6日の入学式では神社の左右の桜の大木は満開の花弁を咲き誇り、「百花繚乱」となっていたが、今朝私が登校した時には「はらはら」と風に舞って花びらが落ちて行っていた。桜ってこのように潔くよく散るものだと改めて思った。同じような四字熟語に「落花狼藉(らっかろうぜき)」という言葉が有るが、これは古典文学や歴史物語に登場する言葉で、古来より人々に強烈な印象を残してきた語句である。今朝はこの散り方をしている神社前の地面に散った花びらをみて、一見すると、花が散りゆく情景の優雅さと風流な雰囲気を漂わせているが、本質は“乱れ”“混乱”“荒廃”といった、より生々しく激しいイメージを伴う余韻みたいで、まさに百花狼藉であり、私は地面に落ちた花びらを見て、心を動かされた。百花繚乱と持て囃された桜も今度は落花狼藉だから人間は好き勝手な事を言うものだ。
昨年の今日は「大阪・関西万博の開会式前日」であり、翌13日からの開幕であった。この「EXPO2025」については終わってみて、当初は様々な評論が出ていたが、今やマスコミや何方も口の端に出さない、出て来ない。あのマスコットキャラクターである「ミャクミャク」だけが偶に巡業みたいな各地巡りが、ニュースに出てくるが、この現象も落花狼藉みたいなで感じで何か寂しい。今日は1限目に高1年生に内部生を除く900台の「クロムブック」が手渡された。受け取る生徒の歓声や目の輝きを見ると安心した。これは最新鋭武器でもある。「ICTを駆使して学べ」と私はエールを送った。
今日は2限目から令和8年度「文化部発表会」であった。当初はミニ発表会と称して昼休みの時間を取った位の短いものであったが、生徒もクラブも増えてきて当時の文化部長の提案で今のような本格的なものになった。文化部長は音楽の教師、そして理科の教師と変わり、昨年からから女性の数学の先生になった。長い歴史で女性の文化部長は初めてであり、大いに期待している。この様にして学校は教師間でバトンが繋がれて、一歩づつ進化して行っている。この先生、まさに与えられた仕事に集中し楽しんでおられるように何時も感じる。素晴らしい事だ。
25の文化系クラブがあるが今日の参加クラブは軽音楽・雅楽・ダンス・津軽三味線・合唱・神楽・吹奏楽部で、これらはグランドでの実施であった。鉄道研究・美術・書道・写真・化学・合唱・放送部は事前録画したものを教室での視聴としている。中学生徒会長の開会宣言に始まりその後高校校長の挨拶、最後の締めは高校自治会長の閉会宣言と中学校校長の挨拶で終わるというオールスターの催しものである。私は自室のテレビで仕事をしながら見られるのであるが臨場感を味わう為、少しの時間、グランドに足を運んだ。



