支援に頭が下がる。神恩食パン、お蔭食パン合わせて160個とアンバターパンなどの総菜パン100個が瞬時に売り切れるのはやはり「味の良さとコスパ」ではないか。一歩一歩、我々はノウハウを積んで来ており、今後とも(株)NEPの有力事業として成長させて欲しいと思う。


2026年5月27日水曜日

今日は改正私学法を受けた最初の監事監査

 今日は学校法人浪速学院の「監事監査」の日であった。新私学法は202541日の改正で「監事の役割や地位」にも大きな変化をもたらした。改正の主眼は、学校法人におけるガバナンスの強化や「監査機能の向上」を図ることであり、これにより私ども教育機関の透明性を向上させることが期待されている。特に独立性強化の観点から「監事の選任・解任が評議員会へ移行」され、従来の理事会が監事候補の選定に関与出来なくなった。新たに評議員会が関与することで、理事会の影響を排除し、公正かつ客観的な選考が行えるようになると法令は言うが、果たして実効あるシステムになり得るのかと言う心配も私の内心には些かある。 

監事の権限が大幅にアップされ、法人調査や理事会への意見申述が可能になると言うが本学院では従来から監事のご意見やご指導には透明性を高めて対応してきているのでこの文言も些か?だ。今次改正により、監事に新たに付与、強化された調査権限は、まず①理事会が提出する議案の検証義務、②評議員会に出席し、意見を表明する義務、③兼職制限・同族制限の厳格化で監事の独立性をさらに確保④会計監査人との連携強化で財務チェック体制が強化、④監事の選任・解任が評議員会の議決へ移行等々であるが我々は当然として受け止めているが、実効性のあるシステムにするには監事には相当の時間と知識、力量が必要である。

 改正私学法の趣旨を踏まえ、「今までも、これからも」法令順守、透明性を高めて理事会は法人会計を正しく、評議員会は理事会を監視し、監事は計算書類や業務執行の状況を正確に調査し、理事会、定時評議員会において報告し、それぞれがミッションを踏まえて進めて行くことであり、何ら変わった視点はない。当たり前のことである。特に本校の特徴は「業務監査」として校務運営の責任者が資料を作り、詳細に説明しており、単に決算に関わる会計監査だけではない。このような監事監査を受けている学校は多くはないのではないか。即ち計算書類の元になる業務執行の状況にこそ真実が有るのであって、数値を見るだけでは監査にはならないと思い私は実行している。逆に言えば監事にとって、この業務監査は学校理解に大きな効果があると思う。「為になる」のである。 

東京の某大学法人が社会を震撼させる経営上の不祥事事件を起こし、このような「法の縛り」がきつくなっているが、根本的には「学校の透明性の確保」に尽きる。我々は全てを公開し、情報を外部に公開している。この「信頼性への肌感覚」が多くの保護者や受験生へと伝わり、本校は在籍生徒数3586人と言う大規模校に成長した。大阪府神社界が保持する学校ではなく、木村個人の家業でもなく、「社会の公器としての教育機関」だという事を常に意識し、今後とも精進して参る。幾ら法令を厳しくしても、簡単に学校会計を数値から理解できるようになるには簡単な話ではない。まず業務を執行している本校勤務の役員や管理職が改正私学法を背負って毎日業務を執行しているという感覚を常に忘れない事が大事だと思う。



2026年5月26日火曜日

軽音楽部へアンプをプレゼント

 詳しくは知らないが、音響機器(オーディオ機器)におけるアンプリファイア(英: amplifier)とは、音響を表現した電気信号を「増幅する機器」である。日本語では慣例的に短縮してアンプと呼ばれている。中でもギターアンプとは、「エレキギターの音を出力するための道具」で、これが無ければエレキギターのサウンドは楽しめない。中でも「イギリス、マーシャル製のアンプは優れモノ」でギターの音を作る役割や、アンプのツマミ操作で、リバーブ(残響)などの効果を加えたり特定の音域を強調したりと、好みのサウンド、音色などが調整ができ易く「本校の軽音楽部」でも第一人気の音響機器らしい。 



