2020年2月13日木曜日

体操クラブで鬨の声を上げる!


高校入試の合間で少し時間が取れたので来客のアポを入れておいた。このお方とは2回目の懇談の機会であった。結論を言おう。本校は「体操部を本格的に強化する」事を決めた。1年前に同好会的にクラブとして発足していたが、世界における日本の体操と言われるようにある面、国技の一つである。しかし体操競技は学校のクラブとしては存在しているが、装いが一般のクラブとは大きく異なるものがあった。それは教員が体操そのものを指導できないというか余りにも専門的過ぎて校内で指導出来ず、実態としては街にある体操教室、体操クラブに所属して腕を磨くというスタイルであるからだ。





又街のクラブがバラバラでその人々が同じ学校に進学しても、学校のクラブ活動としての一体化した活動は求心力や存在感などの課題もあるやに聞いていた。私は「そこがチャンス!」として専門のクラブとタイアップして学校教育とのドッキングを図り、人間的成長を学力教育と校内クラブ活動、街の体操教室のトライアングルで進めることは体操をやりたい生徒と保護者の期待に添うものだと考えたからである。今日の来客はその方面のキーパソンに間違いないと結論を出したのである。お名前は「冨岡直彦 (とみおか なおひこ)氏、39歳の新進気鋭のアスリートであり、大阪市の有力な体操教室の経営者であらせられる。




出身校は体操で名高い、数々のオリンピックメダリストを輩出させた清風高等学校から日本体育大学に進み、戦歴は高校時代、インターハイ団体優勝(97982連覇)、個人総合4位、跳馬優勝、あん馬3位、つり輪3位、国際ジュニア跳馬2位、国民体育大会(なみはや国体)優勝大学でも全日本選手権跳馬4位と輝かしい。ご経歴はご両親が体操クラブを経営している環境で幼少期より体操競技を始められた。清風高校に進学後1年生時より国民体育大会の代表に選出されている。



日本体育大学時代は、レギュラーに入るも惜しくも怪我の影響があり、現在の日本体育大学学長である具志堅幸司先生の計らいで日体スワローという社会人チームを設立し同チームのキャプテンとして任命され団体での全日本選手権の出場を果たす。2014年に競技生活を引退し、両親のクラブであるトミオカ体操クラブに就職し選手コースの指導や経営学を学ばれた。その際には全国中学校体育大会への団体出場や全日本ジュニアでの跳馬2位の選手を輩出する。20164月より分社化により株式会社アインスを設立し現在に至っている俊英である。男前であり何より礼儀正しく、お人柄が素晴らしい。




私は本校で出来る支援の範囲を具体的にお話しし、やるからには当面は女子生徒を主体に全面的に強化する決意を述べ、この4月からは本校に転校してくる生徒を含め団体競技の出場資格のある3名となるのでまず浪速中学校体操部の「鬨の声」を上げるべく(株)アインス体操クラブとタイアップしてこの世界に華々しくデビューするのだ。硬式野球部の遠山監督、テニスの高畑選手、今回の体操の冨岡社長と、素晴らしい人材と次から次と深まる関係に神様への感謝の思いが胸に膨らむのである。数年後には「体操の浪速」と言われるように頑張りたいと思う。