2025年8月18日月曜日

良い雰囲気で2学期が始動し始めた!

 昨年より1週間遅らせた大阪私学展は最高の盛り上がりを見せた。16日(土)と17日(日)に天満橋にあるOMMビルで行われ、私は16日早くに顔を出して様子を伺ったが、そこで見た光景は15分早めて開始されたにも関わらず、私学展は「人、人、人」の大混雑であった。これは「授業料完全無償化による私学人気の沸騰現象」と考えて良い。二日目の夕刻に入試広報部のK教頭から速報として纏めの報告を受けたが、本校のブースは常に満杯で、高校は昨年の勢いを上回っている感じだと言う。中高連の会長である興国高校の草島理事長先生と暫く立ち話をしたが、見方は同じであり、この現象が「公立への判官びいき」になる危険性で二人の意見は一致した。謙虚に、しかし私学教育の良さを分かって頂けるように熱意を持って今後とも頑張って参りたいと思う。

 

私はこの私学展、欠かさず毎年、初日に様子見に出かけているが、本校の管理職以下担当の教職員は「まさに一生懸命に額に汗して」対応してくれていた。知り合いの理事長は私に対して「浪速の先生方は自校への誇りを持って取り組んでいるのが良く分かる!」とおっしゃって頂いた。最高の誉め言葉ではないか!この調子で行けば来年度の入学者数も多くを期待できそうだが、もはや教室数の余裕が無くなってきており、今後苦しい選択を迫られると思うが、関係先には誠意を持って説明して参る所存だ。わずか2席の第一ブースと13席もある第二ブースが常に満杯で尚且つ待機して待ってくださっている受験生や保護者、その方々に優しく対応してくれてる本校の教職員に私は頭が下がった。素晴らしい集団になったと思う。

生徒はまだ夏休みであるが、教職員は「束の間のリフレッシュ休暇」が終わり、今日18日から2学期が動き始めた。この期間を利用して進められていたグランドの芝生張が完成し、今朝ほど「完成式」を簡単に持って使用解禁の号令を出した。日本道路、住友ゴムさん他関係者のお力で最新の人工芝が張られた。「美しい」。その後私は「体育教官室の拡張工事と女子生徒用の更衣室新設増強工事」の現場に行って千早赤阪村の 千福建設さんの方々に宜しくとお願い申し上げた。恐らく年内一杯、授業をしながらの工事になるので安全最優先でやって欲しいと申し上げた。






その後「職員会議」を持って、部活動の対外戦績の話しから始め、2学期のあるべき姿、ベクトルなどを概括的に言及した。この職会の後、この会場は「秘密の部屋」に変貌して関係者以外は立ち入り禁止の来年度入試の問題作成の場となる。既に問題作成と試答の先生方は休暇入り前に指名しており、とにかく「良い問題」を作って欲しいと思うと私は念を押した。 


その後6階の天空レストランのパン焼きコーナーに行って工事進捗を確認した。素晴らしいものが出来そうな予感がした。「新たな名所コーナー」がこれで誕生する。担当者を呼んで「パン外販」について検討を急ぐように指示を出した。形が出来始めると私の心は落ち着き、エンジン音が高鳴るのを感じる。校内と校外を峻別して校外用には特徴ある創作パンを作り、折角投資した施設を有効に活用して回転率を少しでも上げてくれれば良い。パンで儲けようとは思っていないが「学校の校内と校外をパンで繋ぐ」のである。そのような広く外部に開放する私学こそ次世代の私立学校だと思う。