2024年12月18日水曜日

12月評議員会・理事会

 今日は評議員会・理事会があった。本学院の経営は極めて安定し、順調に来ているので数年前から8月の定例会議はカットし、常務理事による資料報告会に切り替えたから、今日は7か月ぶりに全役員の「顔ぶれ」が揃ったことになる。「私立学校法」は年に何回以上とかは規定されていないが、敢えて言えば3月の予算会議と5月の決算会議が規定されていると考えれば年に2回で良いことになるが本学院は12月に設定し年3回の定例会としている。会議を多くしても経営執行が駄目なら中身は良くならない。今日12月18日の定例会議は補正予算や私学法の改正など重要案件もあり、また入試説明会も終わり、来年度の学校規模などが大体判明するから、それらについて機関決定するテーマがあるからである。



冒頭、例外なく何時も「理事長から総括報告」がなされる。自ら作成し、現下の状況と今後の方針について資料を用意し述べるのである。私は部下の作った資料を読むだけの経営者ではない。以下は本日私が述べた内容である。



令和6年12月理事会・評議員会資料        令和6年12月18日(水)  

(学)浪速学院 浪速高等学校・中学校

      法人経営と校務運営の理事長・学院長総括報告と提議・審議

                        理事長・学院長  木村 智彦

「総括」

令和5年4月30日の「開校100周年奉祝記念日」から早1年と8か月が経過した。令和6年度は4月期首、3089名(高校2680,中学409)でスタートし現在まで極めて順調に推移している。開校100年を一期として、101年目となる令和6年は新たな気持ちで「ネクスト100に向けての改革元年」と捉え学校の形を含め、様々なテーマに取り組んでいるが、極めて順調である。それは今年の学校説明会参加者の数に見て取れ、高校、中学ともに昨年を上回る新記録の数値が期待できそうな状況で、まさしく「浪速人気」が沸騰した状態であると言える。

特に:

    新中学校棟の建設は10月23日に上棟祭を斎行し来春3月の竣工を目指して順調に推移

    学校の形の革新 令和6年9月より施行した:

「学校週5日制=教職員変則週休2日制」の導入とその効果

          土曜日の使い方:Saturday  Something  Special (S) 

   以上連動している施策の2件は生徒保護者、受験生、他校からも高い評価を得ており、今までの結果や課題を分析し、更に来年度に向けて中身を充実して参る。             

    「(株)浪速教育振興(NEP)」(Naniwa Educational Promotion)の立ち上げ 

    教職員への処遇改善 賞与・一時金のベースアップ実施・・・大手企業並みの対応

年間4か月分プラス年末手当は一律10万円から年間5か月分プラス年末手当一律10万円へ

 以下、「経営上の重要課題と審議事項」として複数のテーマがあるがこれはこの資料では公開出来ない。会議は極めて順調に行き、終了した。私はご出席の皆様に本年1年間のご指導とご鞭撻に感謝申し上げ「来年もよろしくお願い致します。良いお年をお迎えくださいと申し上げ終了した。