2025年12月6日土曜日

「とくりゅう」と「りくりゅう」そして「ライオン」

 「日本の警察の捜査力」の力量を示した。素晴らしい。昨年8月から11月にかけて日本中、首都圏を中心に震撼させた「闇バイト」の指示役4人が1年に及ぶ粘り強い捜査で遂に逮捕された。秘匿性の高いアプリを使い、スマホだけで800台近くを用いてアカウントだけで50もあったと記事にある。既に50人ほどの実行役は逮捕されているが指示役に至る道筋は難解で遠かったが政府や警察庁、警視庁はこの「匿名・流動型犯罪グループ(匿流とくりゅう)」対策で横断的組織を組み、卓越したITに強い捜査員を集結せしめ、複雑難解なパズルを解くようにして犯人を追ったと言う。私はこの逮捕は日本国民の不安感を和らげた劇的な成果だと思う。「良くやった、警察!」と叫びたいと思うし、極悪非道の犯人は厳しい刑罰を与えよと叫びたい。 

しかしだ。この匿名・流動型犯罪グループ(匿流とくりゅう)という呼び方は「如何なものか?」とも感じた。今朝の各紙は同じ「とくりゅう」と「りくりゅう」の文字が出ていた。りくりゅうとは2か月後に迫ったミラノ冬季五輪の優勝候補である、日本の推し一番の三浦璃来さんと木原一さんの事である。このカップルは昨日愛知で行われたフィギヤスケートグランプリファイナルで優勝を成し遂げたが、この記事に「りくりゅう」の文字が躍っている。匿流(とくりゅう)と璃来竜の(りくりゅう)の躍りであるが、今朝位は三浦・木原組と書くとか何とか成らなかったのかなと思う。優勝した二人に申し訳ないと思うのは私だけかな? 

昨日は冬季賞与一時金の支給日であったが、私は同時に全教職員や関係会社さんや協力会社の従業員の方々にも年末挨拶として「クリスマスチョコレート等」3種類のお菓子を袋詰めし、プレゼントした。お礼に部屋に来て呉れる方とか、皆さんの喜ぶお顔を見られて良かったと思う。決して安価な物でないが、このような反応を見ると「良いことをしたなー」と感じた。浪速ファミリーの方々のお蔭で学校は上手く回転しているし、言葉だけで「有難う」で済ます訳には行かないと言うのが私の背景にある。合計236袋分を間違いなく袋詰めした事務室にはご苦労様でしたと申し上げたい。 

又昨日は中学、高校それぞれに3年生を集めた卒業アルバムの見開きを飾る集合写真の撮影があった。中学生も高校生もとても良い顔をしており、良い写真が撮れたと思う。中学は136人、高校は840人の卒業だから後述するように来年度入学者数の想定からしても現時点で言えることは「令和8年度の想定在籍総数は今の3350人から増えて3500人程度」になるのではないか?あくまで想定数値であるが?



 今日は「第3回浪速高校入試説明会」の日であった。プレゼンターは文句なしの輝くプレゼンを行ったと思う。2年前の参加者数は2179人で実際の入学者数は966人だった。昨年度は「グンと」伸びて参加者は2625人という爆発的数値で実際の入学者数は1156人であった。来週の13日の土曜日で今年の校内説明会は終わるが今日まで多くの受験生に来て貰った。分析は来週の第4回後に入るが個人的な予想は昨年と一昨年度の中間地点に落ち着きそうな気配である。 それでも在籍者数は前述したように増えるだろう。


これで十分である。「浪速が選ばれるのは理由がある」からでブームやお祭りで増えているのではない。学校法人、浪速高校、浪速中学、入試広報部と、事務室側のとのコラボ、NEP、PTA、協力会社さんとの積み重ねた総合力の頑張りの結果である。その「結束力のシンボルがライオン」だ。学校設置者としては「満員御礼」の幟を掲げて関係の皆様に感謝の誠を捧げないといけない。





