2019年6月17日月曜日

新採用の某教員の感想文


今年は常勤講師の先生を20名、採用した。「常勤講師とは専任教諭の候補」として我々は見ている。本校はまだ専任率が低いため、「正規教諭としての採用可能性は高い」学校だ。一度に20名も採用できるのは少なくとも「大規模校」であることが条件であろう。中高合せて2500人を超える生徒を有する学校は多くは無い。この20人の中から「明日の浪速を担う人材」が多くいることを願うばかりだ。常勤講師としての採用限界期間は3年である。勿論例外はあるが大体3年も有れば本校の正規教諭として「是非来て欲しい人材かどうか?」は判断できる。

 


現在の専任教諭のうち、80%以上は私が採用した人物である。皆さん、素晴らしい人物で学校、すなわち「生徒の為」に頑張ってくれている。有難い限りである。例年の事だが新採用の先生方が約1か月程度経ったところで「感想文など」を書いて読ませて頂いている。私の楽しみの一つである。私には「採用責任」があるから、「機嫌よく」「心身ともに健康で」、何より「学校に来ることが楽しい」「生徒と触れ合うことが嬉しい」「不平不満はないか?」「環境になじんでいるか?」と等々心配の種は尽きないのだ。

 



今年も様々な感想文が出て来た。性別、年齢別、経験別、教科別、学歴等々一人一人異なるから当然小論文の中身は異なる。そこが又面白いのである。最高学府たる大学を卒業し、中には本校に来るまで他校や民間会社で勤務した経験のある人もおられる。要は社会を構成する「大人としての考え方と立ち振る舞い」が出来ているかどうかが私の判断ポイントである。謙虚に自己を鍛え、私立学校ゆえに「生徒が居てなんぼの世界」だということが分かっていないと本校の専任にはなれないかも知れない。「心の幅が広く」「選択と集中」「克己と奉仕の心」「何より本校で働いていることの幸せ」を感じているかどうかだ。最後は結局「人間性」と言うことになる。これがすべてである。

 



今日は印象深かった一人の新採用の先生の感想文をここに紹介しよう。少し「私へのおべんちゃらっぽい感じ」がするが、ひたむきさは伝わって来た。だから印象深いと書いたが、素晴らしいとは書いていない。ただ比較的レベルの高い内容だったと言える。教科指導の腕を更に更に伸ばして専任教諭を目指し、頑張って欲しいと思う。

 

「令和元年浪速新任教職員としての誇り」         氏名・教科は省略

 

まず初めに木村智彦理事長、この度は採用していただき誠にありがとうございます。

「令和元年」という大きな時代の節目に浪速高等学校の新任教職員として勤務できますことを大変嬉しく存じます。新任研修の校外施設見学出発の際、木村理事長に激励していただいてから約一ヶ月が経過しました。激励の際、木村理事長がおっしゃられた浪速ファミリーとしての誇りを胸に日々の業務に全力で取り組んでおります。


 私は「日本という国に誇りを持ち、日本のことが好きな人を増やす」ことを信念として○○科教員になりました。現在■■■を担当させていただいていますが、生徒に「日本という国に生きる国民の一人」という立場で学ぶことの大切さを理解してもらった上で教科指導を行っております。加えて、「良い子を育てるには、良い国に生まれたと教えること」が教育において最も大切なことだと考えています。「この国に生まれてよかった」という思いが人格形成の上で第一の自己確信につながり、日本で唯一そのような教育が行えるのは神社神道を建学の精神とする浪速高校しかないと感じております。


部活指導では△△△部の顧問を担当させていただいております。個人的な話となりますが、高校時代△△△大阪府代表選手だった私にご指導していただいた●●先生のもと△△△部の指導ができることに喜びを抱きつつ日々指導しております。XX△△△場に浪速高校の名を轟かせるため、これまで培ってきたものすべてを子供たちに還元できるよう努めてまいります。


木村理事長が更新されている「理事長・学院長Around」や生徒に語られるお話の内容を大変興味深く聞かせていただいています。中でも「無いものは無い学校」の設立のためICT教育、校外施設、学内環境の整備に力を注がれている木村理事長の教育に対する熱い想いと、教職員・生徒への愛を肌身で感じております。


 最後になりましたが、私は浪速高校で専任教職員になることを生涯目標としています。時間を使うということは命を使うということであり、私たちは命を使って仕事をしています。浪速高校の生徒は「聖徒」であり、清らかに優れた生徒です。私は浪速高校での職務を、命をかける「使命」だと捉え覚悟をもって働かせていただいています。専任教員として一日でも早く採用していただくため、一日でも早く「真の浪速ファミリー」の一員となるために日々の授業・業務・生徒指導に命を懸けて行ってまいります。これからもご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。