2019年3月22日金曜日

年度末職員会議










本日、9時より中央館職員室にて年度末職員会議がありました。
冒頭、理事長・学院長先生より、新高校1年生、新中学1年生の入学者数の発表がありました。
続いて、4月からの事務室の新体制を発表されました。
先生は、全教職員に対し、1年間の慰労の言葉を述べ、「来年度も心を1つにして、生徒の為に頑張っていこう!!」とおっしゃられました。(K

2019年3月19日火曜日

高校併願点呼



本日は公立高校の合格発表の日でした。
10時に開示されたと思いますが、本校への併願合格者、第一号の入学手続き者は1045分でした。その後、続々と保護者同伴で来られ、15時からは体育館で総合説明会が行われました。この間、制服採寸などが行われました。
理事長・学院長先生は、体育館を視察され、多くの生徒数に驚かれていました。昨年度の入学者数を大幅に超え、又高校3年の卒業者数よりも多くの入学者となりました。先生はご満足なお顔でしたが、「責任重大だな」ともつぶやかれていました。17クラスの編成になるみたいです。(K






学校法人浪速学院学院曲「海道東征浪速」より第4章 御船謡


17日の吹奏楽部の第10回目となる定期演奏会で素晴らしい演奏があった。幕が開いて最初の演目で、その名も「海道東征浪速・・第4章」である。プログラムに書いているママにここに転記する。




“交声曲「海道東征は作曲家信時潔、詩人北原白秋による交声曲(カンタータ)です。1940年に皇紀2600年を奉祝して作曲されました。又この曲は木村理事長・学院長のご指示によりご遺族から吹奏楽編曲の許可を戴き、平成27年度より浪速学院の学院曲として様々な学校行事にて演奏させていただいております。本日演奏いたします第四章「御船謡」は昨年11月に完成し、吹奏楽版としては本日が初演になります。

 「その1」「その2」「その3」の三部から成り立っており、民謡調が取り入れられています。第四章は船の上での情景であり、ピアノソロの伴奏に乗せてユーフォニアムとテナーサックスから「その1」がはじまります。続いて海の美しさ、穏やかさを表現する「その2」から次第に新たな楽器が加わり、船乗りたちの景気の良い船歌「その3」へと続きます。”



 

素晴らしかった。感動しました。この海道東征プロジェクトにも深い思い出があります。全八楽章を最初に1.2.6.7.8を選択して編曲して貰いました。続いて第三章「御船出」で、今年が第四章「御船謡」と言う順番です。遂に残りが第五楽章が「 速吸と菟狭 

(はやすいとうさ)」だけとなりました。これは新元号の元年中に完成して貰うようになっています。既に足かけ5年の一大プロジェクトになっています。編曲をお願いしたのは本校吹奏楽部の総合指導者で大阪音大卒のトロンボーン奏者の萬浪弘数先生です。この世界では大変有名な作曲、編曲、プロの奏者、中高生の指導等、幅広くご活躍の先生で超多忙中の合間を縫って編曲して頂きました。

 


全ての楽章が素晴らしいのですが特に今回聴いた四楽章も又心を動かされました。私は「浪速丸に乗った全教職員と全校生徒」がまさに心を一つにし、前を向いて歌を歌っている情景を想像致しました。古事記や日本書紀の神話を元に、初代天皇となられた神武天皇がまだカムヤマトイワレヒコノミコトと呼ばれていた頃、筑紫の日向(美々津)を出発し、宇佐、岡田、吉備、浪速、白肩(枚方)と、大和を目指して東征する物語が壮大に描かれており、演奏時間五十分に及ぶ全八章からなる大曲が今年中にすべて完成します。

 

このような素晴らしい曲を作曲し、編曲して戴いた故信時潔先生と萬浪先生に心から感謝の誠を捧げたいと思います。東京の神社本庁や大坂神社庁からも高く評価され、今や演奏会の引きも多く成って来ました。昨年8月の今上天皇、御即位30年をお祝いする府民の集いでも演奏の機会を戴き会場の600名の方々から感動したとのお声を多く頂きました。「校歌」とは又違った「学院曲」としてその名を永久に残す名曲だと思います。私は没してもこの曲を学校法人浪速学院の学院曲として残すことが出来て幸せです。

 

西館中央階段手すり・武道館増設工事順調



昨日、修了式が終わり、登校する生徒が少ない状態になったので、改修工事が本格的に急ピッチで進んでおります。
理事長・学院長先生は西館中央階段の手すり工事現場に行かれ、請け負いの工務店の社長を激励されました。
続いて、武道館拡張工事現場に行かれ、先生は、ほぼ完成の状態をご覧になられて、「おおー!!」と歓声をあげておられました。(K

