2026年7月17日金曜日

浪速中学校、1学期の終業式

 浪速中学校、1学期の終業式が今日であった。高校は月末の31日であり中高、それぞれに校長先生が指揮しているから学校行事の違いやタイミングのずれは当然有り得る。本学院では戦後の学制改革から長い間、中高の校長は一人であったが、私は歴史上最後の中高の校長でその期間は6年間であったと思う。又私は理事長と言う職位にもあり、全権を委任された理事長兼中高の校長で、「待ったなしの学校改革」を進めねばならず正直言って、それは大変であった。中学、高校の生徒数が増えるに従って判断し処理する事案の多さに走り回っていた。歴代の優秀な管理職のお蔭で何とかマネージメントが出来たから今の浪速が有る。 


これに対応する為に私の次の校長から中学は単独に中学校長職を設けた独立組織体とし、それまでの法人役員は高校の校長のみが理事であったが私は状況を見ながら中学の校長先生も理事職となるように寄附行為を変更した。言われた訳ではないが、中学の先生方の頑張りを思えば自分のところの校長が役員でないのは?という気持ちもがあったかも知れない。しかし同時に登記上の学校法人浪速学院が保有する学校は「浪速高等学校・浪速中学校」とした。正式名称は高等学校が先に来る。その昔の届け出の名称は浪速中学校・高等学校であったが、歴史的経緯は旧制浪速中学校が新制浪速高校となったのであり、規模も6倍の違いが有る。今でも中学と高校を有している法人はこのように中学が先に来るのが多いが、私は先に高校を持ってきた。浪速中学校は独立した位置付けであるが、完全な形での中高一貫校ではない。これが完全な中高一貫だったら浪速中学校・高等学校となるだろう。 




しかし学校は生徒数の数で競うものではない。あくまで目の前に居る生徒への視線であるから集積体としてのボリュームは余り関係無いと考えるべきだと思う。教育的課題は当然年齢的に若い中学生の方が高校より断然多いのは当然であり、従って中学は「義務教育」となっている。学校が生徒を放り出して、逃げ出すわけには行かないのだ。比重の比較で、個人の独断と偏見で言えば中学は高校の5倍程度重たいのではないかと思う。高校は「伝家の宝刀」とも言うべき「原級留置、他の措置」がシステムとしてあるが義務教育段階では適用は困難である。保護者の年齢層も若いだけに学校への舌鋒もそれなりにあるだろう。現在本校では中学は490人、高校が3100人程度だから今や浪速中学の存在感は非常に高まっている。しかし中学生が本当に増えて来た。私が中学校長の時代からすれば「隔世の感」がする。様々な事を思い出し、実に感慨深い! 

終業式の後、「拡大管理職会議」を行い、1学期の総括と慰労の言葉を述べた。そして15時30分から1学期最後の「職員会議」となった。現状の課題を整理し情報の共有を図り、1学期の頑張りに対して全教職員に感謝と慰労の気持ちを伝え、生徒も教職員も有意義な夏季月間となり、8月6日からの「リフレッシュ休暇」では日頃出来なかった帰省や私的用事を楽しんで欲しいと申し上げた。過去最高の生徒数を抱えた割には安定した1学期だったと思う。