心豊かな安穏の時期は過ぎつつある。遂に令和8年度入試に向けて具体的な広報活動が始まった。今朝ほど詳細な報告を受けた。今からこの先、10カ月間の「戦いの火ぶた」が切って落とされたというと少しオーバーか?でも私立学校にとって基盤は年度単位の入学者数であり、決して新記録狙いなどではなくて本校で花開く生徒に一人でも入学して貰うべく、本年度も入試広報部は頑張って欲しいし、学校法人は全面的に指導し応援して参る所存である。17日の土曜日は今年から一部中身を変えた「中学生向けのクラブ校外施設体験会」を「土砂降りの雨」の中であったが実行した。それにしてもすごい雨だった。
硬式テニス、ゴルフ、サッカー、軟式野球部の4部としたのだが何と昨年の倍以上の生徒が雨の中にも関わらず参加してくれた。欠席率も少なく大変良かったと思う。詳細なレポートを見ながら私は「幸先が良い」と強く感じた。合わせて本校地の「中学校新校舎見学会」もその立派さに「驚嘆、感嘆」の声ばかりで、見学中に母親に「ここに行きたい」と大きな声で話している小学生が多かったとあった。
今後の入試説明会で参加者にお渡しする「クリアファイル」も、誰のデザインか、承知していないがまさに「簡潔にして迫力ある出来栄え」で評判が良かったという。普通は竣工、竣功と書くが完成でも良い。最高の歓声はお土産の「焼き立てパン」をお渡しした時だとニコニコしながら教頭先生は言っていた。わずか2個程度のパンだが「パンを貰って」喜ばない人間はいないのではないか。パンで釣るなどの考えは全くない。雨の中、頑張って参加してくれた小学生に、お腹も少し減らしただろうからその補填に「おやつ」としてプレゼントした社会通念上、全く問題ない「本校の優しさ、誠意の印」だ。しかしパンの手配には結構気を遣っている。