2025年12月5日金曜日

令和7年冬季「賞与・一時金の支給」

 今朝は「管理職会議」を持った。何時頃からこの会議を持ったか忘れたが、頻度は落ちているのは学校が安定しているからだ。組織におよそ「会議と言うものが無いのはその組織が安定している証拠」とも言えるが、時には管理職に直近の「理事長の思い」を生の声で伝えるのも必要である。個々のテーマについてはそれぞれの管理職と毎日話しており情報も共有しているが偶には全員が揃って同じタイミングで、同じニュアンスでの理事長の話を聞くのは決して悪いことではない。管理職ミーティングは副理事長、高中の理事・校長、副校長、高中の教頭、入試広報教頭、事務長、上席指導教諭がメンバーで拡大となると、事務長補佐、高中の教頭補佐、入試広報部の教頭補佐に加えて補佐職の職分である指導教諭2名のが加わる。今日は管理職に来年度の「伊勢神宮のカレンダー」をプレゼントした。 


又「今日は賞与一時金支給日」であり、私から「理事長特別加算」がなされた教職員の名前の発表が最初に来る。年度末は至給月数が2.5か月で、専任教職員には更に10万円を一律に上乗せして支給した。管理職に対しては理事長特別加算については「今回は加算無し」を説明し、理解を求めた。管理職には令和7年度の1年を通算した業績評価として5月頃に定まり、夏季賞与一時金の時に合算して出すのが基本的考えである。本日、特に強調したのは来春の入学者予想であるが現時点では想定の幅が広く、具体的には断定できないが25クラス分の工事に着手する旨、正式に発表した。更に西館の1階の旧中学校職員室の改造に入ることも発表した。西館の改造範囲の順番が依然と少し異なるが時々刻々に変化するだけに管理職には早め、早めに経営情報をオープンにしている。

去年の今日は富山への出張があった。当時建設終了間際の中学校棟の最も輝く場所に設置する古事記の神話である「ヤマタノオロチ」伝説を著名な井波彫刻の第一人者である畠山先生にお願いし、現地視察で先生の工房に行ったのだが、これも見事に完成し、新校舎の最も目立つ場所に掲げられている。「時の経過」は早く、あれから1年と思うと「時間は飛んでいる」感じだ。出張はその出来栄えと彩色のための打合せであったが、1年経った彫刻は「迫力に満ち、品格を伴った」彫刻となり、古事記の名場面である「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」伝説物語を何時も生徒に語りかけている。 


登場人物は主役として天照大神の弟君である「すさのうの尊」であり、三種の神器になった「草薙の剣」、そして日本最初の夫婦と言われる「クシナダヒメ」そしてヒール役として「8尾の大蛇(おろち)」が描かれている彫刻が私はいとおしくてならない。何回観ても飽きないのだ。名人の腕とはこのようなものだと見るたびにつくづくと感じ入っている。今年3月竣工した新中学校校舎は年が変われば1歳歳を取り、2年目に入る。「定礎の文字」がこれを見る人に歴史を語り、年々歳々歴史を刻んで行く。今日で期末試験も終了し、「令和7年2学期は12月19日の終業式」に向けて一層加速している。



2025年12月4日木曜日

3回目となる「焼き立てパン外販」の日

 今日は「第3回目となる焼き立てパン・ブルの外販日」であった。11月から月度2回の試行で遂に3回目となった。極めて順調に推移している。関係の皆さんが頑張ってくれているからである。特に目玉は「神恩食パン」と「おかげ食パン」で合計160個の数量限定で、この食パンは外販のみの売り出しであり、味が良いとの評判である。神恩が2斤で800円、お蔭が700円であり「お買い得」だと思う。 




11時に開店しておよそ1時間で売り切れるが、現段階では施設設備から最も熟成された味の良いタイミングでの売り出しとなると160個が限界と思い、当面はこの数量で行く。160個もの食パンの販売は「なかなか」という量だとプロから聞いた。今日は「今年一番の冷え込み」であり、販売場所を北辰門近くの青空販売場所から中央館ホールに移して行った。朝、担当のマネージャーが部屋に来たがお互いが同時にこのことを考えており、私はお客様を大切に思う気持ちを高く評価したい。丁度友人が三島から年末の挨拶に来てくれており、当然私は彼らを販売場所に連れて行き一人当たりふた山買って貰った。

2025年12月3日水曜日

浪速中学テニス部は今や全国レベルの強豪校に!

