2019年11月16日土曜日

11月15日:市内観光 その2

特に旧ソ連のKGB虐殺博物館は想像を絶する残酷なもので、人間がこの様な事を人間にするという事に私は驚愕し震えた。ユダヤ人やリトアニアのパルチザンの人々を1000人以上も此処で虐殺したとあった。それをリトアニアの人は堂々と映像も入れて訪問者に見せていることにも押された。人間の他民族への憎しみは消え去る事がないのだろうか?









しかし本当に感慨深いバルト3国リトアニアであった。思い出は尽きないだろう。
 









夕刻、ビルニュス国際空港を飛び立ちドイツミュンヘン国際空港に向かった。ホテルはル、メリディアン、ミュンヘンである。チェックインは遅くなり、20時45分を回っていた。ミュンヘンではドイツ班の生徒の顔が見られる。時事刻々と各方面から班単位で報告が入る。便利な世の中になったものだ。側に居る様に携帯電話で付き添い教員の団長さんと話ができる。メールも入ってくるから安心出来る。ニューヨーク班も順調に予定をこなしてくれている。
足腰は弱くなったが、どういう訳か、海外に出ると幾分元気になる。若い頃から海外に行く機会が多かったが、一年に一度、この様にして自分の目で他国の歴史と文化を感じると、それが自分自身の再生のエネルギーになっているのだろう。新しいものは全てを生徒に還元していく。来年度入学の生徒からはフィリッピンのセブ島に英語の特訓で閉じ込める。これも修学旅行だ。ボツボツ新しい形での目的が明確な修学旅行に少しづつ変えて行かねばならない。そいう時代になって来たと思う。物見遊山みたいなものだけでは限界が出て来る。私は今それを模索しているのである。