2023年9月28日木曜日

修学旅行付き添い教員の発令と訓示

 今朝は視聴覚教室において10月29日から出発する修学旅行と海外語学研修の「付き添い教員の発令」を行った。これは人事である。生徒の生命と財産を守る重要な施策と考え、形を決めて従来より行っていることだ。場所が視聴覚教室と言うのが珍しいが本校は何処に出しても恥ずかしくない視聴覚教室を有している。そこら辺の芸能ホールには負けない施設であり、階段教室風で音響も完備している。映画も鑑賞できるし、大きなスクリーンで映像を使った体育の授業なども可能だ。令和5年度の修学旅行もコロナとロシアのウクライナへの蛮行からまだヨーロッパには行かせられないから、語学研修を除いて6班が国内修学旅行となった。 


行先は北海道の道東、道央、道南、関東、九州、沖縄、それに出発の時期は後になるがフィリッピンの語学研修だ。10月29日から11月2日まで5日間の日程である。生徒総数が720人を超え、これに対して35人の教員を帯同させることを決めて本人たちに伝え併せて「訓示」を行った。言ったことは生徒の修学旅行であって先生方の束の間の観光旅行ではない。生徒の命と財産を守って無事に学校に戻ってくるようにと言う事だけである。国際コースの生徒はフィリピンのパーペチュアルヘルプ大学のプログラムで研修する為にこの研修旅行が修学旅行替わりとなる。 

16時に全教職員が勢揃いして卒業アルバムに載せる記念写真の撮影があった。もうこの時期になったと思えば、感慨深い。胸の100周年記念バッジも後3か月で外す。まず高校からそして中学の撮影となった。私は今日の日を失念しており、着て来た洋服が余りにも明るかったので着替えて臨んだ。部屋のロッカーには数着のスーツが式服を含めて常時保有しているから全く問題は無い。大体、この種の記念写真は「黒っぽいスーツ」が定番であり、その昔ジャケットに替えズボンの先生が居て注意したこともあって、私だけが明るい夏服で応じる訳には行かないからだ。

 

その後引き続いて1カ月ぶりの「職員会議」があった。やはり学校と言う組織では昔も今も今後とも極めて重要な会議は職員会議であり、幾ら本校のように「ペーパーレス会議」となりネットで全ての情報が共有されていても理事長が肉声で教職員に語ることは大切である。中には久し振りにお顔を拝見する先生方もおられ、私はじっとそれらの先生方のお顔を見ながら色々と話を展開する。今日私が語ったのは昨日、「奉鎮の儀」を済ませた中学の新校舎は順調に工事が進んでいると切り出し、高校、中学の納付金、即ち入学金と授業料問題について25日の理事会・評議員会での結論を伝え、特に大幅に値上げさせて頂く中学校の教員に誇りと責任を今まで以上に感じ、頑張って欲しいと激励した。又学校には予測不可能な様々な事態が起きるのが普通だと思い、その場合、関連する分掌や上司へ速やかに報告、連絡、相談の「報・連・相」こそが、事態を速やかに収める要諦だと指導した。「一人で抱え込まない」ことを忘れてはいけないと強く言及したのである。