2020年3月14日土曜日

プロゴルフプレイヤー「星野英正」さん!


困ったものだが「手をこまねいて」いても仕方がない。今朝ほど拡大管理職会議をもって方向を定めた。本校は大阪府のご指導を頂きながら学校を再開する。要は「臨時休校を17日で終了」し、18日の年度末修了式は生徒出席で行い、19日からの春休み期間中の必要な生徒への特別講習やクラブ活動は通常に戻す。勿論厳しい条件付きである。また4月4日の入学式や7日の新年度の始業式や春季例祭は規模を縮小し、分散して行う。新型ウイルスの毒性の弱体化と生徒教職員の免疫力、並びに「やり方の工夫で乗り越えられる」との思いに望みをかけるのだ。この2週間、生徒や教職員の健康状態などを勘案して私の責任で決める。公立学校もその方向であり、いつまでも授業が再開できないようでは先行きもっと困ることになる。





今日は珍しいお客様が来校された。お名前は「星野英正」さん、ご存じの方は多いと思うが現役のプロゴルフプレーヤーである。宮城県のご出身で名門東北福祉大学卒でアマ52冠の栄光を引っ提げて2000年プロに転向。早くも2002年には賞金シードを獲得し、03年にはビッグな「中日クラウンズで涙の初優勝」だ。2勝目は06年の「日本コカコーラ東海クラッシク」で4打差7位から67をマークしての逆転優勝だった。08年には日本ゴルフツアー選手権」で5打差の「ぶっちぎり」優勝を遂げた。




星野選手が出た東北福祉大は彼が出現したことで日本一のゴルフ強豪大学になり、宮里優作、池田勇太、何とあの松山英樹も卒業した大学でそれまでの日本一は日本大学であったが星野旋風で一躍トップ大学に躍り出た話は有名である。「ご縁」というものは本当に不思議でこの度ある方のご紹介で星野プロとお会いする機会が出来た。彼と懇意にされているある会社の社長ご夫妻の次男がこの度浪速中学校に入学してくれることになり、そのご縁からこのような機会となった。本校ゴルフ部顧問で浪速中学のN教頭先生が間に入って浪速中学校を評価して頂いたのである。





このSご夫妻は両氏ともシングルプレーヤーであり、長男は大阪では知られたアマチュアプレイヤーで関西オープンや日本アマチュアゴルフ選手権に常時出場している有名選手である。その弟が本校に入学してくれることは極めて頼もしいビッグなニュースであり私は「僥倖」と捉えた。12歳でドライバーを250ヤードぶっ飛ばすというから先行き恐ろしい。今日はその星野プロとSご夫妻が来校され、私は大歓迎した。本校には珍しいが「ゴルフ部」があり現在中高合わせて18人の部員がおり、うち3人は女子生徒だ。頑張ってくれているが練習場や時間の制約などで成績は今一歩である。




本校は市内南に位置しているが大阪市内の学校であり「シティ・スクール」を標榜しているだけに、今後ともゴルフ部を強化していきたいと考えていた私はこの星野プロに是非とも本校ゴルフ部の指導をお願いしたいと念願し本日お願いしたのである。2強と言われる大阪学院高校と大阪桐蔭高校が突出した強さだがこれらの学校を目標に頑張っていけば芽は開いてくれるだろう。その為には「ゴルフ練習場の確保が焦眉の急」だから、どうするか今思案中だ。