2019年8月19日月曜日

私学展 ・・・私学の勢い


17日(土)と18日(日)と両日に亘って行われた「私学展」の詳細な報告が今朝あった。私は土曜日に少し顔を覗かせたのだが、会場一杯に入場者が溢れており、私は「私学の勢い」みたいなものを感じた。本校も入試広報部員、幹部教員総出で頑張ってくれていた。こういう光景を見るのは大好きだ。105校のブースが出ていたのだが、確かに人の多い処とそうでもないところの差は歴然としていたが、必ずしもそれが来年度の入学者に直結しないところが難しい。まあ、「生徒獲得競争の火花が切って落とされた」と言う捉え方で、これからの動きで最終結果が決まってくる。

 


2日間の全体の入場者は主催者発表で24522人と聞いた。対昨年度対比で約5%の伸びだと言う。これに対して本校は8.6%の伸びだったから、減少しているよりは気が休まるが、とにかく今から12月末までの4カ月間が勝負だ。言葉は適切ではないが実際の入学者数値から言えば本校は「勝ち組」と人様は言って下さるが、来年は来年でどうなるかは神様しか分からない。誠実に謙虚に地道に努力をするように、一人でも学校に事前見学して頂くように出来得る限りの事をせよと私は入試広報部に檄を飛ばしたのである。
 


 

前から予定していた理事長付野球部の遠山奨治特別コーチによる硬式野球部員、軟式野球部員、中学校野球部員への「講演」が行われた。私からの強い要望によって実現したものである。形式は元硬式野球部の監督で現在のI軟式野球部監督との対談形式で進められた。遠山さんの高校時代のビデオや阪神時代の映像などが駆使され、非常に良い生徒への指導、激励になったと先生方も評価していた。やはりプロのコーチやテレビの解説者なども経験されているのでお話の中身もトークもお上手だとI先生は言っていた。

 
 
 


事前に私の部屋で少しの間、懇談したのだが、遠山コーチは本校を気に入って下さっており、今後とも頑張って行きたいとの力強いお言葉を頂いた。それにしても次期の硬式野球部の正式監督人事の事が気にかかっている。現在、急遽当て嵌めている監督代行のI先生は人物、能力、経験共に申し分無く、私もその人間力を高く評価してるのだが、私なりの中長期的なこの人物の将来に向けた育成プランもある。確かに今甲子園を沸かせているように「高校の硬式野球部監督は華あるポジション」で、男なら一度はやってみたい職業だが、片手間で出来る仕事ではない。本校で野球を愛して止まない生徒・保護者の為に今可能な最良な答えを出すためにじっくりと考えてみたい。しかし年内には結論を出さねばならないだろう。