しかし何と言っても市庁舎とヴァーサ博物舘、王宮、ノーベル博物館は何れも素晴らしかった。今年の化学賞に吉野彰先生のお顔の絵画が既に正面玄関口に飾られていた。山中先生のサインもあった。今年の受賞者は式典のある12月にこの場所に来られる。多くの日本人が今まで受賞されており、私は大いなる誇りを感じた。生徒をこの場所に連れて来ると喜ぶだろうと思った。普通の旅ではこの様なノーベル賞の場所に来ることはないと思うだけに修学旅行の行き先として是非検討をしてみたい。
今から90年前のストックホルムオリンピック大会で日本は五輪に初デビューした。今、NHKの「韋駄天」で有名になったその競技場にも脚を運びそこを走った金栗四三さんの真似をして私は走ってみた。
夕食は受賞者がスウェーデン国王から饗宴を受けた時と同じ内容のものを出す市庁舎にあるかなり高級なレストランで2018年ノーベル賞の時と同じものを食したがその論評は私如き者が書けるものではない。