2026年9月10日木曜日

第16回目の焼き立てパン外販日

 今日10日は夏休み明けで初めての本校直営の浪速ブルベーカリーの「焼き立てパン外販日」であった。通算16回目となる。昨年11月からだから確かに「過ぎ去った時は偉大」である。休業期間中に大きな設備投資を行った。それは一言で言えばパン生産の速度を上げる最新鋭の機器で何と800万円もかかった。目的は来る浪速祭とか学校説明会とか本校にお越し下さったお方への社会通念上問題とならない範囲で小さなお土産品としてパンを用意する為に今よりも生産能力を拡大する必要があったからである。例えば浪速祭では何と4000個の外販を考えていると言う。私は担当者の要望に応えて一瞬投資に対する回収効果を考えたが「今やパンは本校を象徴する手作り品」になったと考え了とした。

今回は外販食パンとして神恩食パンが100個、お蔭食パンが80個と、惣菜パンが150個、29分で完売した。食パンで言えば、今までの合計160個から180個にしている。人気の食パンは今や「お贔屓の方々」も増えてきており、それは間違いなく「味が良い」からである。毎回毎回義理で買って下さるお人は居ない。味と値段が全てである。本当にパンの関係者は良くやってくれている。有難い。今日も昨年本校を卒業した生徒の保護者と、そのご友人、今本校の中学1年生のお母さんが買いに来てくれていた。徐々に近隣の方々に加えて元保護者、現保護者が購入に来てくれるようになっている。新しい光景である。生徒の人気も上々でとにかく他店にはない「新製品」をキーに今後とも頑張って頂きたいと思う。

 

この焼き立てパンブルの従業員さんは現在システムとして「PTAから2名の応援」を頂いており、言ってみれば学校とPTAの共同事業に近い。何しろ保護者だけで3500人は居る計算だから多くの人に機会を差し上げたいから契約は1年間としている。初年度の昨年から始め、最初のお二人は立派な対応をして頂き感謝している。2年目のお二人も大変評判が良く、今日私はこのお方達を部屋にお招きし、初めてお会いし、お礼を申し上げた。初年度のお一人はパンから卒業して今はレストランの方に回って頂いている。こちらは有期限ではなくてあくまで御本人のお気持ちから新しく契約した。

 9月1日にスタートして改装なった新しい直轄経営の「天空レストラン」も順調に推移しており、前述したように「ここで働くことが嬉しくて仕方がない」「生徒へのサービスが嬉しい」とか言いながら、パンコーナーと天空Rの間の垣根が無くなって行くことを期待している。家庭の保護者も時間があれば額に汗して働くことは少子高齢化の中で大きな意味を持つ。ワークシエアーである。特に学校は緩急の激しい場所であり、休業期間も明確であるだけに柔軟な時間対応が出来る人は大歓迎である。



2026年9月8日火曜日

今日のお客様はOBの「西浦達雄」さん

 このブログ「理事長アラウンド」を書く場合、私は時々、百科事典なるものを使う。大変便利なものである。特にパソコンの場合は「ウィキペディア(英: Wikipedia)」は本当に使い勝手が良い。世界中のボランティアの共同作業によって執筆および作成されるフリーの多言語インターネット百科事典であるが、このような物を作成して頂いた方々に心から感謝だ。今日のアラウンドのお客様は本校OBである「西浦達雄」さんであるが、ウキペディアで西浦と検索すれば、直ぐに西浦達雄さんにトップでヒットした。それくらい実績ある名高い人である。少し長くなるがウキペディアから引用、参考にしながら、西浦さんについて書いてみたい。

 

