2019年8月30日金曜日

「浪速の興廃、この一戦にあり、各員一層奮励努力せよ!」



昨日の理事会・評議員で大きな意思が確認された。この課題はここ2年、議論されてきたテーマであったが、ようやく昨日、理事会・評議員会で最終確認がなされ、高天原スポーツキャンパスの「Go!」サインを私は出した。全て一任された。これで山場を越えて、私の仕事は一件落着だ。後はゼネコンの決定と設計通りに工事が進むかどうかの監理だが、これは最早大きな意味で私の仕事ではない。優秀な担当でやれる話である。私の次の視点は現在の「西館の立て替えのタイミングとその中味」である。見た目は美しくまだまだ使える感じだが、細かい処では傷んでいるところが目について来た。これを立て替えて本当にすべては終わる。新しい建物の名称は「浪速○○アリーナ」になるだろう。○○は勿論神道教義から適切な語句を入れたい。 


「浪速○○アリーナ」は浪速中学校が入る最新鋭のICT化された教室とまさにクラブ活動の為の「アリーナ」だ。ボクシング、バスケット、バレー、卓球、ダンスなどの練習場と勿論「講堂」だ。講堂は今の体育館以上の面積が欲しい。そして中央館と連結しなければならない。恐らく地下と地上7階くらいになるのか?ここで忘れてはならないのは「プール」だ。今朝の法人朝会でも「プールを忘れてはならない、必ず設置せよ!」と事務統括の理事と事務長に厳命した。先行き、私にもしもの事があった時の事を考え、「遺言」として残しておかねばならない。プールの場所はアリーナに隣接でも良いし、アリーナの地下プールでも良い。実際府内のある私立高校では地下に素晴らしいプールを設置している。 

 

問題のタイミングだが「令和5年が創立100年」となるのでこの時に「大々的に発表する」のが良かろう。令和7年に「大阪万博」がある。この時に工事着工とする案を今頭の中に入れているが、今から7年先の事を確定は出来ない。しかし「心の準備と、概念設計の準備と資金の準備」が要る。「三つの準備」が必要だ。新校舎の概念設計をしてくれた設計会社を使って「基本設計」に入るタイミングも考えねばなるまい。あそこを使うのが良かろう。中々有能な人材がいる。
 
特に資金準備は生徒数に大きく影響を受ける。「高天原スポーツキャンパス」は手持ちの資金で賄えるがアリーナは今から「ちびちび」と積み立てて行かねばならない。昨日の理事会・評議員会で説明者席に並んだ管理職はそのことを深く認識した事だろう。まだまだ「浪速の闘い」は続くのである。「浪速の興廃、この一戦にあり、各員一層奮励努力せよ!」、日本海海戦でバルチック艦隊を撃破した東郷平八郎元帥のお言葉だ。私は自分自身にもこの言葉を投げかけている。「老いぼれる」のはまだ早い。私の手で「浪速○○アリーナ」を完成させたいと強く思う。