今日は本年2回目となる「高校のクラブ体験」の日であった。1回目は6月21日に行っており、通算で昨年並みの600人弱の大人数を迎えたイベントになった。如何に今日的生徒は「クラブ活動」に乗り気と言うか興味関心が大きいことが分かる。学校におけるクラブ活動は今や日本の学校教育で欠かすことの出来ない教育活動となっており、クラブ指導はまさに人間の心の教育に直結しているからだと思う。我々は「英国数等の教科指導」と並んで、この「クラブ活動を大変重要視」している。その為に良いクラブの練習場所の整備充実、加えて卓越した人間味あふれる指導者が必要であるが、特に本校は今初めて私の口から明言するが「練習場所では日本一」の完備状況だと思う。これだけは絶対的な自信を持っている。本校みたいな豪華で機能的な施設を近隣に有している学校は無いと思う。
指導者に関して言えば理想的には教員が対応することが望ましいが必ずしも絶対条件ではない。一方では教員の働き方改革の推進も期待されており、又特殊な競技などで学校に指導者が専任として存在するということは基本的に無理である。従ってこのような場合は「外部指導者」が適切であり、本校も今やクラブの外部指導者は延べ80人を超えて増えているのが実情でこれは私の政策による。文化系で言えば雅楽部や神楽部など教員による指導は指導できないから神社関係の卓越した方々に来て頂いて指導をお願いしている。
まず私は「高天原スポーツキャンパス」に行きラグビー部の状況を見に行った。改めてこのように広大で美しい総合競技場は無いと思った。最近とみに部員も増え、良い成績を残しているラグビー部の面々は楽しく笑顔の絶えない中学生受け入れであった。次に「浪速ふくろうベースボールスタジアム」に行き、硬式野球部の状況を見た。何とバス定員一杯の50人の中学3年生が今年からの井上監督の指導のもと、元気一杯に取り組んでいた。保護者も必ず体験入学の様子を熱心に見ておられた。本校の運動部はラグビーも硬式野球も「勉強も頑張る」というのが府内の私立高校では良く知られているように、所謂「運動漬けの毎日」とはならないことも本校人気の要因になっていると思う。
今日はその他、人気のクラブとして弓道部、軟式野球部等が本日多くの参加者を得ていた。明日で、生徒の夏休みは終わり、気持ち良く来週25日月曜日の2学期の始業式を迎えられそうである。来年度も多くの受験生が来てくれる確信を持ち、安堵と幸福感に浸った。