2025年8月22日金曜日

日本に住む外国人の比率が15年後には10%に!

 今や日本国内に外国の方が多いと感じているのは私だけではあるまい。殆どの人はそのように感じている筈だ。しかしそれが数値でどうなのか?は正直知らなかったが、今朝の産経はこれを報じていた。私は数字が、数値が好きである。数値は正直であり、感覚・感性を超えているから経緯と先行きが想像できる。今の日本の総人口は1億2065万人であるがその内、外国人は367万人、率にして2.96%とあった。これが15年後の2040年(令和22)には10%程度にまで伸びるという。個人の周りの人間10人に一人は外国人というのだから凄いことになった。

私は現在、市内南部のミナミと言う所に住んでいるが、万博の最中とはいえ、見かける外国人は10%どころではなくて半数以上の感じだ。でもこの10%は諸外国では既にこのレベルになっている数値だと言う。いずれにしても日本は近いうちに多民族の共生国家となる。現在本校には学校本体も協力会社さんも含めて外国人の方の定常就労は無いが、間違いなく近い将来外国の方がまず掃除とか、門衛などの職業に就く可能性は近いと思う。教員では既に非常勤や臨時では外国人先生は多く、生徒も先生方も普通の光景として捉えている。 

学校は平穏に安穏として「25日の2学期始業式」を迎える。来年度入試の問題作成も順調に進んでおり今は作成した入試問題を作成者とは別の先生が「試しに解いている」段階であり念には念を入れて適切で良い問題になるように磨きをかけている。この部屋には理事長と言えども、立ち入らないようにしている。私は始業式に先立つ「神前奉告」とその後の「学院長講話」について話す内容を推敲しているが今回は「浪速ベーカリーショップ・ブル」の大改装と外部販売について力を入れて話す積りだ。 


その改装工事が完了した。素晴らしい施設になった。材料を納入してくれる有名なパンメーカーの某業者さんが我々の設備施設を見て「このように広くて充実した」ものは見たことがないと言ってくださったそうだ。人材も揃い、26日に初めて試験焼きをする。生徒には9月1日の「一斉参拝」当日に、お日柄も良いから「開店特別セール」として格安に売り出し、9月21日の浪速祭には大量の焼き立てパンを用意して来場者に売り出す計画になっている。 

その為に「(株)浪速教育振興」は外販も計画しており放課後、北辰門近くで生徒、保護者、ファミリー企業の方々、学校近隣の方々を対象に臨時の販売コーナーを時間制で設けるそうだ。その為に「販売用のワゴン車」や「販売陳列台」を発注し、既に入って来たという。クラブの生徒は放課後になるとお腹が空いてこのようなパンコーナーを用意してあげれば喜んで貰えるし、一般の方々も「学校で焼いたパン」が美味しくて安価であればきっと買って下さると思う。食品ロス減少の為でもある。ひょっとしたら近隣のパン屋さんと同じくパン職人や販売の人もその内、外国の方が混ざって来るかも知れない。本校は歓迎したい。



2025年8月21日木曜日

「至誠寮」の大改造・・・個室化へ

 幕末の偉人、「吉田松陰」の言葉に「至誠」と言う言葉がある。私が最も好きな漢字であり響きである。吉田松陰は、幕末と言われる時代が始まって、直ぐに、安政の大獄で亡くなった。享年30歳(満29歳)という若さであったが彼の偉業は今に生きている。松陰先生の「松下村塾」こそ、それであり偉大な教育者であった。この私塾から、幕末に活躍する、 高杉晋作、久坂玄瑞、初代の内閣総理大臣となる伊藤博文、第3代の内閣総理大臣となった山県有朋など明治維新を成し遂げ、そして、日本の近代国家の礎を造った、多くの偉大な人物を生み出した。特に維新の原動力となった坂本龍馬、西郷隆盛、木戸孝允の維新3傑に大きな影響を与えたと言う。 

吉田松陰の人気と実力は、そういった意味では、他の人間とは違って特別な存在であったと思う。松陰先生の言葉、「至誠」は「至誠にして、動かざる者は 未だ之れ有らざるなり」から来ている。意味は「誠の心をもって尽くせば、動かなかった人など今まで誰もいない」と言う意味である。前置きが長くなったが、私は学校の西側の道路に面した場所にあった3階建ての一軒の家が売りに出された時に、間髪を入れず、直ぐに購入を決め、生徒用のクラブ合宿寮とすべく大改造を行い、名前を「至誠寮」と名付けた。恐れ多い事であったが神道の学校として最初の寮の名前はこれにすると決めていた。今でも平成29年5月開寮式において至誠寮の看板を掛けた時の高ぶった気持ちを覚えている。 

