今日は「第1回高校クラブ体験会」の日であった。申込者数は何と昨年対比で+55人となった。来年度も引き続いて高校人気がすこぶる高い。この6月14日には中学の第1回入試説明会があり、これで中高の来年度に向けての入試広報活動が本格化したことになる。わずか4,5月の2カ月の「静かな時は終わりを告げ」、来年3月末まで令和8年度(2026)入学生を確保すべく入試広報部の面々は額に汗して塾を回り、合同説明会や公立中学に対して広報活動をしていくことになる。山が動き出した。私はソフトテニス部と吹奏楽部のかかりの状況を観に回った。極めて良い雰囲気で体験会が始まっていた。
丁度、昨日の時点で本年度のスクールガイド(学校案内)が完成した。中学はゴールド(金色)を基調とした「浪速レッド」、高校はシルバー(銀色)を基調とした「浪速ブルー」の表紙の色を選択している。目を曳くデザインとカラーだ。素敵だと思う。部数は中学が8500部、高校は33000部、冒頭の見開きには私の簡単なメッセージが入っており、まず「学校設置者」として本学院の教育基本方針を述べている。「基本ポリシー」「基本哲学」とも言うべき何を目的としてこの学校を設置しているかを受験生や保護者のお心にお伝えする責任が理事長・学院長にはあるからだ。

しなやかに、たくましく。
「今を生きる力」を
育む学校改革
浄(浄らかの心で)明(明るい心で)正(正直な心で)直(素直な心で)
今私たちは、新しいものや価値観が次々に生まれ、数年前の常識が非常識に、非常識が常識になるような変化の激しい時代を生きています。この予測不能な時代に求められるのは他を受け入れて自分らしさを形成するしなやかさと、そのしなやかさを活かして新しい事を柔軟に取り入れながら今を生きるたくましさ。
本校では「神社神道」を建学の精神に掲げ、「浄明正直」を校訓とし、教員が生徒一人ひとりに寄り添いながら豊かな心の在り方を育む教育を実践してきました。
このことは今までも、そしてこれからも変わることはありません。次の100年も変えてはならないものと変えていかねばならないものとを明確に持ちながら、一歩一歩着実に歩みを進めていきたいと考えています。