代替国内旅行に出発する生徒44人を見送る為に学校車で8時15分に出て新大阪駅1階の動輪前に到着したのが9時13分、生徒の集合時刻にぎりぎり間に合った。校長先生が行くので、私も行くか、行くまいか、少しだけ迷ったが学校に出勤した頃は行くと決めていた。目的は2度にわたってイタリア修学旅行がキャンセルさせられたグループであり、やはり心中には「可哀そうだったな」とも思いが消えず、せめて新大阪駅で見送ってやるべきとのお思いが消えず、偶々予定が入っていなかったことで実現した。まずS学年主任に今までの苦労と頑張りに感謝した。素晴らしい先生だ。
とにかく生徒の顔の表情を自分の目で見たかった。「表情に全て出る」という言葉があるくらい、人は顔に今の心の中の在り様が正直に全て出る。その感じ方に違いや差異はないのではないか?「やはりお顔に出てるね!」と言われるのは当たっている場合が多い。「顔相」「面相」「人相」等々、人間には様々な顔の表情があり、これも経験や加齢などで変化していく。元来なら無事に希望したイタリアのローマ、フィレンチェなどに行き、今頃は春休みをエンジョイしていた生徒たちばかりであった。しかし今日の生徒たちの表情からは心の奥底までは判断出来なかった。短い時間の表情観察では伺い知れなかったがやはり「イタリア心残り」が有ったと思う。校長も私も「思い切り、楽しんでくるように・・・」との言葉に力を込めた。
午後東京の湯島天満宮の押見宮司から東京旅行の生徒一団の正式参拝が終わりお礼の電話があった。今や物故された名誉理事長、奥様、ご子息の宮司様に大変喜んで頂いた生徒参拝となったとの肉声が嬉しい。一団は今から「はとバス」にのって皇居や浅草など都内名所めぐり、夜は東京湾クルーズでディナー、ホテルはヒルトン東京ベイホテル、明日はディズニーランド、明後日はディズニーシー、そして最終日は鎌倉、横浜の中華街と盛り沢山である。イタリアタリア旅行よりも良かったかも知れないと生徒に楽しんで貰いたいと私は部屋からエールを送った。