2025年7月4日金曜日

本日、教職員に「令和7年夏季賞与・一時金」を支給することが出来た!

 今日で1学期の期末試験が終わった。高校は従来通り5日間の日程であったが、中学は4日間の日程を一日延長して5日間となった。中学の教務・進路部長に電話したら「高校と揃えました」と言うので「それは違うだろう、負担を軽減して受験勉強の時間を取ったのが目的ではないのか」と言うと即座に「そうです」と言い返してきた。電話口の向こうで少し顔色が変わったかも知れない。最もそのような柔な人間ではなく図太いから大丈夫だろうが,滅多にない私からの電話問い合わせに適切に返答するのも「腕」であり、今後気を付けなければならない。試験が終わった高3生に偶然出くわし、立ち話をしたのだが「まあまあ出来ました」と返事があった。皆、難関私立の理系を目指しており頑張って欲しいと激励した。 

参院選の告示が3日になされ、石破政権が問われる。物価高対策で「現金給付か減税か」が問われているが、そのようなテーマが国政選挙で問われるような光景は少しおかしいと感じる。現金給付も減税もやったら良い。直ぐに財源とか何とか言うがそれを言うからおかしくなる。この問題はさておいて、私は今回の選挙で「女性候補者が過去2番目に多い」ことに注目している。女性が議会に出て論陣を張ることが徐々にではあるが日本の形を変えることに繋がると信じて疑わない。明日の5日土曜日、浪速中学校は第二回目のオープンスクール(授業体験)があるが、今朝現在で申込者は104人であり、何と男女比率は52人づつである。 

女生徒の増加は過去の浪速高校のケースでも男女合わせて入学者増につながっているデータを私たちは有している。「女生徒の増加はそれくらい学校に大きな影響を与える」のである。良いニュースであり6月の1回目のオープンスクールと合計すると40人近くの増加になっている。新校舎効果もあって女生徒の増加、それにつれて男子生徒も増加となっている現象と見て良いのかもと判断できる。中学校の令和8年度入試もまずまずのスタートを切っている感じで嬉しい安堵の気持ちだ。 

今日は令和7年の「夏季賞与・一時金」の支給日であった。小さな私立の高等学校・中学校と言えども「学校の経営」を担っている身にとって今日ほど特別な感情が湧き出る日は無い。表現すれば「まぁ、今回も良かったー!」と安堵の気持ちが吐露している。これが支払えなかったり、対前年度削減された支給額だったりすれば、私の性格からすれば「相当、落ち込んでいた」に相違ない。何時もこの日は一人、学院神社にお参りしてこの夏も頑張ってくれている教職員に「出すことが出来ました」とのご神恩に感謝の気持ちを表している。 

今朝の新聞各紙は経団連第一回集計の数値だが「夏のボーナス99万円、大手平均過去最高」の見出しが躍っていた。18業種107社で平均年令は出ていないが4年連続の増加で990848円である。日本の経営者も物価高対策で年収アップの方策にようやく舵を切り始めていることが分かる。一方公務員であるが6月30日に出ており、大阪府は40.5歳で834844円、大阪市は42.3歳で860657円とあった。本日浪速学院が出したボーナスは平均年齢が40.9歳であるが、大手企業に対しては11%高く、大阪府、大阪市との比較では27%から31%も高い計算になるから、決して悪くないステージであることも私の機嫌を良くしている。出せる時は出す!