 これほど理事長を喜ばさせた快挙は久しぶりだ。本校の中学生運動部のテニス部の評判は一般的には案外と府内で知られていない。時々来客にPRするのだが、「えー、そうですか?テニス部?」「浪中の空手道部は全国チャンピオンだとは知っているのですが?」との反応が一般的なものだ。そう浪速中学のテニス部は今や府の最強豪校であり全国中学生テニス選手権大会のトップレベルであり今年は第52回大会で大阪代表として「女子団体が初の全国優勝」を成し遂げ、「男子ダブルスでは2回目となる全国優勝」を成し遂げた。この成績を知れば全国の強豪校だという事が一目瞭然で分かって貰えるだろう。 




福岡県博多の森テニス競技場で行われ、会場は「浪中の躍進」に大きな歓声が上がったと聞く。私はこの記念に部員42人全員に「ラケット入れ」をプレゼントした。もっと良いものはないのかと顧問の高畑先生にしつこく聞いたが「これが欲しい」と全部員の返答だったと言う。恥ずかしいことに私の名前をラケット入れの表面に刺繍で入れて欲しいとの条件付き要望だったそうだ。恥ずかしいが部員全員の強い要望に応えた。その後の府内の大会でこれが他校のテニス部の知るところになり、今や浪中のテニス部はこれでも評判を呼んでいると言う。理事長に抱かれてきたラケット袋から取り出したラケットで勝負するというところでテンションが上がり、次は男女団体のアベック優勝を狙っていると言う。 



今週末の土曜日の6日は「第3回目となる高校の入試説明会」であるがⅢ類の入試基準とボーダーラインを少しだけ触ったが、果たしてこの影響がどう出るか、大変な関心事項である。正直想像が付かない状況にある。高校3年の卒業クラス数は21クラスだが今年は25クラスの入学生だった。従って昨年並みと考えれば、後4クラスの準備が必要だがこれは既に案が昨年段階で用意されており、問題は無いのだが、全国的に高校授業料完全無償化が正式に国策として決定されていることが、どのように受験生の動向に影響を与えるのか読めない。専願性が増えても我々の許容収容人員数内で収まるように計画したが、これが当たるかどうかが大体6日の来校者数で読めるだろう。 


明確に書いた方が良いと思ってここに記すが、「浪速高校の1学年単位で用意する最大クラス数は25クラス」である。専願併願合わせて最大25クラスで物理的に満杯である。学校設置者としての希望は出来れば23クラス程度になれば安心であり、その為に入試基準を改め周知徹底してきた。ご理解を賜りたいと思う。「非常最大の25クラスホームルーム教室の配置」を今朝ほど決めた。来年になれば工事に着手し、25クラス分の素晴らしい教室を3月末までに用意する。この動きは令和9年度入試まで続く。最終的なイメージは高校は25クラスx3学年=75クラス最大という計算になる。1クラス40人となった場合は総合計はミニマム3000人ぴったしになり、43人とすれば3225人となる。45人となれば3375人となるが、本校の教室の広さは標準の1.33倍であるから、収容自体は問題はないが「学則定員」とか「他の私学とのバランス」と言う「世間体」は考えねばならない。




2025年12月1日月曜日

「Done to perfection」有終の美を飾れ!

