幸運にも私は本日この本校地に隣接した約100坪の土地を入手できた。本日正式の契約書を交わし、手付金を支払った。後は府庁に赴き「学校地」として認知して頂く手続きを進め、これらが終われば全て終わる。現時点ではこの場所に地上5階建ての「校友会館・天照寮(仮称)」を令和5年の創立100年に建設したいと思っている。既に理事会や同窓会とも話が付いており、創立100年を機に同窓会の名称を発展的に「校友会」に改め、新世紀の浪速の求心力の拠点とするのだ。同窓会という古めかしい名称と高齢者ばかりの会ではなくて本校OBの「若者世代」の為の拠点「校友会」とするのが私の目指すところである。
モダンな地上5階建てのビルとし1階は校友会館、2階以上は遠隔地生徒の入る宿泊寮でキッチン、浴室、トイレ付きの個室寮である。名前は今のところ「天照寮」「天岩屋寮」等色々考えを巡らせている。実に楽しい至福の時間である。今まで極秘裏に進めて来たので契約が終わったこともあり、本日臨時職員会議の時に全教職員にこの話をオープンにした。その後購入した土地に「学校法人浪速学院所有地」の看板を掲げるために準備をしている。毎日この前を通る教職員や生徒が胸を張って誇りを有してくれるだろうと思うと私の頬は自然と緩む。
当面は温存し、現在工事が山場となっている堺市美原区の「乾坤一滴ドリームフィールド(Kフィールド)」の竣功が年末であり、それから、「高天原アリーナ」と「産土ゴルフ練習場」を同時着工する計画だ。これの完成が令和3年度末としてその後、この場所に校友会館を建設する。完成は令和5年の開校100年の節目である。それまでは教職員やお客様の臨時の駐車場として使えば良い。この学校に赴任して以来木村建設、木村デベロッパーと揶揄されるくらい多くの開発行為や教育施設の建設を進めてきたが「全て望みのまま」完成し、いずれも多くの成果を生み出してきた。これは偏に「幸運の女神」に守られているお陰であると強く信じている。
この土地も着任した当時から周囲に口に出して「この土地、欲しいな、欲しいな!」と思っていたら遂に実現できた。元々学校医であった森田病院があった土地であり、間にたった不動産建設会社の社長さんのお陰であり、感謝に堪えない。私の周りにいる人たちは「理事長はとにかく何かを持っていますよ!」と強調して言うが、私も欲しかった物件がまさかこのタイミングで入手できるとは思わなかっただけに「身の幸運」を慎ましく感じているのだ。どんどんどんどん仕事を作り出しているが、命尽きるまで私は頑張る。