その後ここは「(株)浪速教育振興」の本社として位置付け、1階の一部を改造した。しかし寮全体の使用頻度は極めて低く、これでは投資した効果も出て来ず、思案にあぐねていた。これは私の失敗であった。考えてみれば今時の若者は自宅でも個室、大部屋で寝るなどしないのである。偶に2泊程度の合宿なら我慢は出来るがそれ以上はしんどいことなのだと理解した。そしてこの夏、空手道部がインターハイで全国優勝を成し遂げた時、I監督の話しから一大決心をした。即ち大広間を改造して通学不可能な遠方の他府県の生徒で是非本校で学びたいという生徒の為の個室寮に改造することにしたのである。 


空手道部は今年、春夏の連覇を成し遂げてくれた。「男子団体組手は3年ぶりに7回目の優勝」、女子団体組手も準優勝であった。又「浪速中学校は全国空手道選手権大会で4連覇」の偉業を成し遂げた。しかし全国の強豪校は「打倒浪速」を叫びながら多くのポテンシャルの高い生徒を全国から集めていると言う。その為に彼らは既に個室の寮を有していると聞いた私は直ぐに動いた。いずれ本格的なビルでの寮は既に土地も取得し、中長期の建設工程に入っているが、それまで待てないほど実力差が肉薄してきている。私の仕事は本校のチャンピオンクラブである空手道部やテニス部など全国制覇する力のあるクラブの生徒の為に至誠寮を改造する。但し、ここへの入居基準は今後の検討課題になる。



2025年8月20日水曜日

私は建設会社の社長さんで結構、誇りを持ってやっています!

 今府内の公立高校は145校あるが、これは多過ぎで、半数が定員割れの状態だ。そこで少子化の進展で15年後のシミレーションをすると、適正規模は「41校減の104校で十分」だと見出しにある。これはお騒がせ週刊誌などの記事ではなくて大手新聞が昨日報じている記事だ。記事の大きさには違いが有るが全ての新聞社が報じ、中でも産経はトップ記事にしていた。大阪府教育庁が府の総合教育会議で議論し、公表したものだから驚くが、私はこの姿勢を高く評価したいと思う。これは感覚や感じではなくて計算値であり動かしようのない、真実の姿である。今後15年間で府内の公立中学校の卒業生は何と3/4にまで減少するという。恐ろしいことになった。41校もの公立高校がこの世から消えて無くなる。ここで私は問いたい?「私立高校は一体どうなの?」。 

「木村は建設会社の社長か?」と親しい知人によく「突っ込まれた」が、確かに何時も建設の槌音がこの20年間絶えた試しはない。毎年毎年、投資をしては教育環境を整備してきた。計算すると実に120億円も投資したことになる。その結果、素晴らしい教員が集まり、「ここはホテルかリゾート施設か」と言われるばかりの美麗で機能的な校舎、そして「教育の中味」が受験生や保護者に受け入れられ今や全校生徒が3370人を超えるマンモス校に育った。稼いでは環境整備や充実に回し、手元には現金は必要最低限で回している。これがあるべき私立学校の姿だと信じて疑わない。

工事の稼ぎ時は今の夏休み期間中である。従って今年も例年通り多くの業者さんが入っている。まず「体育教官室の拡張と新たな女子更衣室設置工事」、そして「天空レストランの焼き立てパンコーナーの大改造工事」、そして中央館グランド側の「通路の屋根設置工事」、そして「グランドの芝生更新工事」だ。芝生張りは過日見事に完了し、体育の先生もグランドを使う部活動の顧問先生も大変に喜んでくれている。以上だけの工事で数千万円はかかるが、私は躊躇なく進める。15年後など「あっと言う間に」来てしまう。15年後浪速学院が生き残っている為に今何をすべきか、考え、それを着実に実現することがトップの責任である。 





