今日は公立中学校の先生方の本校ご視察会の日であった。毎年この時期に実施している。大切な自校の生徒の進路先について事前にご自分の目で確認致したいと言うことで本年はここ4年で最大の人数となった。86名、94,96,そして今年が104校で110名の先生方で新記録である。有難い限りだ。入学者数調整の目的で、昨年からⅢ類の合否判定レベルを些か高めた事で難易度が若干高まった学校でもあり、公立の先生方も来年度入試の動向を確認したいと思われているのだと思料した。プレゼンは高校校長以下、進路指導部長、生徒代表、入試広報教頭と誠心誠意努めさせて頂いた。資料は完璧に近く、論旨の展開も良く、本校の「生徒を大切にする」取り組みが手に取るようにご理解頂けたと思う。手前味噌ながら素晴らしいプレゼンテーションで、聞いていて私の顔は緩み、過去20年の取り組みがここに結実したと感無量であった。
「稽古照今」という余り耳慣れない言葉が有る。少し難しいが、古事記の序文にある「古(いにしえ)を稽(かんが)へて風猷(ふうゆう)を既に頽(すたれた)るに繩し。今に照らして典教を絶えむとするに補(おぎなはず)ということなし」から来ている。意味は過去の出来事や先人の教えから学び、現在の事象に照らし合わせて教訓を活かすと言う意味であり、「古(いにしえ)を稽(かんが)え今に照らす」と訓読する。この20年前は正直見向きもされなかった本校が今ようやく公立中学校の進路担当の先生方に認めて頂きつつあると言う現実に私は感謝申し上げ、感激している。まさに謙虚に稽古、稽古を積み重ねて、浪速の今日が有るのである。稽古とは武道や習い事のみの言葉ではない。学校そのものも稽古稽古をして高めて来たからこそ今があると考えている。
