令和8年度高校入試業務が明日の1.5次入試をもって、滞りなく完了する目途が立ち、今日は「臨時職員会議」を持った。目的は全教職員に正式に「来年度の人事」を告示するためである。早く4月からの新年度の業務執行体制を組み、準備に入らないといけない。何時も高校入試の山場が終わってから極力早く行う。正規の職員会議が26日だがこれでは遅い。「新しい酒は新しい皮袋に盛れ」という格言があるように、新しい考えを表現したり、新しいものを生かしたりするためには、それに応じた「新たな組織の形や環境、それに対応する人間が必要」である。由来は新約聖書であるが、真実を伝えていると思う。「去年は去年、過ぎ去ったこと!今年は今年と新しい人で!」という「人と形の変化」が「人事」である。
およそ、「組織にとって最重要なものは人事」であり、人事は「人の事」と書くが、まさしく組織はそこに属する人々で日常があり、そこには人事による組織活性化や人間模様が出てくる。それが人事の狙いでもある。昨年の人事は結構大きなものであったが、本年度も結構大きな人事になった。昨年度の目玉は入試広報部をトップ以下「浪速中学校シフト」を敷いたことであり、とにかく岩盤固い中学校の入学者を増やすためであった。この人事の結果は一昨年度と昨年と2年連続で「完全勝利」として新記録となり、後世語り継がれるのではないかくらいの成果を上げた。入学予定者は168人、そして今年は191人となった。高校も入学者が恐らく1000人前後となり、総在籍数は4月期首で3550人と、これまた大記録となる見込みだ。このように人事は成果が出て初めて評価される。
校長に次ぐ副校長を高校に倣って、中学校にもおき、何れも教頭職を兼務とした。教頭適任者がまだ育っていないからである。現Y中学教頭は3年間の責務を見事に果たし、「上席指導教諭」として教務・進路関係と3Sについて知見を活かして貰うべく高校に戻す。又現I高校教務部長を教務部長兼務で教頭補佐に昇格させより広い目で業務を執行して貰う。大きな組織変革は「法人本部」組織を明確にしたことである。教職員も生徒数も増大し、授業料の完全無償化が国の施策として大々的に迫ってくることになった。本部長は私であるが、学校法人も法令順守等、実務体制強化を図る必要があると考えた。この為に新たに一部屋用意し法人事務局を設け、現Y事務長を「法人事務局長」として発令し、後任の学校事務長には入試広報部のK教頭補佐を当て嵌める。又事務室には現H事務長補佐を事務長代理として昇格させ、本法人で初めて「女性管理職が誕生」する。天空レストランの大改革は今年の目玉であり、この為に「(株)浪速教育振興(NEP)」に取締役事業部長として現事務職員のY氏を事務室兼務で発令する等々が中身である。
成果を上げた体制を「一挙にひっくり返す」ような事をやってはいけないが、変えないと組織は硬直する。新しい酒は新しい革袋に入れることによって「人は育つし適性が見えてくる」ものだ。組織は常に「狙いを定めた人材の仕込み」が重要である。視点は「適材適所と育成」である。これをやらないから固定化し、組織は柔軟で無くなる。本校もようやく「有能な人材が多く育って」きた、彼、彼女らの中から将来のトップリーダーを育てていかねばならない。能力、見識、責任感、人柄、人望、頑健、とにかく花が有るトップリーダーが居ればその組織は生き延びていける。