昨日、仕事を終えて帰宅し、何時ものようにNHKテレビを付けたら速報として日本人が今年のノーベル化学賞を受賞すると速報が出た。お名前は「硤合憲三」氏と有ったが、私は最初から姓を「そあい」と読めなかった。この「硤の漢字」は今まで触れたことのない文字であった。この読めない、だから書けない漢字が今朝までずっと頭に残った。又19時からのNHKニュース7では手書きで書いたものと見ゆる授賞理由の根幹、「不斉自己触媒反応」を発見したと言う解説者の説明はNHKのキャスターも含めて「しどろもどろ」で何のことか「チンプンカンプン」、説明する側も聞く側も全く理解出来なかったのではないか。でも私は日本人がノーベル賞の授賞のニュースに極めて誇らしく嬉しかった。
スウェーデン王立科学アカデミーは7日、2026年のノーベル化学賞を東京理科大の硤合憲三名誉教授と仏パリ南大のアンリ・カガン博士の2氏に授与すると発表し、授賞理由は「不斉有機合成における非線形効果と自己触媒反応の発見」であるとネットでは報じている。一般的には「硤合(Soai)反応」と呼ばれているとの事であった。この解説を私がここで書いても仕方がないし、大体理解できていないから書けない。硤合先生は1950年、広島県生まれ。74年東京大理学部卒、79年東京大大学院理学研究科博士課程修了。日本学術振興会奨励研究員や米ノースカロライナ大博士研究員を経て、81年東京理科大講師、86年同助教授、91年に同教授。2012年紫綬褒章、23年瑞宝中綬章、25年日本学士院賞。経歴で見るように頭脳明晰、実績ありのバリバリの研究一筋の学者である。今まで全く存じ上げなかったお人である。
今回の事で私は今更ながら「基礎研究の重要さ」を思い知った。今回の事も「生命の起源」という一大命題に繋がると言う。こうなると更に分からない。でもそれで結構である。世の中にはこのような基礎研究を何十年も継続している先生が居られ、このような研究者を我々は重要視し、尊重し、大切に遇しなければならないと思う。日本からのノーベル賞受賞(米国籍を含む)は、25年の坂口志文・大阪大特別栄誉教授と北川進・京都大特別教授に続き3年連続。個人では計31人目であり、とにかく、このノーベル賞と言う賞は我々日本人を感激させ感動させる。とにかく日本人であることを誇らしく思う。スーパーで買い物中に授賞の電話をスウェーデンから受けたと言う。フレンチレストランやゴルフの練習中ではなかったことが又嬉しい。それにしても硤合先生76歳、立派な味わい深いお顔をされている。又別のアラウンドで書きたいがお話しされた中身が凄い。「硤合語録」と呼びたいと思う。とにかく尊敬に値するお人柄、人物であると直ぐに分かった。
学校は昨日2学期の中間試験が終わり校内は通常状態に戻った。「明日の9日(金)はPTA社会見学会」であり、大型バス二台で京都嵐山に向かう。メインは生地から作る生八つ橋と抹茶体験であった。興味ある企画であり、元々私も参加する予定であったが、昨年は高校校長だったから今回は中学校長に代わって貰った。来年は私が参加しようと思う。
「10月10日は浪速中学校の第一回プレテストの日」であるが、入試広報部のK教頭先生の報告によると、今朝段階で丁度昨年の申込者の数値と全く同じ数値となった。良い傾向であるが、はやり「11月14日に行う第二回プレテスト」も受験する「ダブル受験」の数が強い本校志向と考えて良いからまだ即断は出来ない。しかし現時点で安心して見ておられることが嬉しいニュースだが私の嬉しさはまだ「硤合先生のノーベル賞授賞」ほどではない。