出生名  西浦 達雄 生誕 1954922日(72歳)出身地 大阪府大阪市東住吉区

学歴 浪速高等学校卒業 ジャンルJ-POP 職業    歌手、作曲家、作詞家

活動期間1987 - レーベル ニュートーラス 東芝EMI Epic Records

阪神コンテンツリンク 事務所     miki music mirai 株式会社

公式サイト https://www.nishiura.cc/

 西浦 達雄(1954922 - )氏は、日本のシンガーソングライター、大阪音楽大学短期大学部非常勤講師の経験あり、略歴は大阪市東住吉区で4人兄弟の末っ子として生まれる。父はオペラ歌手、浪速高等学校在学時にフォークソンググループを結成し、ヤマハポピュラーソングコンテスト(ポプコン)関西の決勝まで進む。高校卒業後は、ジャズ・ピアニストになることを目標に、森関矢に師事していた。阪神・淡路大震災(1995年)の発生直後には、「歌のボランティア」として避難所を巡回した。「瞬間」「3/4の未来」などのオリジナル曲に加え、「上を向いて歩こう」なども歌った。その際には、「歌はこんな時のためにあるんだね」と込み上げてくる実感の言葉を残している。 

シンガーソングライターおよび歌手としてオリジナル曲のほかに、放送番組のテーマやCMソング等も数多く制作する。近年は、自動体外式除細動器(AED)の普及活動や、高校野球に関する講演活動にも力を注いでいる。特に若かりし頃の夏の高校野球中継への楽曲提供が有名である。ピアニストやボーイとして働いていた大阪・北新地のクラブで朝日放送のテレビプロデューサーに見い出されたことをきっかけに、1987年から28年間にわたって、ABCテレビの制作による全国高校野球選手権大会中継のエンディングテーマ用に楽曲を提供。自身の楽曲がエンディングテーマとして定着すると、大会期間中に阪神甲子園球場の前で随時フリーライブを開いている。エンディングテーマに採用された楽曲は、全部で12曲(全国高校野球選手権大会中継#各年のテレビ中継ソングに詳述)。第90回大会(2008年)以降は、決勝戦中継のエンディングに限って、西浦さんの歌唱による「君よ八月に熱くなれ」(本来は中継のオープニングテーマ曲)が流れるようになった。 

今日は11時に、この西浦達雄さんをお招きして本校内規による「押見守康褒章規定」にのっとり、永年のご功績に対して褒賞金を授与させて頂いた。浪速改革が始まった10数年前頃に第二の校歌「我ら浪速ー伝えたいこと」を頂戴した経緯がある。あれから、この楽曲は今でも校内で日常茶飯事で盛んに放送されている。まず今日は自室でM副理事長、I高校校長、M副校長、K事務長立ち合いでまず私から押見賞の経緯と意義をご説明し、授与させて頂いたのである。その時の暫しの懇談が又気持ちの良いものであった。前から感じていたが氏は「人格的に素晴らしい人間」である。加齢とともにそれが益々浄化されている感じだった。



その後中央館6階の天空Rに移動し、NEP手作りのパンランチで記念の昼食の席を設けた。陪席は本校の同窓でもあるM副高校とした。食事が終わるころに放送部の生徒が西浦さんのご紹介とこの楽曲「我ら浪速ー伝えたいこと」を校内放送で3コーラス流した。聞きながら西浦さんは少し目を潤ませ、感動しておられた。食事が終わった後、お土産に焼き立てパン「アン・バター」の積み合わせをNEPのY責任者からお渡ししたところ「アン・バターが最も好きなパンです」と破願で喜んでおられた。西浦さんはわざわざパン焼きの担当の処でも礼を言われていた。この辺の本日の放送部生徒始め関係者の貴賓への配慮が素晴らしかったと思うし、西浦さんの対応もお見事であったと思う。お帰りの時刻には大雨になっていたが、「私から帰宅途中、アンダーパスは通らないでください」と申し上げたら笑顔を見せらながら愛車に乗り込まれた。これからもお元気で素晴らしいご活躍を祈念申し上げたいと思う。




我ら浪速―伝えたいことー

西浦達雄 作詞作曲
一、

光射す時にも

向かい風の日にも

信じ合う力

歩み出す勇気

伝えたい

その手に

その心に

この青春の日々が(いつまでも)

