2026年11月7日土曜日

「第二回浪速高等学校の入試説明会」と「二人のアスリートが凱旋」

 今日は「第二回浪速高等学校の入試説明会」。もう20年になるが基本的形は変わっていない。ただ高等学校授業料の完全無償化が国策として全国の私立に適用され、2年目となる。公立も、私立も半々で、表現は悪いが勝ち組、負け組などと様相は明確に見えるようになった。要は募集定員を充足している学校か否かの境界で分けているのだが確かに「集まる学校と、そうでない学校」との区分けが見えるようになって来ているかも知れない。大きな危機感を有した公立も私立高校も必死に起死回生の手を打って生徒獲得に乗り出して来ている。良い事だと思う。公立と私立がバランスを取りながら切磋琢磨して中等教育に励めば我が国の教育力は更に伸び国力の強化の根本になる。 


この時期の公立と私立はそれぞれが知恵を出して学校で入試説明会を行っている。殆どが土曜日だから10月、11月、12月の土曜日は公立私立が入り乱れて行う。公立約150校、私立約96校だから大体の土曜日は私立も公立もダブって予定され、同じような偏差値レベルの学校だと生徒には「また裂き」現象となる。これは仕方のない事で個人の責任で優先順位を決めなければならない。本校はこのような事を慮って12月には2回の説明会を入れ、受験生への機会を配慮している。後は平日での個別相談会を利用して欲しいと思う。今年から私立も定員管理が今まで以上に厳しくなるからどのようにして募集人員管理を結果として的中させるか、併願制度が有る限り、安易なことではなくて私の頭を悩ませる。それにしても説明会が終わった後の天空レストランは受験生と保護者で直ぐに埋まった。 



ところで「凱旋」とはスポーツの国際大会など勝負事で勝って帰ることや、成功を収めて故郷等へ帰ることを表す場合に使っているが、最近2名のアスリートが学校に「凱旋帰校?(私の造語)」してくれた。しかしこの表現は正しくはない。「凱旋」自体に「帰る」という意味が含まれているので、「凱旋帰国」「凱旋帰校」ではなく「凱旋する」と表すのが良いと書物から教えられた。当然私は「お祝い金」を用意して待っているのだが、この財源に「押見守康記念褒章規定」から回すことが出来るようになっている。この偉大なOBは学校に1000万円の個人浄財をご寄付頂き、学校の発展の為に有効に活用して欲しと言われて2週間後に旅立たれた。学校の公的財源からの出費ではないから誰からの目線を気にする必要はなくなっている。財源は何処からと言う重要な視点である。 



体操競技で先の第20回アジア大会において「女子個人総合で日本勢初の金メダル」を初めて取得し、又種目別ではゆかで金メダル、女子団体総合で銀メダルと八面六臂の大活躍であった。また続いた第54回世界体操競技選手権(ロッテルダム)において女子団体で銅メダルを獲得する原動力になった、その人の名は「杉原愛子選手」、明るくてファイトが伝わってくる。本校体操部の外部指導者でもあり、私はこの凱旋を歓喜でお迎えした。ロスオリンッピクの有力候補であり今後とも頑張って欲しいし、学校も支援して参る。来年から海外の修学旅行にロスアンゼルスを入れる事にした。 



もう一人は「田中将吾選手若干24歳、藤井寺市出身」、私が校長として入学を許可し、現飯田校長が卒業を許可した本校OB、本当に好青年である。東洋大学に進み、本校でも2017年、18年と連続して全国高校ボクシング選抜大会でライトフライ級優勝を成し遂げた。2023年には全日本ボクシング選手権大会バンタム級で優勝、そして本年日本&OPBF東洋太平洋フライ級王者となった。通算成績は7選6勝(4KO)、私は嬉しくて今か今かと、首を長くしてこの凱旋を迎えた。次は世界チャンピオンだ。私自身が燃えている。