7月4日に行われた浪速中学校の来年度入試に関して第2回入試説明会・オープンスクールの結果報告を受けた。丁度この日は前日に続いて東京に出張しており、この眼で現場を見ることは出来なかったが、20年もやっているから「眼光紙背に徹する」ではないが、報告書の字数を追うことで、さもその場に居たように中身が見えてくる。これが経験値だろう。詳細な結果は省くとして、今回の入試広報部とのやり取りで私は「生成AI」について議論を吹っ掛け、次のように指示した。
この授業体験は本年度から従来の年二回を三回にしたこともあり、9月の3回目が終わった後に生成Aiを使ってこの授業体験の保護者アンケートを詳細分析して貰い、「我々の意図した狙いの結果になっているかどうか」「Aiは我々の視点とは異なる指摘はあったのかどうか」等々チャットを繰り返して、結果を報告すべしとした。この歳になると最早生成Aiなどは付いて行けない世界だが、トップの私がそのように言ってしまうと組織の成長はそこで遅れてしまう。私は今生成Aiの概要だけでも勉強するように心を入れ替えた。
生成AI(ジェネレーティブAI)とは、指示に応じて文章や画像、音声などの新しいコンテンツを自動で作り出す人工知能技術であるが、恐るべき勢いで世の中に出て来ている。このような爆発的成長は今まで長い間、生きてきて他に例がない。それ位急速である。キオクシアという半導体メモリーメーカーはAi特需で株価の時価総額がわずか1年半で50倍を超し、あのトヨタ自動車を抜いたとあった。旧世代の私には信じられないと言う感覚である。株売買の最小単位である100株を購入しようにも800万円を超える。手が出ない価格になっているから、そのすごさが分かる。
生成AIは、大量のデータを学習し、そのパターンや特徴を理解した上で、ゼロから新しいコンテンツを生成するのだが、従来のAIが「分類・識別・予測」に特化していたのに対し、生成AIは「まだ存在しないものを創り出す」点が大きな特徴である。例えば、文章生成AIは人間が書いたような文章を作成し、画像生成AIは指示に基づいて新しいイラストや写真を生成する。生成AIの種類は用途や生成するコンテンツによって分類されており、「文章生成AI」はChatGPTなど、文章やレポート、キャッチコピーを作成、「画像生成A」はDALL·EやStable Diffusionなど、イラストや写真を生成するし、「音声生成AI」を使えば音声合成やナレーション作成が可能で、「動画生成AI」は短編動画やアニメーションの自動生成が可能である。
私は今、「Google Notebook LM」というアプリを入試広報部のIT達人から教えを貰っており、最近、これを私のアラウンド分析に試してみたが、結論から言うと、なかなか良い感じで、驚いた。このアプリは、Googleが提供するノートアプリで、「情報の整理」がとても簡単であった。分析結果も著者の私を十分満足するものであり、近いうちに成果をこのアラウンドで紹介できると思う。まず教職員は自己の業務処理の一助から始め、「生成AIの浪速」と言われるように学習して欲しいと思う。最後は教育活動への反映だがそれは焦らなくて良い。食わずキライは決して良くない。「改革の浪速」の名を誇りにして欲しいと思う。
