今日は令和7年度「文化部発表会の日」であった。当初はミニ発表会と称して昼休みの時間を取った位の短いものであったが、生徒もクラブも増えてきて当時の文化部長の提案で今のような本格的なものになった。文化部長は音楽の教師、そして理科の教師と変わり、今年から数学の先生になった。長い歴史で女性の文化部長は初めてであり、大いに期待している。この様にして学校は教師間でバトンが繋がれて、一歩づつ進化して行っている。文化部は運動部に比べ、幾分地味な所があり、「勝った、負けた」の派手さもない。生徒の中には「どうも運動は苦手」と言うものもいるし、そのような生徒には何処かの「文化部のどれかに入って欲しい」と強く思っている。冒頭高校の校長先生も開会挨拶の中で、最後の閉会挨拶では中学校長先生も「文化系クラブが盛んな学校はレベルの高い学校」と同じようなことを言っていた。
今日は「大阪・関西万博の開会式」で遂に明日13日から開幕である。この「EXPO2025」については様々な評論が出ているが、折角のワールドフェアである。大成功を祈りたいと思う。本校は既に全校生徒に一人3枚の電子チケットを提供し、私は急遽全教職員にも一人2枚のチケットを事前購入し配布することで進めている。規模の大きい学校であり、クラス単位で教員の引率で見学に行くことは当初から学校行事の関係で考えには無かった。家族や友人たちとそれぞれ計画を組んで、安全に往還し、「万博から何かを学んで欲しい」と思う。白けた目線ではなくて「何かを掴み取る気概」がこのような一大イベントを成功させる。私は素直にこの大阪万博の成功を祈りたいと思う。同じような意味で本日の発表会も浪速版文科系クラブの博覧会である。中高で入学生は1320人も居るのだから是非クラブに入って活躍して欲しいと思う。
とにかく今日の本校の文化クラブの一大発表会は大成功だった。まず「放送部の活躍」がすごい。顧問のT先生や部員は特筆すべき働きであった。本校の放送部は影の主役である。そして演ずる生徒、観覧する生徒の目の輝きが違った。