輝いているように(輝いて)

この声よ響け遠くまで

届け明日に

目指せ未来を

我ら浪速

二、

大空に描く夢には

まだ届かないけれど

学ぶ心と

移ろう季節が

きっと扉を叩く

優しくなれる

ずっと強く生きてく(負けないで)

あの空の青さにも(青さにも)

希望に満ちた叫び声が

前を向いています

胸を張っています

我ら浪速

2026年9月7日月曜日

浪速中学校、更に頑張って欲しい!

 先週5日の「中学校令和9年度入試のプレテスト対策講習会」の纏めの正式報告が入試広報部からあった。大体この種の上司報告は「良い事だらけ」の纏めになるのだが、「眼光紙背に徹する」ように資料の中味から小さな課題を読み取り、先手で手を打つように仕向けるのが私の責任である。例えば、「公立と私立の違い」などの文言はもう結構であり、肝心な点は「優れた私立との違い」などの視点が必要ではないか。公立から私立への転換と言うのではなくて「数多い私学の中で優位なポジションを得る戦略と戦術こそが重要」である。中学も高校も過去この点に勢力を注入し、「教育環境の一新」をまず図り、大阪の私立の中で徐々に頭角を現してきたと思う。特に高校は今やトップレベルの人気校の一つに立ったが、他の私立は本校を全力で追いかけてくるから更に本校は頭を使って差を付けなければならない。



今回の中学のプレテスト事前講習会も実質昨年度の参加者から微増であり、過去最高の数値となっている。依然として浪速中学の右肩上がりの勢いは衰えていない感じであるが、今のポジション60校中の15位であり、ここから更に上を狙うのは簡単な話ではない。とにかく遅れてスタートした浪速中学は当面は今後とも誠心誠意、「生徒の面倒をみる学校」として地道な努力から始めなければなるまい。義務教育である中学は「魔法の杖」や「打ち出の小槌」はない。将来的には「来て貰う学校から、当方が選別する学校」への転換姿勢願望が私にはあるが、この為にはやはり輝かしい「中高一貫の大学進学実績」が必要である。一挙には行かない。ミスをすれば転落し、回復には数年はかかるだけに、慎重に進めて行かねばならない。ここが辛い点である。

今回でも4教科型(Ⅰ類)と2教科型(Ⅱ類)の両方を準備したが、いずれも「大変為になった」とのアンケート結果であった。本校は優しい親切な学校なのである。どちらかと言えば2教科型の保護者や受験生の方がより真剣味が伝わって来たと言う。しかし浪中の将来を考えた時には、4教科方の受験生を少しでも多く来てもらわねばなるまい。86インチ型の大型電子黒板を使って先生方からの一方的な講習ではなくて受験生参加型の方式は楽しかったみたいで先生方のやり方の成果だと思う。保護者の方が一生懸命にメモを取っていたのが印象的だともあった。アンケートの中に同じ中学校出身の先輩から声をかけて頂き、とても楽しそうな雰囲気で先生方、在校生の方々の雰囲気が良く、「憧れの学校」ですとあった。また通学できれば楽しいだろうなと思います。「羨ましい環境」ですというのもあった。 

まず羨ましい教育環境、憧れの学校と、これらの保護者アンケート結果を得た中学校関係者はこの成果を喜び、私は賞賛したいと思う。しかしこれはあくまで路線の上であり、到達点ではない。現状で良しとはならないことを学校設置者として言明しておきたいと思う。次の目標はトップ10に入ることだ。頑張れば出来る!これで来年度入試の事前準備は終わり、本番の2回のプレテストに臨むことになる。1回目は10月10日、2回目が11月14日である。多くの優秀な受験生に来て頂きたい。この参加者の数から来年度の入学者の顔から将来像も見えてくる。今までは事前準備、これからが本番となる。

2026年9月5日土曜日

今日は土曜日、しかし学校は行事が盛り沢山!

