節目、節目に私は「管理職会議」を持つようにしているが、1学期の大詰めを迎え、全員を招集した。そこで各管理職に1学期の成果について言及し、心から感謝と慰労の言葉を述べた。そして2学期の組織目標を具体的に示し担当まで決めた。幾ら私が声高に目標を叫んでも部隊を動かしていく管理職が気付かない、動かない、考えない、仕事が遅い、早く帰る、休みが多い、等々では成果など上がる訳が無い。本校の管理職はその点「お見事」の一言である。私は今の浪速は最高の精鋭が揃っており、教職員が見事に一体となって成果を出している。このような管理職と教職員を有している私は幸せ者である。
今日は「浪速中学校の1学期終業式の日」であった。それに先立って「神前奉告の儀」を済ませた。今日は久し振りに全中学生が神社前広場に並んだ。その昔の終業式は中高同時の開催であったが、それぞれ行事の関係で今は別々に行っている。例えば明日から高校1年生は4班に分かれて「伊勢修養学舎」が続く。まさか夏休み期間中に最も重要な学校行事を入れるわけには行かないから高校の終業式は31日だ。それまでに京都での特別選抜の大学入試特訓や海外の学生を呼んだ「グローバルアカデミー」があるなど今日的には実際の夏休みというのは長い期間は無い。8月26日が中高同時の2学期始業式となる。
3限目に中高同時にオンラインで異例なケースだが理事長学院長特別講話を1時間とった。話す内容は2学期から始まる「学校5日制」についてである。今までも何回となく言及しPTA総会や理事会などで機関決定しているが生徒には何回も何回も言わなければならない。極めて大きな変革であり、久し振りに力の入った説明となった。パワーポイントを使って要点を説明しながら3090名の生徒に誰ひとり取りこぼしのないように説明することは学校の責任である。私の後、高校教頭が具体的な講座選択などの取り決めなどを説明し、これで公式に2学期から開始する旨の宣言を行ったことになる。「土曜日の有効な使い方」などの表現は少し古臭く、ダサイ感じがするので、新しい土曜日を「Saturday Something Special (3S)」、生徒の自学自習教室は「Self Study(2S)」とし、生徒が自ら選択できる特別講座を「Own Selection (1S)」と呼称することも正式に伝えた。
14時から職員会議があった。私は今朝ほどの管理職会議での話をベースに要点を述べて感謝と慰労の言葉を述べた。本当に良くやってくれたと思う。生徒は夏休みや特別講習などに入るので教職員の勤務は8月8日から18日まで「リフレッシュ休暇」としているのでこの間ゆっくりとした時間を過ごして欲しいと申し上げた。