「海外修学旅行」に出発した高校2年生は続々と留守居役のD教頭に「無事到着の一報」が入ってきている。時差が有るために時刻はここでは詳細書けないがそれぞれの目的空港に到着した生徒は少し疲れているだろうが元気一杯で今から「目に入る初めての光景への期待」に胸を躍らせているに違いない。今日13日はイタリアB、イギリスB、スペイン、そして北海道が出発する。私自身は少し寂しい気がしているが、学校を護る責任感が強まっている感じだ。とにかく無事に帰国して欲しいと念願している。
少し遅れていた「焼き立てパンの自販機の外装装飾」が昨日終わったと言うので今朝ほど見に行った。上手くやってくれていた。今日ではペンキによる装飾塗装ではなくて「フィルム」による貼り付けで外観も全く素材そのものからと言う感じである。素晴らしい出来だ。パンの外販は案外と生徒の人気が高く、毎日「完売」という。安さもあるが味が良いからと思っている。「11月20日の第二回目の校外外販日の作戦」が既に始まっており今回は「神恩食パン」と「おかげ食パン」は販売個数を増やして合計160個とするらしい。第一回目の評判が頗る良く、NEPパングループの皆さんは少しづつ自信を深めているとの事で、大変結構な事である。私は実力に沿った対応で良いから、決して無理をするな、他に頼るな、と注意をしている。特に外部から入手して外販するのは産地偽装であり、強く指導している。
さぁ、今週末15日は遂に「浪速中学校第二回目のプレテスト」の日となる。入試広報のK教頭先生とゆっくりと情報交換したが、今朝段階で何と申込者が昨年を1名上回り295人になったと言う。正直中学受験は「後発組」の浪速中学校は今では「日の出の勢い」にあるが、それでも300人にまだ数名不足している。この世界では「200人の壁、300人の壁」があり、我々は血の滲む努力で200の壁をぶち破り、今300の壁を破らんとしている。恐らく今日と明日で達成するかも知れないが、このように「小雨の雨垂れ」みたいに動きは遅々としているが、本校は間違いなく「右肩上がり」で伸びている。府内私立中学60校で入学者数で言えば浪速中学校はトップ18位くらいで、まだまだ「伸びしろ」はある。
府内の私立中学の中には1000人に肉薄する受験生を集める強豪校があり、中にはプレテストと言えども「模擬試験代」を5000円程度、徴収しているところはあるが本校を含めて多くの学校は無償である。極めてコストがかかっているが、それでも無償だから「是非本校のプレテストを受けて欲しい」という強い思いがあるのだろう。しかし私の考えは「中学は義務教育」であり、私立中学受験は元来無償化であって良いと前向きに考えている。問題作成、採点、発送など多大の教職員が関わっているが、コストと言えども受験生から回収するなどの気は全くない。これは学校法人の必要コストである。過去の記録で言えば平成22年度の第二回プレで受験生を337人集めたのが記録である。これは正式契約がなされた●●大学連携浪速中学校を標榜した時だった。契約解消後、15年経ち、ようやく300人の大台を超えようとしている。入試広報部は大変良くやってくれた。この15年を思えば感無量だ。