 今日は12月1日、巡りが良くて月曜日、「今年最後の一斉参拝の日」となった。朝から「ポカポカ」と比較的暖かい神社周りで気持ちの良い参拝が出来た。高校、中学ともに今日から期末試験が5日までの予定で始まった。理事長・学院長の講話として例年同じようになったが、師走の意味や語源などの話から始まり、最後は「有終の美を飾る」との言葉で締めた。何事も最後まで立派に成し遂げることであり、美は見事なこと立派なこと、飾るの意味は価値のあるものや華やかさを添えることだから、「令和7年度の2学期と令和7年」を有終の美で飾るように話したのである。期末試験に全力で取り組み、君たちにとって輝かしい令和8年を迎えるためにもこの12月師走は極めて重要だと強調した。特に受験生にも強く伝えた。 


to perfection」を動詞の後に付けると、「立派に仕上げをする」という意味になるから、それを生徒に話した。そして大声で机を叩きながら「Do it to perfection」「Done to perfection」と英語を持ち出し、生徒の感性と記憶に残るように強調した。「All's well that ends well」と「終わり良ければ全て良し」にも言及し、特に高校3年生は最後の定期考査になるから「頑張れ!」と最後の最後は日本語で激励して学院長講話を終えた。気障で英語を持ち出しているのではなくて少ない時間でも英語を使い、生徒へのささやかな木村流の激励の方法の一つとして頻度高く使っている。この理事長・学院長講話は生徒のみならず教職員や本校で奉職してくれている方々にも伝えている。




2025年11月29日土曜日

不言実行より有言実行で行く!

 遂に11月も今日で勤務日は終わり。来週初めの「師走」の1日からは期末試験が始まる。明日の日曜日、30日は「晦日」である。“かいじつ”と読んだり“みそか”とも言う。漢字はどちらも晦日だ。陰暦で、毎月の末の日で、“つごもり”とも言う。12月31日はご存知のように「大晦日(おおみそか、おおつごもり)、実に日本語には味わいがある。今日は「浪速中学校来年度入試の勉強会」が企画され、新記録となる受験生が受験勉強に来校して来た。同時並行で「高校入試の個別相談会」が実施されている。 


1昨年の11月の職員会議で私は「学校の形」を以下に述べる如く、「大きく変える施策」を発表したことを今でも鮮明に覚えている。実に大きな、かつ「重大な発表」であったと思う。大正12年4月30日の開校から100年、この間、実に様々なことがあったが歴代の管理職や教職員の働きで「今日の浪速」がある。しかし少子化の進展や高齢化社会、ネット社会、AIの出現など「新しい時代」を見据え、同時に「教職員の働き方改革」も推し進めなければならない。総合的に考え、私はここ数年考えていた「学校の形」を発展的に変えるのは今だと判断し、初めて教職員にその概要を述べた。

 その中身とは:

1      浪速高等学校・中学校の「学校5日制」の実現

2      生徒の土曜日の使い方として3Sの導入「Saturday  Something  Special

3      教職員の土曜、日曜の連続休暇を可能とする「変則週休2日制」の実現

 4  民間営利会社「(株)浪速教育振興」を設立し、教育と付帯的業務のすみ分け

 5  賞与・一時金の基準月数を年間〇か月から▲か月に1か月分のベースアップ

 6  新中学校棟の建設 令和7年3月竣工

以上の全てが「全て予定通りに完結」し、現在進行中であることが嬉しい。まさしく「有言実行」そのものであった。これらが多方面に渡って極めて大きな効果を上げつつある進行中なのである。まさに管理以下、全教職員の「不言実行」のお蔭である。 



「有言実行」とは、ご承知のように、自分が口にしたことを実際に行動に移すことを意味する四字熟語であるが、「不言実行」より私のスタイルに合っている。特に組織の長は目標や約束に対して責任を持ち、最後まで成し遂げることは絶対であり、その態度と実績を示すのが有言実行である。周囲に目標を公言することで自らを奮い立たせ、強い意志や誠実さを表すことで組織は前に進む。確かに対義語の「不言実行」には「謙虚さ」みたいなものを感じるが、「前持った言い訳」みたいな伏線も感じるから、堂々と「これをやる!」との宣言が私は好きだ。学校の先生方はどちらかと言うと不言実行タイプが多いと思うだけに組織の長は説明責任と言う意味でも有言実行が望ましいと思う。新中学校棟のエレベーターの中で遠く学院神社を観ながら改めて学校と言う組織におけるトップの有言実行、不退転の決意と責任を思った。



2025年11月28日金曜日

受験生もイチゴも干し柿も、「実りの秋」になるように!

