公益財団法人日本テニス協会、全国中学校テニス連盟主催の第46回全国中学校テニス選手権大会が大阪の地で開催された。中学生テニスプレーヤーにとっては最も権威ある大会である。場所は大正区の公営コートで全国の選りすぐりの中学校が32校集まり、熱戦を繰り広げた。何と何と、この場所で「浪速中学校の男子ペアがダブルスで優勝」してくれた。名も実績も無かった浪速中学校テニス部が全国の名だたる学校に打ち勝ち、優勝だ。女子ダブルスは惜しくも準優勝だったが、言うことは無い。
高校で言えばインターハイに相当する試合であり、個人戦ダブルスで男子女子共にこの素晴らしい成績だ。団体戦ではどうだったか?18日から20日にかけて行われた団体戦でも「浪速中学女子が準優勝、男子は全国3位」だった。素晴らしい。個人戦だけではなくて団体戦でもこの成績だから言うことは無いだろう。層の厚さを示している。私は昨日と今日と連続して大正区の市営テニスコートに出かけたが、保護者も熱心でありそれぞれの選手が町で所属しているテニスクラブのコーチと言うか指導者も大勢来ておられ、祝福の声を多く頂いたが、その声には「浪速さんは本当に強くなりましたねー!」という驚愕の声が混じっている。
美原区の浪速八咫烏テニスコート披きにもお越し頂いた連盟のナンバー2である副理事長先生は大阪在住の方で、シングルスは大阪以外の学校の優勝となり、大阪の学校が個人戦で優勝してくれて開催地である大阪の顔も立ちましたと言われていた。何時も野球の応援が多い私だが初めてテニスの応援に出かけた。大いに勉強になった。テニスは素人ながら昔少しやったことが有るが今回昔の血が騒ぎ始めた。今後ともテニス部は中学、高校と支援して行きたいと思う。短期間でここまで中学、高校共にテニス部を強くしてくれたD教頭先生の力である。彼の力で今やテニス部は大阪及び全国区の顔になった。