 今日は土曜日だが「学校は盛沢山の行事で忙しい日」となっている。朝8時30分、高1のトップ80名が「国語トップ80」と題した多聞合宿学習に出発した。4人の国語の先生がまず高校生活の初期から「国語と言う教科」について大学入試を意識させる学習合宿だ。このような企画は嬉しい。教員団のリーダーのN先生が熱い。私はこの熱さを評価している。国語と言う教科の重要性を語り、私は大いに激励した。後刻高校校長が激励に多聞尚学館に出かける。「おやつの差し入れ」を持参される。頭を使う時には脳に糖分を入れなければならない。 


次いで10時からは体育館で「高校2年11月の海外修学旅行の保護者説明会」があった。会場の保護者の方々を見るとその多さに驚いた。しっかりと準備して成功させなければならない。スペイン、イタリア、パリ、イギリス、ドイツ、シンガポール・マレーシア、オーストラリア、付き添い教員にエージェントのHISのご担当も頑張ってくれており、「無事に連れて行き、無事に連れて帰る」が合言葉である。 


とにかく2学期は8月24日の始業式以来、重要な行事が多いが、極めて順調に飛行している。来年度入試の「問作(問題作成)」と「試答」が一応終わった。試答とは問題を作成した先生とは全く別の先生が実際に問題を解いてみて不具合な部分を探し出す作業を試答と言う。このようにして推敲を重ね、厳密に作成された入試問題はどのように保管し、今後の取り扱いをどうしているか、ここで書くほど愚かではない。9月に入って1日に新装開店「天空レストラン」のセールスプロモーションを行った。大成功であった。翌2日には「塾長様対象の入試説明会」を実施し多くの塾長様にお越し頂き、誠心誠意努めた。学校は極めて良い雰囲気で推移している。特に1日の6Rオープンの時に生徒が殺到した光景は私を感動させた。


 
今日は浪速中学校の「プレテスト事前講習会」の日であるが、面白いことに昨年と全く同じ数の参加希望者となった。まあ、有り得る話だが何か愉快だ。このプレの講習会は本校受験を希望する小学校6年生へのサービス業務であると言っても良い。本番のプレテストの前月にここ数年の実践から「傾向と対策」を実際の問題を使い特訓するのであるが、今年の参加者は少子化進展の中で昨年並みの数が出ている。本年度は入学者が私立中学60校中15番目に多いポジションを得たが、徐々にではあるが「浪速中学校の存在感」が高まっている感じがする。現場を回っても極めて良い雰囲気なのが嬉しい。とにかく入試広報部や中学校の先生方が頑張ってくれている。 


昨日の朝刊各紙は一斉に「最低賃金56円上げ1177円」の見出しが躍った。朝日だけが1面トップ記事の扱いであった。「全国平均過去2番目の上昇幅」が中見出しであった。トップが東京都1280円、次いで神奈川1279円、3番手が大阪の1231円で1200円台はこの三つ。最低額は宮崎の1085円、沖縄1086円、高知1086円とあった。加重平均の地域間格差は8円縮小され、又適用される発効日は10月1日からが37都道府県と昨年度の20から大幅に多くなっている。厚生労働省の諮問機関「中央最低賃金審議会」も頑張って社会的なムードが押し上げたと思う。ただ今後は伸び率が少し落ちるかも知れないとあった。本校は10月1日から発効させ、教職員、NEPの契約社員等対象に11月支払賃金から収入増になるように仕組んでいく。 

今日のSaturday  Something  Special (S)では目玉として「1S特別講座」として大阪天満宮文化研究所」、所長の高島幸次先生から「天神祭りの歴史と楽しみ方」と題してご講演願っている。理事長指定の特別講座であり、予てから一度高島先生のお話を生徒にと思っており、今年の天神祭りも終わって先生に時間的余裕が出来たことで実現した。主担当の上席指導教諭であるY先生は美術の教師でもあり、何と「チラシ」を作ってくれていたが、その出来は素晴らしいものだった。 



