大阪日日新聞社がWEBニュースで10月23日に斎行申し上げた新中学校棟の「上棟祭」を記事にして下さり、本日先ほど、流してくれた。入試広報部のK教頭補佐が確認してくれた。物静かだが中々出来る男だ。まさしく日日新聞は地域に密着した「社会の公器」である。感謝致したい。しかしそれにしても新聞社の記者は文章が上手い。当たり前だと思うが私は行間に滲み出るこの新聞社の記事の「品の良さ」を感じている。いわゆる「好意的」なのである。ここが嬉しいと思う。あまり批判的な文面では元気が出なくなる。今日本人に必要なことは元気を出すことだ。「ギャーギャー」と執拗に攻撃的な報道記事はいかがなものか?先の兵庫県知事選挙の時のマスコミ報道を皆さんはどうのように見ていますか?
新校舎を祝う上棟祭 浪速中学校で盛大に開催
大阪市で100年の歴史に新たな一歩
10月23日、大阪市の「学校法人浪速学院 浪速中学校(木村智彦理事長)」で、新校舎の完成を祝う上棟祭が盛大に開催された。これは、地上6階建ての鉄筋コンクリート造りの新校舎建設に伴う重要な節目の行事で、同校の生徒や保護者、来賓など約500人が参加した。
当初は天候が危ぶまれ、朝には小雨が降る場面もあったが、式典開始直前には見事に晴れ間が広がり、秋の爽やかな空気の中行事が執り行われた。
「浪速モデル」確立へ、曳綱(ひきづな)の儀が成功
上棟祭のハイライトは「曳綱の儀」だ。これは建物の棟木をクレーンで持ち上げ、4本の曳綱(ひきづな)を用いて設置する儀式。前日のリハーサルを基に工夫を重ね、当日は中学の生徒全員と来賓の掛け声が一体となり、見事に棟木が設置された。純白の曳綱が風になびく様子に、多くの参加者が感動の声を上げた。 木村理事長は「新校舎は本校にとって100年の歴史で初めての自前の校舎。これが完成することは学校にとって非常に意義深い」と語り、今後の工事が順調に進むことを期待した。校舎の内外装工事は来年3月末までに完了予定で、完成後の新校舎での授業開始が待ち望まれている。
挨拶に込められた感謝と決意
式典の締めくくりには、木村理事長が「祭主」として挨拶と万歳三唱を行い、新校舎建設に協力した全ての人々に感謝の意を伝えた。「挨拶とは触れ合うこと」という信条を持つ理事長は、原稿を用意せず、自らの思いを生徒たちに伝える形で語りかけた。
「この新校舎は100年前に浪速学院を創ってくださった先達への感謝と未来への希望の象徴」と述べ、歴史ある学校が新たな一歩を踏み出すことを強調した。秋晴れの空の下で行われた上棟祭は、参加者一同にとって忘れられない一日となった。
■学校法人浪速学院 浪速高等学校・浪速中学校/大阪市住吉区山之内2-13-57