 今朝現在で明日の「浪速中学校教科別受験対策勉強会」の参加者は昨年並みの人数になっている。これは「どうしても浪速中学に入りたい」と言う強い熱意を持っている受験生対象に勉強会を学校が行うものである。3科目受験と2科目受験の生徒を対象に本校教員が傾向と対策を講義するもので高い人気を誇る勉強会である。我々の視点はまず欠席率と受験生の実力であり、後は1月の本番まで具体的な企画はない。入試広報のK教頭は「良い受験生が来てくれる事を期待しています」と述べていた。 

又今朝の新聞記事では「2026年度大阪私立中高新入生納付金」が当然目に留まる。納付金とは入学金と授業料の合計数値であるが毎年毎年改定される。私立中学は88万5300円で対前年度13800円の増加、私立高校は86万6000円で対前年度16600円の増加であった。ちなみに「浪速中学も浪速高校も昨年度と同じで改定はしていない」。改定した学校は校舎改修、教育環境改善、人件費などが理由だが、詳細観ると各校とも知恵を絞って数値を出している。私は入試広報部のK教頭とK教頭補佐の3人Kで来年度以降の方針について議論した。高校はまだ耐えられるが中学は新品の校舎であり、負債も抱えていることから幾ばくかの納付金の増加を検討することにした。 


読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋など、秋を表す言葉はいくつかあるが、「食欲の秋」という言葉がある通り、秋は食べ物が旨い季節である。中でも私は「実りの秋」が好きな言葉である。実りの秋とは「穀物や果実などの収穫が多くなる季節を表す言葉」と書かれているが、気候も穏やかなうえ、春から夏にかけて育ってきたさまざまな作物や穀物が収穫されることで、四季の中でも満ち足りて豊かな季節であるからと考えられる。これからやってくる寒く厳しい冬を乗り越えるためにも、「実りの秋」は大切な季節であり、このことは学校、特に私立の学校においても全く同じことである。今実っていなければ冬は寒く、春は楽しくはならない。

 本校には千早赤阪村に浪速中学校付属の「多聞いちごハウス」「多聞農園・果樹園」を有しており、中学校教育の一環として有効利用している。極端に言えば今日的子どもはイチゴは「スーパーにあるもの」としか捉えていない面が伺える。しかし自らハウス内に生っているイチゴを採り、口にして甘さと酸っぱさを感じることは教育的意味がある。柿には甘柿と渋柿があり渋柿が甘柿以上に甘くなることを知ることは十分教育的意味があると私は信じている。このような考えでこの施設を作り、今や私はこの農園で季節、季節の収穫物を採ることが楽しみの一つになっている。

12月クリスマスシーズンにかけて大きな甘いイチゴが収穫出来る。昨年良く出来たイチゴは今年も順調で12月クリスマス前ごろに今年の初収穫になるかどうか?収穫したら「中学1年生全員に一人2個づつプレゼント」する。又過日干し柿を吊るした。これが実に手間がかかる。皮むき、熱湯消毒、吊るし、焼酎による表面散布、もみもみ、これを数回行わねばならない。均一な固さと上品な甘さが期待できないのである。また時々焼酎を散布して消毒が必要など、とにかく渋柿つくりは手間暇がかかるが、それだけに上手く出来上げれば嬉しい。中学校1年の先生方が頑張ってくれた。その数は508個もあり中学の1年生へのクリスマスプレゼントになる。