2024年8月24日土曜日

持てる有効資産を最大限活用し効果をあげよ!

 今日は高校の「オープンキャンパス(授業体験)」の日であった。昨日が公立中学の進路担当の先生をお招きしての学校説明会があり、今日は本校に興味関心のある受験生の「授業体験」である。ちなみに明日は同じく中学3年生の「クラブ体験」が予定されており、8月中旬の私学展を皮切りに各私学には「よーい、ドン」の号砲が鳴り響き、どの私立も走り出してきている感じだ。この感覚はその場所に身を置いている人間には良く分かる。これから12月末までのあらゆる活動で来年度入学者が決まるから「余程の覚悟と努力をして事に臨む必要」がある。常にここ数年とのデータ対比、昨年度との対比など「目に見える数値を凝視」しながら適切な対応をして結果を待つ必要があり、私立学校にとって「チャレンジングではあるが一方緊張する季節の到来」と言える。 


昨年は7月に日にちを変えて2回の体験授業参加者を募集し、今年は種々の背景から今日一日で済ませた。前年度同様午前9時から、11時からと2部制にし、授業の密度を高め、お祭り的な感じを拭い去る為に人数制限を加えたと言う。この合理化が果たしてどのような結果を生むか?私は全ての教科を巡視して回った。講師の先生方は素晴らしい資料を作り見事な授業をしてくれていた。この限りでは安心である。ある教科では保護者には別教室を用意していたが、ある教科では生徒と保護者が混じっていた。保護者が入学する訳でもあるまいにと思った。それでも合計の申込者は多く、基本5教科(英国数理社)に+書道、音楽、情報の科目としたが、1部、2部で収容しきれない方々は校舎見学と個別相談として受け付けた。その数が何と50組もあってこれは申し訳ない事であった。教室に保護者は入れては駄目だ。生徒の体験授業であって保護者が入学する訳ではない。これでは教室に入れなかった受験生に申し訳が立たない。来年度の日程・課題にさせて貰う。 



男女比率はほぼ五分五分で幾分女生徒が多かった。「来るものは拒まず」がこの学校の理事会を総理する理事長の方針であり、学校が忙しく、日程が取れない、教員が足りないなどは理由にはならない。「百聞は一見に如かず」、とにかく受験生には本校を自分の目で見て貰う事こそ要諦である。「有効資産の効果的活用」だ。資産とは豪華絢爛、機能満載の校舎施設、そして優秀な先生方だ。この事は譲れない基本ルールである。視点を受験生に合わせよ!全てが終わった後、関係者を呼んで私の思う処を詳細に述べて今後留意して行くことにした。 

今日から9月14日の「浪速祭」に向かってPTAが動き始めた。総勢120人もの役員の方々が揃って「意志結集」の為の全体会議の場があった。誠に有難い事であり、私は臨時でその席に赴き少しだけ時間を頂き、ご足労をねぎらい、浪速祭成功へのご助力をお願いをした。特に13日の秋季例祭の日の夕方に企画されている「桂福團治御一門」による「奉納落語会」に言及しPTAからの参加を募った。ただしお土産付きで先着順、場合によっては抽選となる。同時並行で準備がある翌日の浪速祭の為に会場は中央館7階の視聴覚教室を考えており、この階段教室で何名収容可能か、担当の副校長と現場を見ながら概算した。来週座布団を実際に置いてみて最終的な人数を決めたいと思っている。天満天神繁盛亭は確か200名強と存じているが、何とかこの臨時の浪速亭?では肉薄し、何とか一人でも多くの方に来て頂きたいと思っている。 


明日25日が前述したように「クラブ体験」、26日が「2学期始業式」となり、待望の初めての「3S」は9月7日の土曜日で、これを見事にやって、その勢いを持って9月13日に「秋季例祭」「奉納落語会」、そして9月14日の「浪速祭」となる。私の周辺はにわかに気忙しくなってきた。私は忙しい方が元気になる。