2019年6月21日金曜日

「さあ、何でも持って来い、やったるで!」







今後の世の中を生き抜いていく力は「何でもこなせる」という力ではないか。「さあ、何でも持って来い!!やったるで!」と言う事の出来る人は素晴らしい。少子高齢化の日本だ。「一人何役もこなせる人材」は宝物である。これらは元々特別な才能が必要ではない。「柔軟な生き方」「学ぶ姿勢」「精神的な強さ」「新しい事を体験できることを喜び」とするかどうか、「心の受け止め方」だと思う。自分の事で甚だ恐縮だが私は、「変転目まぐるしく」仕事が変わった。そして与えられた環境で努力をして極めて短期間で人の何倍もの成果を残したと自負している。それが私の来た道だ。


 


その道一筋のエリートで遇されて来た訳ではない。いわば雑草みたいなものだったが、雑草は強い。変化にも柔軟であり、踏まれても風に吹かれても根は張って頑張っている。学校の教員はエリートであり、環境変化に極めて弱い。自分の教科、もうそれだけが全てである。柔軟性がない。確かに毎日、又社会の何処でも「先生、先生・・・」と言われていては、「そのようになるわなー」と幾分の同情もある。従って教員がマルチタレントになる為には自分の専門の教科の腕は当然として、次に「まず担任業務で生徒と保護者にもまれ」「分掌業務で教員間の横の繋がりを味わい」「部活動で自らの精神を鍛え」、とにかく、頭を低くし「死ぬまで学ぶ姿勢」を維持することだ。

 


私は「マルチタレント」を高く評価する。従って事務室の人材は意図して「多能化」を進めている。事務室勤務で「私はこれだけしか出来ない」というのは願い下げである。事務がしっかりしてれば学校は上手く回転し、見た目も美しい。私は着任以来事務室勤務員のローテーションを図って来た。同じ事務室内に留まらず、教務補助、理科実習補助、入試広報勤務ととにかくフィールドが広い。これらは全て女性勤務員である。確かに女性は男性に比べて柔軟であり、環境の変化に強い。素晴らしい事だ。とにかく本校の事務の女性陣は粒が揃っている。今年又素晴らしいポテンシャルを有した女性事務員が来てくれた。大いに将来を楽しみにしている。この人の書いた感想文を以下に。ほぼ100点満点の感想文だった。



 

「本校に勤務しての感想と所感」

 

多様な業務に共通する大切なこと

○○○ □□(事務職員・教務助手・図書館助手)

 

 初めての学校勤務で不慣れなことも多いですが、その中でも“生徒や先生をサポートし役に立ちたい”という芯を持ちここまで勤務してまいりました。担当している業務内容としましては、事務・教務助手・図書館助手です。それぞれ違った場所での業務となりますが、目立つわけではないけれども縁の下の力持ちであると実感しております。

 

 事務では、主に電話応対・給与・奨学金等を担当させていただいております。求められることは、効率良く裁くと同時に、ミスのない確実な処理能力です。5月中は奨学金を一人で担うこととなり、細かい重要書類の確認やそれに関する保護者の電話対応が多く、大変さを実感いたしました。不明点は先輩職員に確認を取り、明白にしながら進め、期日には全員の書類を揃え提出できました。しかし、生徒が数日間書類を持ったままの事態等もありましたので、一歩先を見越し、うまく情報の伝達ができるように工夫することが今後の課題であります。

 

 次に、教務助手としましては、試験問題や出席簿の管理、転学する生徒の転出書類等幅広い業務を行っております。最初は教務助手のイメージが湧きませんでしたが、視野を広く持ち、様々な先生方とのコミュニケーションが大切であると心底感じます。また、単なるサポートだけでなく、それぞれの想いも汲み取り、物事が効率よく、気持ちよく進められるようにサポートするものであると、先輩職員の姿から窺えます。現状では、先輩職員の業務をお手伝いする、という形ですので、特化した武器を持つことで私にしかできない仕事を任せていただけるように努めてまいります。

 

最後に、司書資格を持っている為、図書館助手も務めさせていただいております。学生の頃に目標としていた、学校図書館で働くという夢が実現でき大変光栄に思います。具体的には、年次処理や蔵書点検、または多読授業の補助等を実施しております。時間の都合上優先できていない部分がありますが、何度も通いたいと思えるような図書館づくりに努めます。

 

本校の様々な部署で業務させていただき、沢山の知識やスキルが身についているのを実感し、各業務のやりがいを感じております。各業務を行う中で、昔から続いている方法だけでなくもっと良い方法を探りながら、思い込みをせず常に柔軟な発想で物事を見ていくことが大切であり、実行する力も養っていく必要があると感じます。また、各部署の関わりが増えるにつれ、教職員の方々の献身的に業務に取り組む姿を目の当たりにし、自分自身も真摯に業務に向き合う姿勢を身に付け、信頼される職員になれるよう努めます。自分自身が成長できる場を与えてくださる環境に感謝をし、柔軟な発想での工夫や、臨機応変な対応ができるよう、これからも精進してまいります。