寳來賞授与式



本日、9時より学業成績優秀者に贈られる寳來賞授与式が行われました。
この賞は、戦後、苦難の中で、本校の礎を築かれた教育者の寳來正信先生の
名前からいただいた、本校最高の栄誉とされる賞であります。

1A4組 松永 愛優美
2A1組 岸田 陽花
 
授与の後、理事長・学院長先生は、「今回の誇りを栄誉として、更に努力を続けてほしい」と激励されました。(K

2019年3月18日月曜日

年年歳歳花相似


「年年歳歳花相似」(ねんねんさいさいはなあいにたり)歳歳年年人同じからず」は劉廷芝の「代悲白頭翁」に出てくる言葉で私は好んでこの言葉を良く使う。 毎年毎年花は同じように同じ所に咲くという意味で、人の世が変化するのに対して、自然が変化しないことのたとえである。又これに続いて歳歳年々、毎年毎年、人同じからずは人は移って行ったり、この世を去って行くため、顔ぶれが異なる。去年見た顔は今年はもう見ないと、人の世は無常であると言っているのである。




昨日の16時から始まった吹奏楽部の第10回定期演奏会は大盛況であった。多くの方々が会場に来てくれて幕間かこれを見た生徒が「ワー、一杯だ。」と叫んだと今朝ほど顧問の先生から聞いた。とにかく「素晴らしかった」の一言であり、私は正直久しぶりに感動しし目頭が熱くなった。特に「吹奏楽部10年の歩み」は私を泣かせた。紙70枚の映像のトップは例の言葉であった。










「新入生の皆さん、吹奏楽部に入部してくれたら新品の楽器をプレゼントします。木村理事長のこのお言葉から全てはじまりました。」と紙一枚に大きく出たのであった。私はこの映像から如実に10年前を思い出した。生徒数も少なく、女生徒も増えない中で吹奏楽部を「学校改革の進軍ラッパ」と位置づけて、楽器の購入、専用の練習場所等、経営資源を惜しみなく投入した。しかし環境や楽器だけではここまでにはならない。
 



このクラブ程指導者の熱意と技量が物を言う倶楽部は無いだろう。歴代の顧問の先生のお蔭である。現中高の副校長であるN先生が初代で二代目のU先生は寿退職され今子育て中だ。そして三代目が現主顧問のN先生で三代10年でここまで来た。良くぞここまで来たものと感慨にふける。しかし歳歳年々人同じからずとは良く言ったものでこの素晴らしい卓越した指導力を有し、全国大会に駒を進めるまで育ててくれたN先生も寿退職である。

最後に全員から「先生、御結婚おめでとうございます」と掛け声と感謝の花束、言葉を聞いた先生も大粒の涙を流されていた。誤解を招きそうだがこの先生を見るたびに、話す度に男勝り、男っぽい面を感じていた。「さっぱり」「凛」「筋」「かっちり」「仕事が早い、すばやい」と男子生徒だろうが、女子生徒だろうが「生徒生活指導」が出来るのである。何時かは「生徒生活指導部長」をやらせてみたいと思っていたくらいである。しかし昨日の舞台での先生の笑顔を最高であった。


 

平成が終わり新しい御世になる。次の主顧問は男性の国語の教諭で大いに期待したい。男性、女性、女性と続き、今度は男性顧問のタクトだ。果たしてどのようになるのか。興味深い。N先生、ありがとうございました。心から感謝致しております。今朝ほど私は特別にご結婚祝いを差し上げると申し上げた。21日の札幌でのクラリネット4重奏の全国大会で出張が最後の公務になりすぐ埼玉県に嫁がれる。2月12日にもこのアラウンドでN先生の事に触れたがやはり今日も書いた。余程この先生がお気に入りだったのであろうか。





茶道部・華道部激励






本日は、茶道部・華道部の本年度最後のお稽古日でした。
理事長・学院長先生は、まず茶室に行かれ、人間国宝・備前作家・伊勢崎淳先生から購入した備前火襷(ひだすき)茶碗を外部の先生と茶道部部員に披露されました。
生徒は、茶碗を見て、目を輝かせ非常に驚いていました。
続いて先生は華道部に行かれ、生徒から花器を購入してほしいとの要望があり、
先生は即座に「よしわかった!!買おう!!」とおっしゃられ、生徒は非常に喜んでいました。(K