「満員御礼」という言葉があるが今日の私の気持ちはまさにこの言葉に近いかも?意味は皆さん、ご承知のように「入場者が一定数以上に達したことへ感謝すること」を表した言葉だ。「第3回浪速高校入試説明会」に来られた受験生とその保護者の数が多くて私は咄嗟にこの言葉を思った。この説明会の主催者は私だからこそ、この言葉を使える。説明会で出演した校長先生はじめ教頭や進路指導部長先生などは、今日の場合「出演者」だから私はサッカーの試合やコンサートなどの入場者が予想以上に来てくれた場合と同じく、主催者側としては当然喜ばしいことであり、「来て下さってありがとう」という意味で「満員御礼」を使ったのである。俳優さんが満員御礼などの言葉は使わない。ちなみに本当に満杯になった時は「札止め」という言葉がある。
1053人の事前申込者の数で当然欠席はあるがその欠席率も例年並みで今日の説明会は「人、人・・・」で嬉しい悲鳴となった。中でも説明会後の「個別相談」の希望者が多くて延々と列が繋がっていた。中学校での中間試験の結果などを持参して相談に見えるということは相当真剣に本校を考えてくれていると考えても良い。昨年の1回から3回までの参加者の数と本年の数を比較するとその伸び率は何と38%だから数値でも浪速高校の人気度が分かる。私は計算してみた。3回までのプラスの数から12月14日の第4回目の説明会は昨年より減少するだろうからそのマイナス分を前述したプラスから差し引き、それの戻り率を掛け合わせると木村式入学者予想数値が出てくる。
その数を昨年の入学者数である966人にプラスすれば「まさに微妙に1000人の大台に近づくではないか?」しかしこの予想は併願戻りをベースとしており、「ポイントは専願者の数」だから現段階では何とも言えないが、明確に言えるのは昨年の966人を超えるかも知れないという事だ。この場合教室数は24クラスとなるかも知れないし、上振れすれば25クラスも全くあり得ない話ではない。面白くなってきた。だから私立高校の生徒獲得競争はチャレンジングである。「浪速が選ばれるには理由がある」からでブームやお祭りで増えているのではない。入試広報部と高校側、事務側のコラボ、頑張りの結果であり、長い年月をかけてここまで来た。学校設置者としては「満員御礼」の幟を掲げて教職員に感謝の誠を捧げないといけない。その為には高校で1000人の入学者数が欲しい。