2024年8月25日日曜日

今日は二回目となるクラブ体験の日

 昨日の「体験授業」に続いて本年2回目となる「クラブ体験」の日であった。1回目は6月16日で160人の申し込みだった。2回目の今日は何と450人にも及ぶ大人数の参加者で如何に今日的生徒は「クラブ活動」に乗り気と言うか興味関心が大きいことが分かる。学校におけるクラブ活動は今や日本の学校教育で欠かすことの出来ない教育活動となっており、クラブ指導はまさに人間の心の教育に直結しているからだと思う。我々は「英国数等の教科指導」と並んで、この「クラブ活動を大変重要視」している。その為に良いクラブの練習場所の整備充実、加えて卓越した人間味あふれる指導者が必要であるが、特に本校は今初めて私の口から明言するが「練習場所では日本一」の完備状況だと思う。これだけは絶対的な自信を持っている。本校みたいな豪華で機能的な施設を近隣に有している学校は無いと思う。 

指導者に関して言えば理想的には教員が対応することが望ましいが必ずしも絶対条件ではない。一方では教員の働き方改革の推進も期待されており、又特殊な競技などで学校に指導者が専任として存在するということは基本的に無理である。従ってこのような場合は「外部指導者」が適切であり、本校も今やクラブの外部指導者は延べ80人前後になる。文化系で言えば雅楽部や神楽部など教員による指導は指導できないから神社関係の卓越した方々に来て頂いて指導をお願いしている。

まず私は「浪速ふくろうベースボールスタジアム」に行き、硬式野球部の状況を見た。何とバス定員一杯の50人の中学3年生が遠山監督の指導のもと、元気一杯に取り組んでいた。保護者も必ず体験入学の様子を熱心に見ておられた。本校の硬式野球部は「勉強も教え野球も教える」というのが府内の私立高校では良く知られているように、所謂「野球漬けの毎日」とはならないことも本校人気の要因になっていると思う。でも私はもう一段野球が強くなって欲しいと内心では思っている。今日も堺では有名な左腕のピッチャーが来ており、私はブルペンで観察した。良い球を投げていた。是非本校に来て欲しいと思った。 



とんぼ返りで学校に戻り今度は校内の状況を見たが何と言っても吹奏楽部の人気が突出しており第一回目の時も80人弱の参加者であったが余りにも要望が強くて2回目にもこのクラブを入れたが、驚くことに午前の部で50人、午後にも50人と総勢100人の参加者である。所謂「嬉しい悲鳴」というのか。吹奏楽部で有名他校の中には200人以上の部員の抱える学校もあるが、間違いなく本校はその道を歩んでいる。やはり実績であり、遂に3回目の関西大会への出場が決まり、府内で今や浪高の吹奏楽部は知られた存在になり、このように多くの参加者を得ている。現在107人もいる部員が仮に180人になったら理事長は「何をすべきか」、直ぐにこちらに頭が飛ぶのも学校のトップとしての性かも知れない。「目指せ、全国大会へ!」 


今日はその他、人気のクラブとして硬式テニス部、弓道部、ラグビー部、卓球部、陸上競技部、軟式野球部等が本日多くの参加者を得ていた。ダンス部も人気でこれは運動系になるのか、文化系になるのか良く分からないが今や学校におけるダンスは普通になってきている。午後の視察は吹奏楽部、卓球部、女子バスケットボール部、軟式野球部と回ったが、どの部も元気一杯であった。私は人数が多いのが好きだし、元気な事が好きだ。午後雨は無く良い日曜日となった。気持ち良く明日は2学期の始業式を迎えられそうである。