中央館8階の視聴覚教室を使って約80人程度の生徒になった。高島先生のお話は大変興味あるもので「為になった」。特にラグビー部の部員は毎年天神祭りの神輿へのご奉仕をさせて頂いており、このようにまとまった話を聞けたのは良かった。神社神道の学校として日本三大祭りの一つである天神祭りを詳しく知ることは有って当然の事だ。授業では時間が取れないが3Sなら可能である。時々管理職も指定する特別講座は打ち込むようにして欲しいと思う。講座を漂流させてはいけない。目的の合致した確かな講座に留意するのだ。




2026年9月3日木曜日

「若竹物語」・・天空レストラン新装オープン余韻、

 朝早く、入試広報部のK教頭先生がニコニコしながら部屋に入り、昨日の「塾長様対象入試説明会」の反応について報告を受けた。今までにない速さで電話が数本早速入って来たと言う。理事長の話は「今までで最も良かった」「元気そのもので、力強いお話にこちらも元気を貰った」「分かり易い話で大いに勉強になった」と。特に理事長の話の後に続いた二人の教頭補佐の先生の進路指導と中学校の現在についての話も「理事長の路線と繋がって極めて良かった!」と。嬉しいニュースで万全の準備をするのは当然であるが、「真剣に」プレゼンした成果がこのような形で直ぐに出て来たのも初めてであり、我々は安堵し喜んでいる。かけた時間ではなく、真剣な分だけ、返りはあるのだ。 

「これこそが組織」であり、元気なトップの指し示すベクトルに対して組織、組織の要にある幹部が一連の筋を通して中身を吟味し、プレゼンすることは聞いていても美しいし、誰もがこの学校は誰が引っ張っているか、分かっているだけに全体のストーリーの構成に虚偽は無く、誤解を与えないやり方は極めて重要である。映画やドラマは切り取ったワンシーンだけではなく、最初から最後の終わりのシーンまでで全体の主題を描いている。前に書いたが今仕事を与えられている我々は歴代の人々の築いた路線の上をバトンを引き継いで走っているのであり、前にアラウンドで書いたがこれが「稽古照今」である。本校の幹部教職員に告ぐ!「竹刀ではなく、校内ではまさに真剣を持つことを心せよ」。 

それにしても1日の中央館6階の天空レストランの余韻に私は未だ浸っている。式典の後の休憩時間に生徒が6Rに流れ込んできた光景が忘れられない。すさまじかった。あの勢いこそ「若さ」である。私は「若竹」を感じた。平安時代中期に成立した源氏物語は主人公光源氏の栄華と衰退を描いた長編であるが、この名作のテーマは若竹である。初夏に地上に出た新竹は、瑞々しさや美しさがあり、生命力や成長の象徴とされている。源氏物語では、竹の美しさや成長の過程が物語のテーマとして取り上げられているだけに「学校と言うのは若竹物語の舞台」であると思う。 


何と「爆弾おにぎり」は一個100円にしたこともあり、721個が売れた。確かにお米の味が良くなり、お握りのトップに載せた「唐揚げ」もジューシーで旨く、私も昼食に戴いたが美味しかった。とにかく6Rは昼休憩まで大混雑した。天空Rの新装開店はセールスプロモションもあって大成功した。良かったのはこの場所で給食に従事して下さった従業員の皆様が、些か興奮気味に「楽しい働く場所」を得たと言う表情になったという報告こそ我が意を得たりだと思った。 





ここは学校であり、若竹に食べる物を給するという職業を得たと言う喜びの感覚こそ大切である。「殺到する生徒」という珍しい光景を目に焼き付けられた方々は、一挙にこの職場への求心力が高まり、学校勤務者という矜持・プライドが生まれたのではないかと思う。頑張って頂きたいと思う。

