漸く、温かい日となった「感じ」がする。あくまで個人的な感じだが、「季節も心も」本格的に春の到来だ。公立高校入試の合否発表があった19日の併願点呼から中一日おいて今日は土曜日、全ての数値を確認し、担任の当て嵌め、教室数と関係する諸元を全て纏め、いち早く教職員に知らしめるべく「職員会議」を持って高校校長が告知した。その後理事長・学院長として私はこの数値はここにいる全教職員の成果であり、心から感謝申し上げたいと最初に述べた。「新高校1年生は1052名、24クラス」でスタートするがこの数値は昨年度の1152名からぴったり-100人で、入学試験の合否ボーダーをここ20年で初めて幾分厳しくした施策がどのような結果を生むか、実際に数値で確認できたことが大きな収穫となった。
想定した以上に一昨年が8.9%、昨年度が9.8%に比べて今年の「併願合格者の戻り率」が「グン」と高かったのは授業料無償化の話題が大きく社会問題として喧伝されたからなのか?、受験生心理として一段偏差値の高い高校に挑戦し、あえなく失敗しても「併願の浪速がある」という結末なのか?良く分からないが、今朝ほど情報を入手すると少ししんどいと言われている学校の戻り率は極めて低い学校もあるとの事だから、やはり「本校は受験生に評価されている証し」と捉えても良い。「4月8日の1学期の始業式は中高合同で85クラス、3599名の生徒」が打ち揃うことになる。3600人に後一人足らないところが何か面白い。
今日は4月1日に着任される常勤講師や非常勤講師の先生方もご登校頂いて早速「分掌会議」等新年度の具体的準備作業に入って行かれる。私の心の中には「今までやって来たことが間違ってはいなかった」との達成感がある一方、決して爆発した歓喜の気持ちは来ない。それよりもむしろ、責任感と来年度、再来年度等の中長期の方針と戦略・戦術に頭が行って一杯一杯である。
学校の全ては「教職員の資質」にかかっているだけに益々ポテンシャルの高い、仕事の早い、そして謙虚に努力する人柄の良い人材が欲しい。時に「エッ?ウ・ウンッ?」と感じるような教員や職員は要らない。このような人は大体今まで失敗してきている。まさに「蟻の一穴」ではないが、そのような人がベテランになればその組織は腐って行くことを身を持って知っている。生徒数が増えるに従って求める人材のポテンシャルが高くなっているが、それは仕方のない事だ。どの組織もそれが正しい姿である。良い会社、良い組織に人は集まる。だから益々売り上げは伸び、稼ぐ会社になる。学校とて同じことだ。最後は「人は石垣、人は城」である。