この国は、いや、この国のマスコミは少しおかしい!ここ数日コロナ関連のテレビ報道番組でもニュースになっていたが今朝は新聞各紙で記事になっていた。中でも朝日新聞はご丁寧に数段を使って記事にするなど念入り扱いでご苦労なことだ。もっと他に書くことあるだろうに?中身は自治体の首長がコロナワクチンを優先的に接種したしたことを批判的に記事にしている。「一体、何処が悪いのか?」キャンセルが出て無駄に出来ないから、自分は首長としてコロナ前線の先頭にたっているからリスク回避で打ったとか、万が一自分が感染したら混乱を招くから等々、可哀想に自己弁護に追いやっているが、堂々と胸を張って答えれば良い。彼等は医療従事者だ。前代未聞の1億人の日本全国民にこれから「予防接種が自治体単位で始まる」のだ。その「指揮官」にはまず優先的に接種すべきであって「さも、隙間をぬって自分だけワクチン泥棒」みたいに言われては全ての人が嫌になるだろうし話しに幅と品が無い!学校施設が多くあり、お世話になっている千早赤阪村の南本村長も66歳であられるが接種して記事にされている。
総理はじめ国会議員や地方の議員なども優先的に接種して然るべきお人であろう。「鎧兜を与えて」国民の為、地方の人々の為、コロナで生活が破綻している人の中に入って、先頭に立って頑張って欲しいから優先権を与えるべきだと私は思う。高齢者順を守るべきと言う単純極まりない理屈だけであろうが例外があっても良いではないか。スギ薬局の会長さんご夫妻とは違うだろう。アメリカのようにお金持ちにはキャンセル分は買って貰ったらどうか?学校医から「キャンセル分が出たから、直ぐ来い!」となれば私は何をさせおいても飛んでいく。もし私が陽性患者ともなれば濃厚接触者は常務理事、高校校長、中学校長、事務長,二人の教頭他多くおり学校は万事休すになりかねない。総勢2502名の生徒を抱える大規模校であるから丁度今事務室の窓口は「授業料無償化」の手続きにくる生徒が山のようになっており、応対する窓口の事務職員が若し感染すれば少数精鋭の事務作業はお手上げだ。大変なことになる。そして、まず何より毎日授業やホームルームでまじかに生徒に接している先生方の危険性を私は毎日心配している。昨日の職員会議でもこの辺のところを話してマスク、3密を避ける、手指の洗いと消毒など「無手勝流」を毎回毎回話す人間の気になって欲しい。
「全国の学校の教職員に優先的にワクチンを回せ!」と言いたいところだ。ぎりぎりで回っている学校の教師がコロナに感染し重篤化したり、たとえ陽性者が出て、2週間程度でも周辺の数名が休んだだけで学校はパンクする。大体元々の「敗因はワクチン手配の遅れ」であって、言うならまずこの点だろう。加えて狭い範囲で蔓延防止とか非常事態とか入れたり、出したり、「戦術の小出し」がこのような事態を招いた。日本政府と中央省庁、それに国会議員の罪は大きいと知るべし!、医療従事者、地方自治体の首長や職員、学校の管理職、先生方は本当に体を張って頑張ってくれているのだ。