 

2026年9月2日水曜日

2027年度入試「塾長様対象の学校説明会」

 今日は2学期最初の大きなイベントである、「塾長様対象の学校説明会」があった。1昨年は5日、昨年は3日で本日は2日だ。例年大体この辺りに入れているように、タイミング的にこの時期がぴったりとする。私立学校にとって「塾」とは切っても切れない「ご縁と絆」があり、塾の本校に対するご理解とご支援があればこそ、今日があると強く思っている。受験生全てではないが塾にて受験勉強の指導を受けている生徒は案外と多く、塾の先生方から塾生や保護者に「浪速、面白いよ、今評判!一回行って見たら」となり10月以降順次始まる「学校での説明会」に繋がる。左程に塾との関係は重要である。そういう意味で本日、今、来年度入試の号砲が鳴り響いたと言える。 


我々の取るべき態度はとにかく「誠心誠意」、包み隠さず「学校の今と目指す道」を聞いて頂くことである。塾側にとっても「浪速をご自分の目と耳で確認」すると言う行為は塾生への説得力に繋がる。今日は1〇〇塾、〇〇〇人の参加申し込みがあり、沢山の先生方にお越し頂いた。私がこの学校に着任した当時は、説明会の会場は堺市の名の通ったホテル、大きなホールに満杯の先生方にお越し頂く為に「涙ぐましい努力」をし、会の終わった後は「会食」の場を設け、相応のお土産をお渡しするなど、今から思えば少しバブリーな昭和時代の説明会であった。

 

しかし時代は進み、ICTの完備している本校ではオンラインでも可能だが、1年に一回、理事長の生の顔を見、生の声を聞きたいとの話もあり、今でも会場は学校の体育館で行っている。理事長がどのようなプレゼンテーションをするか、説明も具体的で本校の実態が分かるような資料やデジタルを駆使した先駆的なものと心掛けている。トップバッターの私には20分与えられており、「今年の木村理事長は何を話してくれるのか?」が塾長先生方の関心事であり期待を裏切っていけない。ストーリー性のある資料の中味と「木村の語りとしゃべり」を武器にして腹をくくり、手前味噌だが今年も手ごたえのあるプレゼントなったと思う。 




単なる歓迎の挨拶などにはしない。「こう考え、こう思うし、行政の動き等から本校はこうします」と考えを伝えるのである。「学校設置者としての立場だから高校、中学両方に目を向け、私の後は高校の教頭補佐兼進路指導部長のI先生、そして中学の教頭補佐N先生と続く。初の女性プレゼンターである。「トリ」は入試広報部の近藤教頭が2027年度入試方法について20分かけて詳しくご説明した。3人とも素晴らしいプレゼンだったと思う。

 今日の話のメインは昨年と同じく「学校5日制と+3S」にしたが、その理由はそれ位意味ある成果だったという事を塾長様に再度聞いて頂きたかったからである。今回は更に「プロジェクトJ」に初めて言及した。Jは塾の意味である。これは教育現場へのAIの導入と少子化進展の中で生き残りをかけて「私立学校と塾との共存共栄を図る初めての企画」である。今後、塾と学校の連携のスタイルは大きく変わってくると予想される。大手塾、中堅塾、規模に関わらず如何に塾との新しいネットワーク作りを如何にするかを目的にしたプロジェクトである。我々はこの検討に相当の力を投入する積りだ。生き残りをかけて塾と学校のお互いが「win-win」関係にならねばならない。その為である。

