昨日、「Language Training Program in New Zealand」と称した中学生の一団が伊丹空港から羽田経由で「語学研修の旅」に経った。空港まで見送った中学校長先生から「皆、笑顔で無事に出発した」との電話があった。本校では海外に出向く生徒には校長が見送るのが余程の事情がない限り定例化している。私も行ってきた。空港まで見送っている保護者にはいかにも「校長先生の姿」を見ることは心強いのではないか。これが「本校の生徒を想う気持ち」の証しだ。生徒は頑張ってくれるだろう。
国外に出て行く者もいれば海外から入ってくる生徒もいる。空手道部の今井先生を頼って一人のドイツの少年が4月から10カ月間の留学希望が出た。北部のニーダーザクセンとう街からで、歴史的な街並みやメルヘン街道の一部でもあり、美しい中世の街並みや城が残っている。父君は会社経営をされており、かなり裕福なご家庭と聞いた。所属するクラスは2年生の国際コースと決め、担当のT先生と最終確認を行った。本人は礼儀正しく、日本語学習にも熱心で、親子共に日本ファンと聞いた。大学も日本の地を選択する可能性が高い。間にたっているエージェントはEIL(日本国際生活体験協会)という由緒ある、この組織の創始者が「ホームステイ」という言葉を作ったと言われている。最近では何か空手道部関りの生徒が多く、それだけ今井監督の名が知れ渡っているという事だ。こういう先生は本校の誇りである。今日の校務運営会議で私は留学生の受入の注意事項について話した。
卒業式も全て終わり、授業も特別授業に移る時期の関心は「大学進路状況」である。ここを重要視しないと私立として胸は張れないというのが私の偽らざる気分だ。わざわざ私立高校に来るのは進路指導がしっかりとして充実した教科指導体制があるからである。「予備校に行かなくとも行きたい大学へ行ける」というのが本校の基本方針であり、充実したカリキュラムと卓越した教師、ICTの完備などはその為にある。又学校の教室以外に「学びを深める」為に千早赤阪村に自慢の施設として「多聞尚学館」という宿泊教育施設を本校は有しており、生徒は此処で学ぶことを楽しみにしている。友達と「切磋琢磨」して頑張ることは大きな学習効果を生み出す。果たして今年の進路状況は如何か?
高校教頭補佐で進路指導部長兼務のI先生からは「しょっちゅう」話を聞いているが今朝は先の国公立大学の前期の合否発表がひと段落したこともあり、具体的な数値が出て来たので報告を受けた。それを見て私は「大いなる安堵感」を持った。「部活動優勝とは又一味異なる喜び」である。過去新記録の昨年度の実績60人を既に上回っている数値がそこにはあった。まだ中期、後期とあるから更に上積みされるので、運良くば?昨年実績プラス15人位は行くのではないか?まさに画期的な事である。I先生、優秀な先生だが強運もある。運を持つ人は強い。生徒が頑張った証拠だが、進路指導部長の戦略の元、学年主任、担任、他「学校の総合力」が進路実績である。
「文武両立の進学校」を標榜する本校が国立、公立、関関同立等の私学を含めて胸を張って送り出すことが出来ることはそうたやすいことではない。空手道部やテニス部など日本のトップ校の名前だけでは物足りない気がするだけに今朝の報告は私を大いに喜ばせた。何事も「画竜点睛」を欠いては「私立高校の絵にならない」と思う。最後の筆は進学実績ではないか?