根底には「人を大事にする」という事だ。人材と書き、人財と書いても良いが、少子高齢化の中で一人一人の人間を大切にする気持ちが今後ますます重要になってくる。特に将来の日本を背負う生徒への目線だ。生徒を甘やかせることではない。時には厳しく指導することもあって良い。人間は自分が成長しているなという感覚を有した時に人間性を取り戻すものだ。そのような人間が集まる組織は強い。生徒のみではない。教職員も然りだ。風雪に耐えるとはこう言う事だと思う。 

ぬくぬくと温かいところで耳に心地よい話ばかり聞いていては自分の為にならないと心得よと私は何時も生徒にも先生方にも自分自身にも言い聞かせている。組織の長たるものの責任は成長過程にある経験値が少ない若者への指導と激励である。浪速学院は生徒と教職員を大事にする、大切に思う、そのような学校を目指し実践している真っ最中である。その為の投資だから惜しんではいない。今後もどんどんやる。工務店の親方で結構である。

2025年8月19日火曜日

何事も丁寧な対応、誠実な対応を!

 8/16、8/17と催された「大阪私立学校展」の正式報告を入試広報部のK教頭から受けた。来場者数は2日間合計で21,668人(1日目=11,867人、2日目=9,801人)でこれは昨年の19,288名を超えている。今年も事前予約制で入れ替えを行わず、2日間の開催であったが、昨年より2380人の増であった。昨日のアラウンドでも書いたが「私立学校完全授業料無償化の影響」がもたらしたものと考える。本校の相談件数は、昨年よりも12.5%増加となり、来場者数に対しての相談件数も昨年同様の割合になっている。天満と言う私学展の開催場所が大阪北部となるため、本校の受験者層の主力である大阪南部の参加者が少ない会場であったが、昨年よりも相談件数を伸ばせたことは、従来よりもさらに広い地域で本校の知名度が広がってきていることと考えられる。これは極めて重要な「兆候」であり、府内の全国区に育ってきていると言う事かも知れない。 

今回の特徴は「中学入試」において小学生の来場者数が例年より少ない中で、昨年同様の相談数となったいりことで、特に、例年より4、5年生の相談者数が少し増加しており、将来の学校選びの場になってきていると考えられる。保護者も子供の進路先を見据え、先取りして考え始めたと言うことか。特に本校の新校舎に興味をもたれる保護者の方も多く、例年よりブースでの学校案内パンフレットを持っていていただける数が増加した。今後は、塾へのアプローチを強め、プレテスト参加・本番入試へとつなげていく必要がある。 

「高校入試」に関して言えば、今年度も、女子生徒の相談は多かったが、それ以上に男子生徒の相談者数が多く、「例年とは異なる雰囲気」があった。回帰現象か振幅かもしれない。「浪速高校が良いと聞きました」や、「塾から勧められた」という相談者が多く、在校生や卒業生、又、塾からも評価を受けていることが強く感じられ、今までの本校の姿勢が高く評価されていると思う。今後とも「丁寧な対応、誠実な対応」がより求められるといえる。 

全体を通して、中学校、高校入試とも「学校5日制」については、極めて良い反応であった。特に、土曜日の新しい取り組み、「Saturday  Something  Special (3S)」については、多様な入試や社会に対応する人材の育成という点で高い関心を保護者は抱かれ、私はこのアンケートやお話に我が意を強くした。「私学は土曜日も授業をしています」は最早本校では死語になりつつある。単なる授業ではなくて、もっと幅広い教育活動を土曜日に展開する期待をまざまざと知った。これは本校の大きな誇りとなっている。 

他校の状況ではKF、MG、JS、KO、DF、OG、OU、MJ、KA列の高校等が、活気があったと見えた。今や大阪の人気校と言える私学も大学系列と単独派に分かれつつあるが、受験生・保護者の心の奥底には大学系列への安心感みたいなものもあるのだろう。しかし単独派と言えるKO、SF、GGさん等のお考えは知る由もないが本校に限って言えば、「浪速学院は今後とも単独派として生き延びていく覚悟」だ。大学まで路線が出来ていることが果たして生徒の為に良いのかなと思う気持ちがあり、現段階で方針などは決めていない。しかし遠い将来、何処かの大学系列に入るかも知れないが、その時は果敢に打って出る。その場合は「海外の大学も大きな選択肢」になるだろう。

2025年8月18日月曜日

良い雰囲気で2学期が始動し始めた!

