学校は小さなトラブルはあっても総じて順調に走っている。安定飛行でも途中、気流の影響で少しの揺れは起きるものだ。それを如何にかわし、安定飛行に戻すかが学校の教職員の「腕の見せ場」である。今日はまさに秋晴れを超えて夏日になった感じのお天気の中で高校の「体育祭」の日を迎えた。従来の陸上競技大会を開校100周年を一期として体育祭に衣替えして4年目になる。ネーミングも中身も少し変えた。先般行われた中学校の体育大会ほどではないが今日的な「お祭り的要素」を加味した体育祭に改称した理由は、入試広報部より「体育祭の無い学校」は「?」という問いかけがあり、確かに「硬派的な」記録重視の陸上競技大会をこの辺で変えるのもありかなと思い、一新したのだが、当初、時間をかけてまず会場探しから入った。
大きなオーロラビジョンが2台もあったりして、本校の放送部がビデオ撮影した映像がそこに映し出され、IT化された「伸び伸びした体育祭」となった。競技最初の種目、100m走予選で号砲を鳴らした私は最後の種目「浪速No.1決定戦(浪速で最速)」で優勝した男子、女生徒それぞれに「理事長特別賞」として「焼き立てパン10個」を出すことにして校長に伝えた。私は仕事が無いより有った方が断然ハッピーなタイプだから、今後とも生徒の為に頑張って行くが、肉体の躍動する「若い生徒の走り」を見ると感嘆と自らを嘆息するばかりの歳になった。若いって事は素晴らしい。
「お祭り的要素」を出すためにムカデ競争、玉入れ、大縄跳びや応援合戦等が新たに入れた企画である。これから5回、6回と続けて行くうちにプログラムの内容も変えれば良いし、本校らしさも出てきて、洗練された良い物になっていくだろう。チーム分けについては校訓である「浄明正直」から浄グループ以下直グループまで4グループにしているのは、中学校の体育大会が「太陽」「海」「大地」の3グループに分かれていることを参考にしたのである。1年生から3年生まで学年を超えて分かれた「団編成」で、生徒は自グループの揃いのTシャツを身に纏ったまとまりのあるお祭り的競技会となった。揃いのユニフォームはチームを纏める。制服やユニフォームが如何に大事かがこのことからも良く分かる。
又今日は中学生全員が「鬼の居ぬ間に…」ではないが高校生が長居スタジアムに行っているから天空レストランを借り切っての昼食会になった。この企画を中学校サイドが考えてくれて12時10分からの昼食時間は中学生で直ぐに満杯となった。事前に好みのメニューをヒヤリングして用意し、効率よく準備していたから大きな混雑とはならず、13種類のお弁当は804食分、焼き立てパンは102食と大きな新記録の売り上げ増に繋がった。日頃は高校生がメインで使う6Rであるが今後定期的に中学生昼食会日を設定して行くことを、私は中学生が歓声の中で楽しそうに食べている光景をみて思った。