2019年8月21日水曜日

入試問題のデジタル採点


リフレッシュ休暇が15日に終わり、教職員は16日から後半戦のスタートだとこのアラウンドでも前に書いた。この間、生徒はいないが明日の始業式までの間は我々にとって極めて重要で神経質な時間を過ごすことになる。それは「何故か?」。この時間帯を使って来年度入試の問題作成と試答をするのである。本校の「選りすぐりの教員」が教務部長の指揮下の下、良い入試問題の作成とそれを作成した教員とは別の教員が試しに解答して問題の質やミスなどをチェックしていく作業である。従って問題作成と試答の教員は私が直接に人事発令する形である。

 

学校における教員の最大の腕の見せ所は「問作」と言って問題作成を如何に見事な問題を作るかである。まだ若い新卒の先生などが簡単に出来る仕事ではない。入試問題は外部の方々にも分かる話だし、更に言えば校内の定期考査の結果も生徒にとっては誇張ではなく人生を左右する極めて重要なものである。それだけに慎重でなければならないのだ。関係者以外は「立ち入り禁止区域」であるが、私は時々部屋を覗いて監視の目ではなく、優しい激励を心掛けている。余りプレッシャーを与えてはいけないし、そうかと言って緊張感のないような仕事をして貰っては困るからである。ところで今日のアラウンドは写真は無い。場所や教員が特定されては困るのが理由である。

 

特に入試問題は国語、数学、英語、社会、理科の5教科で、設問数が当然複数ある。そこへ持って来て、何しろ本校は受験生が2000人以上と多いから延べにしたら「もの凄い数の採点となる。」紙の数にしても半端ではない。当然採点ミスは許されないから、是もまた長時間に亘って採点、チェックを繰り返し、それも二日間に亘る。このような状況からこの度「デジタル採点」方式を導入することにした。他校でも最近は出始めている。

 

私は着任以来、最新鋭のパソコンを全教職員に貸与しており、新しいシステムは一般的なブラウザ上でパソコンを見ながら採点でき集計なども簡単だ。とにかく採点時間の短縮と入力の時間短縮が可能である。費用は掛かるがこれもまた「教職員の働き方改革」の一環だと思えば良いと考え、稟議を許可した。令和2年の入試から試行してみたい。その結果を見てゆくゆくは校内定期試験の採点もデジタル化出来ないか検討するように教務部長に指示を出したのである。新しい事にチャレンジすることを怖れてはいないこのパソコン達人でもある教務部長は「出色の人材」で私は評価している。素晴らしい!