 昨年より1週間遅らせた大阪私学展は最高の盛り上がりを見せた。16日(土)と17日(日)に天満橋にあるOMMビルで行われ、私は16日早くに顔を出して様子を伺ったが、そこで見た光景は15分早めて開始されたにも関わらず、私学展は「人、人、人」の大混雑であった。これは「授業料完全無償化による私学人気の沸騰現象」と考えて良い。二日目の夕刻に入試広報部のK教頭から速報として纏めの報告を受けたが、本校のブースは常に満杯で、高校は昨年の勢いを上回っている感じだと言う。中高連の会長である興国高校の草島理事長先生と暫く立ち話をしたが、見方は同じであり、この現象が「公立への判官びいき」になる危険性で二人の意見は一致した。謙虚に、しかし私学教育の良さを分かって頂けるように熱意を持って今後とも頑張って参りたいと思う。

 

私はこの私学展、欠かさず毎年、初日に様子見に出かけているが、本校の管理職以下担当の教職員は「まさに一生懸命に額に汗して」対応してくれていた。知り合いの理事長は私に対して「浪速の先生方は自校への誇りを持って取り組んでいるのが良く分かる!」とおっしゃって頂いた。最高の誉め言葉ではないか!この調子で行けば来年度の入学者数も多くを期待できそうだが、もはや教室数の余裕が無くなってきており、今後苦しい選択を迫られると思うが、関係先には誠意を持って説明して参る所存だ。わずか2席の第一ブースと13席もある第二ブースが常に満杯で尚且つ待機して待ってくださっている受験生や保護者、その方々に優しく対応してくれてる本校の教職員に私は頭が下がった。素晴らしい集団になったと思う。

生徒はまだ夏休みであるが、教職員は「束の間のリフレッシュ休暇」が終わり、今日18日から2学期が動き始めた。この期間を利用して進められていたグランドの芝生張が完成し、今朝ほど「完成式」を簡単に持って使用解禁の号令を出した。日本道路、住友ゴムさん他関係者のお力で最新の人工芝が張られた。「美しい」。その後私は「体育教官室の拡張工事と女子生徒用の更衣室新設増強工事」の現場に行って千早赤阪村の 千福建設さんの方々に宜しくとお願い申し上げた。恐らく年内一杯、授業をしながらの工事になるので安全最優先でやって欲しいと申し上げた。






その後「職員会議」を持って、部活動の対外戦績の話しから始め、2学期のあるべき姿、ベクトルなどを概括的に言及した。この職会の後、この会場は「秘密の部屋」に変貌して関係者以外は立ち入り禁止の来年度入試の問題作成の場となる。既に問題作成と試答の先生方は休暇入り前に指名しており、とにかく「良い問題」を作って欲しいと思うと私は念を押した。 


その後6階の天空レストランのパン焼きコーナーに行って工事進捗を確認した。素晴らしいものが出来そうな予感がした。「新たな名所コーナー」がこれで誕生する。担当者を呼んで「パン外販」について検討を急ぐように指示を出した。形が出来始めると私の心は落ち着き、エンジン音が高鳴るのを感じる。校内と校外を峻別して校外用には特徴ある創作パンを作り、折角投資した施設を有効に活用して回転率を少しでも上げてくれれば良い。パンで儲けようとは思っていないが「学校の校内と校外をパンで繋ぐ」のである。そのような広く外部に開放する私学こそ次世代の私立学校だと思う。




 



2025年8月2日土曜日

暫時休筆宣言!! 千早赤阪村の多聞尚学館で頑張っている生徒の激励に赴く

 前半戦も終盤だから、何か「せくようにして動き回っている感じ」だ。公私ともにやることが多い。今日は「千早赤阪村の多聞尚学館」で学習合宿中の高校2年生60名の激励に行った。この場所は浪速改革の過程で私が最初に創設した記念の第一号で、思い入れも大きい。昨日高校校長が開校式をしているので私が敢えて行く必要はないのかも知れないが?、気持ちは行って激励してやりたいと思うのである。私にとって最も気持ちが落ち着き、休まるのは生徒と接している時で、この時が最も至福の時である。生徒が可愛くて仕方がない。今回の合宿のメンバーは「英数国ハイレベル講座」と銘打っているから容易にどのようなメンバーか分かるだろう。勉強が進んでおり意欲も満点、言動も素晴らしい60人である。

