2026年8月21日金曜日

稽古照今・・・古を考え今に照らす

 今日は公立中学校の先生方の本校ご視察会の日であった。毎年この時期に実施している。大切な自校の生徒の進路先について事前にご自分の目で確認致したいと言うことで本年はここ4年で最大の人数となった。86名、94,96,そして今年が104校で110名の先生方で新記録である。有難い限りだ。入学者数調整の目的で、昨年からⅢ類の合否判定レベルを些か高めた事で難易度が若干高まった学校でもあり、公立の先生方も来年度入試の動向を確認したいと思われているのだと思料した。プレゼンは高校校長以下、進路指導部長、生徒代表、入試広報教頭と誠心誠意努めさせて頂いた。資料は完璧に近く、論旨の展開も良く、本校の「生徒を大切にする」取り組みが手に取るようにご理解頂けたと思う。手前味噌ながら素晴らしいプレゼンテーションで、聞いていて私の顔は緩み、過去20年の取り組みがここに結実したと感無量であった。 




先の大阪私学展では全体で微減の参加者であったが本校は微増であった。この私学展を皮切りに、今日の企画が第2弾、9月2日は第3弾として「塾長様への説明会」、そして10月以降は、年末まで毎月「学校での入試説明会」が続く。この間、中高共に体験授業、クラブ体験を実施してきており、私立学校側も受験生側も年明けの入試出願まで熱量を上げて行く手順である。授業料無償化の追い風を活かす学校とそうでもない学校によって公立も私立も約半数が定員を割れる事態になっている。授業料が無償だから、どの学校に行っても同じとは受験生、保護者は考えていない。私学選択は矢張り基本は教育の中味であり、進路実績、生徒への面倒見の良さ、クラブ活動の支援体制など多くの判断基準がある。本校はその点を目に見える形で実践し、教育環境を完全に整備したことが実績に繋がり、そして「学校5日制導入や土曜日の使い方:Saturday  Something  Special (3S)」など 本校の先駆的な挑戦も又受験生と保護者の胸に届いていることはアンケートからも明確になっている。

「稽古照今」という余り耳慣れない言葉が有る。少し難しいが、古事記の序文にある「古(いにしえ)を稽(かんが)へて風猷(ふうゆう)を既に頽(すたれた)るに繩し。今に照らして典教を絶えむとするに補(おぎなはず)ということなし」から来ている。意味は過去の出来事や先人の教えから学び、現在の事象に照らし合わせて教訓を活かすと言う意味であり、「古(いにしえ)を稽(かんが)え今に照らす」と訓読する。この20年前は正直見向きもされなかった本校が今ようやく公立中学校の進路担当の先生方に認めて頂きつつあると言う現実に私は感謝申し上げ、感激している。まさに謙虚に稽古、稽古を積み重ねて、浪速の今日が有るのである。稽古とは武道や習い事のみの言葉ではない。学校そのものも稽古稽古をして高めて来たからこそ今があると考えている