今や日本国内に外国の方が多いと感じているのは私だけではあるまい。殆どの人はそのように感じている筈だ。しかしそれが数値でどうなのか?は正直知らなかったが、今朝の産経はこれを報じていた。私は数字が、数値が好きである。数値は正直であり、感覚・感性を超えているから経緯と先行きが想像できる。今の日本の総人口は1億2065万人であるがその内、外国人は367万人、率にして2.96%とあった。これが15年後の2040年(令和22)には10%程度にまで伸びるという。個人の周りの人間10人に一人は外国人というのだから凄いことになった。
私は現在、市内南部のミナミと言う所に住んでいるが、万博の最中とはいえ、見かける外国人は10%どころではなくて半数以上の感じだ。でもこの10%は諸外国では既にこのレベルになっている数値だと言う。いずれにしても日本は近いうちに多民族の共生国家となる。現在本校には学校本体も協力会社さんも含めて外国人の方の定常就労は無いが、間違いなく近い将来外国の方がまず掃除とか、門衛などの職業に就く可能性は近いと思う。教員では既に非常勤や臨時では外国人先生は多く、生徒も先生方も普通の光景として捉えている。
学校は平穏に安穏として「25日の2学期始業式」を迎える。来年度入試の問題作成も順調に進んでおり今は作成した入試問題を作成者とは別の先生が「試しに解いている」段階であり念には念を入れて適切で良い問題になるように磨きをかけている。この部屋には理事長と言えども、立ち入らないようにしている。私は始業式に先立つ「神前奉告」とその後の「学院長講話」について話す内容を推敲しているが今回は「浪速ベーカリーショップ・ブル」の大改装と外部販売について力を入れて話す積りだ。
その改装工事が完了した。素晴らしい施設になった。材料を納入してくれる有名なパンメーカーの某業者さんが我々の設備施設を見て「このように広くて充実した」ものは見たことがないと言ってくださったそうだ。人材も揃い、26日に初めて試験焼きをする。生徒には9月1日の「一斉参拝」当日に、お日柄も良いから「開店特別セール」として格安に売り出し、9月21日の浪速祭には大量の焼き立てパンを用意して来場者に売り出す計画になっている。
その為に「(株)浪速教育振興」は外販も計画しており放課後、北辰門近くで生徒、保護者、ファミリー企業の方々、学校近隣の方々を対象に臨時の販売コーナーを時間制で設けるそうだ。その為に「販売用のワゴン車」や「販売陳列台」を発注し、既に入って来たという。クラブの生徒は放課後になるとお腹が空いてこのようなパンコーナーを用意してあげれば喜んで貰えるし、一般の方々も「学校で焼いたパン」が美味しくて安価であればきっと買って下さると思う。食品ロス減少の為でもある。ひょっとしたら近隣のパン屋さんと同じくパン職人や販売の人もその内、外国の方が混ざって来るかも知れない。本校は歓迎したい。