           校外学習施設、千早赤阪村の多聞尚学館

予定には無かったが時間があればこのように私は直ぐに飛ぶ。高校教頭に頼んで20分間を捻出し「学院長講話」を入れて貰った。そして必ず「お土産」を私は忘れない。近くに全国チェーン店の有名なお菓子やケーキ屋さんがあるのでそこで急遽品物を選んで私が昼食後のデザートとして持参する。生徒を甘やかせることではないし、媚びを売っている訳ではない。この暑い中、ただひたすらに勉強に向かっている生徒に何かしろの手土産を持参するのも教育の一つだと思う。生徒は理事長から貰った昼食後のお菓子に特別な味を感じ、その後の勉強も頑張ってくれるだろう。これが「情」である。人間社会で最も大切な事は情ではないか。 





これで私の前半戦は終わった。1月から7月まで本当に順調そのもので学校は「一皮も二皮も剥けた」感じであらゆるところにこれを感じながらの7カ月であった。生徒総数は3350人を超え、全ホームルーム教室は81教室という超マンモス校となったが校内は真逆に落ち着いた雰囲気に彩られていた。これは「何故だろう?」と思うが、答えは「より良い生徒が集まる学校」になったという事だと思う。間違いなく平均値は上がっている。幸せな話であり全ては管理職や教職員が全身で生徒の面倒をみてくれたからに他ならない。前半戦の終わりに際し、先生方に心から慰労と感謝の言葉を申し上げたいと思う。 

学校は7日から正門を閉じ、「夏期リフレッシュ休暇」として17日まで休業とする。18日から又エンジンのスイッチを入れ、2学期の始業式は8月25日である。今日で「理事長・学院長のアラウンド」は暫しの休筆とします。何か今年のアラウンドは自分で言うのもおかしいが「丁寧に書いた」積りであり、今自分で読み返しても納得できる文章であったと思う。読者の方々に暑中お見舞い申し上げ、同時にご支援頂いたことへの感謝を申し上げ前半戦終了のご挨拶と致します。

2025年8月1日金曜日

Naniwa Global Academy

 遂に8月となった。本当に早い。時が飛ぶように過ぎ去っていく。神道の世界では6月31日は「夏越の大祓」として特別な意味を持つが、私は学校文化では7月31日が1年の前半戦が終わった時として捉えている。高温多湿の我が国ではこの時期、毎日のこのうだるような蒸し暑さの中で生徒を教室に閉じ込めるのは酷だと考え、学校は休業とし、生徒には「夏休み」を与える。定常状態から離れて少し自由に過ごせるようにとの学校側の配慮は先人の知恵であり、教育効果を考えれば素晴らしい考えではないか。しかし今日的な学校では教室での授業こそ無いが、実際はあらゆる部門で教育活動は継続いている。見た目は休みのようであるが実態はあらゆるところで様々に動いている。 

月替わりの8月1日、昨日の終業式の翌日であるが、教職員は休みではなくて仕事だ。今日から「Naniwa Global Academy」と称して生徒の希望者82人に徹底した「英語漬け」の毎日を送らせる試みが始まった。今までは40人程度であったがほぼ倍増である。会話力の必要性がひしひしと生徒にも迫っていると感じているからこのように多くの生徒が集まったのだろう。8月5日まで「日本語使用禁止」の光景が続く。主管は(株)NOVAさんにお願いし、講師は世界各国から関西の有名な大学で学んでいる、言わば日本留学している留学生と講師のNOVAの先生、合計16人で対応してくれる。蓄積されたノウハウをベースに様々な試みを入れながら英語を「習うより慣れろ」の精神で頑張って貰う方式だ。 


8時30分に講師の方々を部屋に招き入れ、ご挨拶した。記念に開校100周年記念の「天孫降臨焼酎」をお一人づつにプレゼントして生徒を宜しくとお願いし、その後会場に移って私は生徒に英語でスピーチをして激励した。こういう場合少し気障かも知れないがトップが英語で生徒に語ることが重要だと思って私はブロークンであるが英語を使って生徒に語るのが木村流である。大切なことは「努力」であり、5日程度で英語が上手く使えることには成らないが、「英語を使う勇気」が重要だと私は諭した。今回を契機に英語の学習に努力し励んで貰えばこの研修会の意義はある。私のスピーチを聴きながら生徒の顔は輝いていた。