2024年7月13日土曜日

第二回浪速中学入試説明会の手応え

 今日は「2024(令和7年度入試)第二回浪速中学校入試説明会とクラブ体験会」が午後にあった。昨年は人事異動があり、新しく中学校校長も代り、現西田校長も2年目の広報活動である。観ていると少し慣れてプレゼンの腕も良くなって来たと感じた。学校のトップである校長が冒頭しっかりと、力強く「校長の方針」をプレゼンすることが極めて重要である。今回はプレゼンの資料も前回に比べて様変わりで大変に良かった。入学者数は2年前が148人で昨年が141人だったから、反転攻勢で軽く150人は超えて欲しいが、少子化の進展で簡単には強固な岩盤は崩せないかも知れないが、我々は地道な努力を継続する気力は充満しており、必ずこの目標を達成する。チームワークは今最高状態にある。 


現在新しい中学校棟の建設が着々と南海辰村建設さんの手で進められており、初めてこの教室に入る中学1年生は新記録になることを理事長としては期待したい。今朝現在の参加申込者は昨年対比で30%アップ、一昨年対比で12.5%だからまだまだ安心して新記録圏内とは言えない。更なる努力が必要だが上昇気運を感じた。教頭が本日の欠席率を報告に来てくれたが過去新記録となる参加率だった。これは傾向としては良い兆候である。終わった後私は校長、教頭,入試広報部長、情報企画部の主任に「今日は大変に良かった」と誉めた。 

開校100周年を記念して私は神社前に「祈願の碑」を建立したがこの中に燦然と輝く「100周年の記念レリーフ」を陶製で大塚オーミさんに作って貰った。昨日、この会社の営業の責任者が来られたので私は次に書くアイデアを出して検討するようにお願いした。それは「100年前の旧制浪速中学の1回生の生徒が伊勢神宮に遠足」に行った時の集合記念写真をレリーフの永久版に加工して新中学校棟の2階エレベーターホール近くの格好の場所に取り付けるのである。応接室でも良いと思う。時代がかってはいるが当時の第1回生から浪速の歴史は始まった。これを我々は忘れてはならないと思う。私は中学校へのプレゼントとしてこのレリーフを贈りたいと思う。 


さて学校も来週で1学期が終わる。中学校は20日が終業式、高校は31日だが、20日は「学校5日制」について私から中高合同で正式に移行する旨の宣言を行う。これ以降は大きな学校行事が目白押しだ。この日、月の2連休では15日に全国高校野球大阪大会が始まる。浪速高校は府立山本高校と第1回戦がある。当然私は久宝寺球場に応援に赴く。翌21日から本校のビッグイベントである伊勢神宮での「第71回伊勢修養学舎」がある。これが4班まで29日まで続くが、私は第1班にアテンドする。25日は天神祭りの船渡御に乗船する招待を受けており、次は京都市内の有名な旅館「お宿いしちょう」に赴く。ここでは高校3年生の特別学習合宿が25日から始まり8月4日まで徹底した受験勉強特訓があり、私は27日に京都に参り生徒を激励する。マーク模試や各教科の演習、解説を行い、大学入学共通テストの得点率80%を目指すのが目的でありこれも今や本校の重要な仕組みとなってきている。

8月5日からは学校で「浪速グローバル・アカデミー」と称した英語会話力の特訓が10日まで続く。そして8日からは学校は休業して正門を閉じる。以上のように今日的学校は自由意志でこの夏の期間はしばりなく、「自己の選択」で好きなこと、やりたい事を学校は用意して自己を磨く努力をするのである。幸い今日の中学校入試説明会とクラブ体験は蒸し暑いが、晴れて雨は無い中で、多くの小学校6年生が入試説明会に来てくれた。前半戦も学校は良い状態が継続出来ている。私はこの状況に身を置いている満足感に浸っている。学校って忙しいが、実にチャレンジングで面白い。