時は遡る。4月11日に校庭で「文化系クラブの発表会」が新入生の為にあり、その時の軽音楽部のパーフォーマンス演奏の素晴らしさに若者の息吹を強く感じた私は見つけた主顧問のM先生に対して「何か欲しいものはないか?」と問うとすかさず「アンプが欲しいです!」と返ってきた。それが今日の授与式に繋がった。会場に入った私は居並ぶ生徒の数に驚いた。その数、何と150人である。勿論軽音楽部は5人程度の小グループで纏まりグループ数だけで本校は40程度にもなる。吹奏楽部の楽器と比べてセットで40万円のアンプは大きな金額ではないが、代表の生徒や部員の顔は嬉しさで一杯であったように見えた。 




私の如き、古いタイプの加齢の人間にはエレキの甲高いサウンドやボーカルの歌声など何を言っているのか、日本語も分からないことが多いが、今日的若者には軽音楽の魅力で自己の研鑽と生徒なりのストレスの発散になっているのだろう。私は昔気質の「演歌一本道」の人間だが決して軽音楽が嫌いではない。中でも主顧問の数学のM先生は大好きなタイプである。身なりに拘らず、随分前になるが心斎橋で偶然会った時に結婚前の現奥様とデータだったと思うが、来ていた洋服に式服用の真っ白のネクタイを締めていたのには驚いた記憶が有る。それが今でも消えない。そのM先生、3月に卒業した高校3年生の自分のクラスから何と33人もの国公立大学への合格という信じられない快挙を出した先生である。このM先生への感謝の気持ちもこのアンプには有る。 



良い実績を出した教職員や生徒、クラブに対しては「それなりの褒賞、報奨」が有っても良い。私はこれを積極的に行って来た。29日には理事会があるが出来上がった令和8年度学校会計の決算では本当に素晴らしい数値が並んでいる。これも多くの生徒が入学してくれ、今や在籍数が3586人と言うマンモス校になったお陰である。それらの成果を頑張った教職員、生徒に還元するのは当然であり、財務的に出来なくなれば止めれば良いだけの話だ。「財務数値に連動した学校経営」こそ今日の浪速を作ったと思う。やっていたものを止めるとしんどいなどと宣わって、だらだらと継続すれば財務は更に悪化する。「出来る時はやる!出来なければやめる!」、こういうリズム感が学校を活性化させる。

2026年5月20日水曜日

浪速中学校令和9年度入試、塾長様対象の入試説明会の日

 遂に来年度入試に向けてスタートラインの号砲が鳴り響いた。まず私立中学から先に出るのであるが、今日は「浪速中学校令和9年度入試、塾長様対象の入試説明会の日」であった。まず私立中学から出発しその後時間をおいて私立高校となる。府内には私立中学は60校、私立高校は96校あってこれらの学校はこれから少子化の中で生徒募集、即ち受験生の獲得にしのぎを削る。特に義務教育である中学校では「敢えて私立中学の選択の意義は??」という機運がやはり底流には有って、特色、特長、名の通った私立中学でないと受験生は集まらない。基本的には「進路指導と大学入学の実績」が、やはり「物を言う」。公立を蹴ってまで私立中学を選択するのは「6カ年一貫教育による進路保障」だと思う。塾の指導、運動系の実績ある学校、保護者の強い希望等と私立中学サイドがからみあって12月末までうごめき合う。しんどいが面白い仕事だ。


