明日から「春休み」に入るが、生徒への「学習指導」は19日から再開する。まず自習教室を設定する。「クラブ活動」も19日から再開するがまず学校施設での練習に限り、対外試合などは禁止とした。また3月28日に予定していた「吹奏楽部の第11回定期演奏会」だが、これは既に結論を出しており、部員には可哀そうだが今年は中止とした。まさか学校が「無観客演奏」をしても仕方がない。「4月4日の入学式はやる!」。やるがやり方は今から状況を見ながら判断する。4月7日の令和2年度春季例祭と始業式はこれまたやり方を考える。
4月1日着任予定の新採用の常勤講師の方々については過日総務部長から各先生に連絡を入れて「体調具合の聞き取り」と私からの依頼として「クラスターとなるライブ会場への出入り」はしないように伝えた。例年行っていた理事長招待の「入試広報部の打ち上げ会」も「校務運営委員会メンバー年度末慰労会」も延期とした。また5月連休後で行っていた「全教職員を集めた慰労会と歓送迎会」もやむなく延期とした。何でもかんでも中止か、延期か簡略化だ。
午後旅行会社のHISさんを交えて担当管理職と「11月の海外修学旅行」について議論を行った。イタリア、フランス、ドイツ、アメリカと今パンデミックの中心となっている「欧米」に大切な生徒を行かせられるか?今から7か月後の事など予測も出来ないが、一体どう判断したら良いのか、これだけは慎重に見極めたいと思う。今、東京オリンピックの中止か延期か知らないが話題になっているが、この問題以上に本校では重要である。
今日の段階では生徒のパスポート取得作業の中断、4月中旬頃までに保護者会の開催を指示した。タイムリミットは5月末で十分であるが、並行して「次善の策」の検討に入るようにHISさんにお願いしたのである。修学旅行には是非行かしてやりたいが、国内とてこの新型問題が終息するのかどうか分からない状況故に私はほとほと困っているのである。
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