2026年9月1日火曜日

9月一斉参拝と「斎庭の稲穂」の神勅

 昨年の「一斉参拝」は92日だったが今年は9月1日、どうってことは無いがそれでも「朔日に参拝」できると何か「縁起が良い感じ」がする。カンカンと額に照り付ける暑さではないが、日中は35度まで上がると予報は報道していた。今日の学院長講話では当然、103年前の「関東大震災」の話しから始めた。本校が創立された年にこの被災は起きた。詳しく震災の状況とこの事例が今に生きる我々への教訓を詳しく述べて「天災は忘れたころにやってくる」と寺田寅彦先生の名言を持ち出し、生徒に諭し、いざと言う時の自分はどのように行動するか、頭の片隅に置いておくのが正しいと思うと指導した。 


次に9月17日浪速祭の前夜祭である、東京から来てくれる湯島天満宮「白梅太鼓保存会」の奉納演奏の事、9月18日の秋季例祭と翌日「19日の第60回記念 浪速祭」について皆で仲良く楽しむことが大切だと強調した。仲良くとは喧嘩はしない、弱いもの虐めはしないこと等であると言及した。腹が立ち、「喧嘩はあっても口喧嘩までで納める」ことが賢いことだと述べた。その後メインの話しである「中央館6階の天空レストランの新装開店」について力を入れて話した。今日から本格的に今までの業者さんにお願いする方式から「学校の直轄経営に入る」とまず最初に述べた。 


その為に学院長講話の後は私は6階に移動し、全校生徒にPRするがまずその前に神道の学校として日本書紀や古事記が伝える「斎庭の稲穂」の話しから入った。直接本質に入るのではなくて「日本人とお米」の謂れである。「斎庭の稲穂の神勅」とは、天照大御神が天孫降臨の際に瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)に授けた、稲作と国の繁栄に関する神勅で、その内容と由来が三大神勅の一つである。天上の神聖な高天原で育てられた稲穂を瓊瓊杵尊に与え、「天上の如く米を作り、初穂を供えて祭祀せよ」と命じ、稲をもって国を豊かに繁栄させるようにとの指示が含まれている。 


この神勅には以下の多くの意味があり、日本における稲作は神代の時代から受け継がれてきたこと、日本人は神聖なお米を大切にし、稲作を守り続ける義務があること、日本が「豊葦原の瑞穂の国」と呼ばれる由来を示す、豊かな大地と穀物の象徴である 。これは宮中祭祀に今でも深く結びついており、この神勅に基づき、毎年秋に行われる新嘗祭(にいなめさい)では、天皇陛下が新穀を神々に供え、国と民の繁栄を祈られている。また、天皇一代一度の大嘗祭(だいじょうさい)でも、天皇自らが新穀を供え、神意に従った祭祀が行われます。全国の神社でも田植えや収穫の神事が行われ、稲作の神聖性が現代まで継承されているのである。 

社会的・文化的意義は斎庭の稲穂の神勅により、日本全国で栽培される稲は「天照大御神から授かったもの」と位置づけられ、民は「おほみたから」として尊重し、これにより、稲作は単なる農業ではなく、「国家と民の繁栄を支える神聖な行為」として認識されてきただけに、お米を食べることは大切な事だと強調した。お米は栄養価も高くバランスの取れた食べ物であり、神道の学校のトップとして天空Rに責任を持つものとして生徒に訴えたいと述べたのである。 

以上で学院長講話を終えて私は高校の自治会長、中学の生徒会長を連れて、急いでエレベーターに乗り込み、中央館6階に走り待機してくれている担当の皆様に合流し、ご紹介申し上げた。講話で述べた日本人とお米の関係にとって重要なことはお米を食べる事であり、今回の天空レストランの改装は生徒に自らそれを体験して欲しいと願う事から始まったと述べたのである。是非、米食とパン食のバランスを取りながら両方を大切に育てる義務が日本人の我々には有るのだと諭したのである。今回は特別に値引きして「爆弾おにぎり」「唐揚げ」「カレーライス」「鳥マヨ丼」「浪速ランチA」「浪速ランチB」を用意して生徒の来訪を待つと述べ、式典は終わったのである。その後の光景の事は又後日のアラウンドでご報告したいと思う。「凄まじかった、凄かった!」の二言である。