 高校は今年から日本全国の私立高校で完全授業料無償化施策がなり、これで公私の壁は基本的に無くなった。この施策は徐々に私立中学にも伝播していくと思う。余り時を置かず、「私立中学ブーム」が静かに沸き上がって来るかも知れない。個人的な見方で言えばその傾向は既に出てきていると思う。遂10数年前までは本校は60校中30番目位の数で乏しい気持ちが周辺を支配していたが我々は地道な努力を行い、今年の4月には191人の入学者を数えた。これは60校中15番目に位置する。「大躍進」と勝手に思っているが、神は努力するものに栄冠を与えて下さる。この事を信じて今後とも頑張って参りたい。


 今朝も入試広報部の近藤教頭先生が入ってきて、今日の具体的な段取りの説明を受けた。ここ4年間で148人、141人、168人、191人と右肩上がりできた。果たして来年はどのような結果が待ち受けているのか?私は教頭に述べた。中学は今までの基本戦略は1学年5クラス体制であったが、これを見直し、6クラス体制も有り得ると述べた。教室はNS館の6教室を浪速中学に振り向けることで成立する。今日の説明会の登場人物はまずトップバッターが西田校長、次いで女性の西浦教頭補佐が続き、最後に近藤教頭が締めた。このクリーンアップトリオはプレゼンにパンチがあり、又話しぶりに誠実さが前面に出ている。とにかく、しゃべりも資料も完璧であった。もはや私の出番がここには無くなった事が進歩だ。 


口でごちゃごちゃ説明するよりも「百聞は一見に如かず」で自慢の新校舎で学んでいる生徒と教員の姿を見て頂くだけで「百戦錬磨」の塾の先生方には「眼光鋭く」、浪速中学の成長性を見抜いて頂けると思う。つくづくと私は思う。本当に戦うのが好きな自分の姿に驚く。何か元気になっている自分を自覚する。何で戦っているかと言えば、私は浪速の未来を勝ち取る為に戦っている。相手は自分自身である。


2026年5月18日月曜日

時間は人間に大きな仕事をもたらす

 屋久島への中学3年生の修学旅行で引率してくれた先生方に屋久島産の名焼酎である「三岳」をプレゼントした。私の気持ちである。京都の私立高校では修学旅行で死者が出るなど社会問題となったが背景には事前準備もさりながら引率教員の無責任さがある。私はこの話を聞いて憤慨した。それだけに屋久島縄文杉を目指す今回の旅行の結果については気にしていたが本校の教諭は見事にその責任を果たしてくれた。言葉だけで「ご苦労様」では私の気持ちはすまない。だから屋久島の「三岳」なのである。この三岳と言う名前の背景は屋久島の最も高く有名な山の名前から来ている。 

「時間は人間に大きな仕事をもたらす」。今の実感である。昨年の5月下旬、丁度今の時期に私は次のように内外に周知した。確か5月22日だったと思う。学校法人浪速学院は本学院の持ち株会社である(株)浪速教育振興(NEP)が近隣のパンショップ「136パン」との契約を解約し、NEPの直接経営とすべく関係先と具体的な交渉状態に入ったと言うものだった。あれから凡1年、「焼き立てパン、浪速ベーカリーショップ・ブル」は極めて順調な推移を見せ、校内販売は約2倍の売り上げ増、開始した月度2回の「食パンの外販」も大成功となり、何と昨日はこの地の町おこし「山之内フェスティバル」に店舗出しを要請され近隣の方々に大変喜んでいただいた。新しいブルショップの立ち上げに努力してくれた関係者に深甚なる感謝の誠を捧げたいと思う。 


今日は久しぶりの職員会議があった。まず最初に昨年4月に専任教諭として本採用された5名の先生方のうち、まず2名の先生方が「専任1年間研修報告」と題して報告してくれた。素晴らしい中身であった。その後通常の職員会議にて私は様々な視点で本校の現場とあるべき姿について述べた。このようにトップは自らの肉声で方向について語り、述べなければならない。「俺の目を見よ」では経歴や専門課目も、思考も異なる千差万別の教職員に正しくトップの方針が届く訳はない。特に学校は昔から「鍋蓋社会(フラット)」と揶揄されているくらい「縦の線」で纏まるのは口で言うほど簡単な話ではない。 



最後に「令和9年度入試の試験問題作成委員会のメンバー」について名前を読み上げ、発令した。これは人事発表の一つである。まだ5月だと言うのにもう来年度入試問題の作成に入るのである。4月に3586人の生徒を乗せた飛行機は離陸し、上昇し、安定した水平飛行状態であるがもう一段のエンジンを吹かしスピードを上げて令和9年4月1日を目指して飛ぶのである。5月20日には浪速中学校の大イベントである「塾長様対象の学校説明会」がある。今朝の段階で申し込み塾数と先生方の数は昨年を超えている。良い兆候であり、嬉しい。



2026年5月16日土曜日

PTA実行委員会「103年の歴史で初めての女性会長の誕生」か?

 絵筆が「すいすい」と進むように学校が舞台の絵画が今、出来つつある。3586人を乗せた学校は上昇から水平飛行状態になり、安定した平穏な毎日が続いている。4月は生徒の為の新年度形作りであったが、5月は「PTA組織の新しい形作り」が進行している。5月末には令和7年度の学校会計の「決算」が定まり、これで令和7年度は去年となり、名実ともに令和8年度がスタートとする。今日は10時から令和7年度最後の「PTA役員実行委員会」があった。新体制の役員を内定する人事委員会で学校側も管理職はじめオールメンバー出席で「初顔合わせ」である。7年度のS会長が引率して9時30分から私の部屋で新役員の5役が内揃って挨拶に来てくれた。5役とは会長、副会長、書記、会計、監事である。 


そして10時からは大きな部屋に移り、PTA新旧役員の人事をテーマに実行委員会があった。順調に粛々と新旧役員候補者の紹介が行われ大きな拍手で内定した。これで「5月30日のPTA総会」に正式に上程されることが決まった。これだけ大きな学校になるとPTAの数も両親だけで7000人を遥かに超える大組織になる。大変だが浪速改革はPTA組織も対象で「機能的な活動するPTAの形」は基本的に出来上がっており、何時もいつも我々はPTAの力の大きさに感謝している。我々の背中を推してくれるPTAあればこそ「学校は変わった」とも言える。令和7年度のS会長はOBであるが二人のお子さんも浪速一直線で選択してくれ、連続6年間も会長職を執行して頂いた。この間学校は大きく成長した。学校を愛し、PTAの皆さんの為に汗をかき、歴史に残る名会長だったと思う。 

そして令和8年度の会長は何と、何と「103年の歴史で初めて女性会長」が誕生する内定で進んでいる。国政では憲政史上初めて高市早苗総理が誕生して素晴らしい改革を進められており、私は女性会長の就任を待ち望んでいただけにこの案を現会長から相談された時には諸手を上げて賛成した。明るく、元気いっぱいの、笑顔が素敵な、それでいて知的な女性である。学校も初の女性管理職が事務室に誕生しており、中学校でも女性教諭が教頭補佐職に昇進されているなかで遂にPTA会長も女性となる。時代が一歩前に進んだ感じだ。

 組織における女性の登用はかねてから「かまびすしく」言われてきたが、元々学校と言う所は男女平等の社会であったが、単に教科だけを教育する場所から学校を組織化しマネージメントするという社会の要請と言うラインの流れに女性が主役として登場するのに時が掛かった事はゆがめない。しかしようやく水が流れ始めたと思う。大阪では私学連合会の会長に初めて興国高校の草島理事長先生が会長にご就任され八面六臂の大活躍をされている。少子高齢化社会の進展の中で女性の持つ力量、感性、指導力等が真正面から適正に評価され始めた。私は本校にも遅ればせながら学校組織やPTA組織に女性の管理職やトップが誕生したことが殊の外嬉しい。心も体も躍る気分だ。