朝、「拡大管理職会議」を開いて直近で起きた様々な校内事案、事象に関して情報の共有と管理職として有るべき対応について私の「思うところ」を明確に述べた。何時もこのようにしている。何か起きるたびに直ぐ招集をかける。この学校法人は理事長たる私と浪速高等学校、浪速中学校の両校長に拠って存在し、日常の業務が進展して行く。従ってこの3人が責任者で私が最終責任者ということになる。何故、敢えてこのような事を書くかと言えば「組織として指示したものが責任を取る」という極々当たり前のことを、敢えて管理職や管理補佐職に指導をしているのである。部下に指示し指導し成果を上げることが管理職の仕事である。
逆に言えば校長として教員に「仕事の指示や指導をしているか?」という問いである。これが無いようでは校長の存在価値は無い。教員も校長の発する一言は「職務命令」と捉えた方が良い。特に校長の視点として重要なものは「校長の仕事と責任は最後の最後まで生徒を護る」と言う点に尽きる。だから校長には「生徒への懲戒権」があるのである。この伝家の宝刀をかざすのは最後の最後であるという意識は不動のもので決して校長が教員に思寝たりしてはならないということだ。教員と校長は、たとえ教員出身の校長でも全く別の存在であると言うことを分かって欲しいと思う。
今日は「令和4年度文化部発表会の日」であった。2年前まではミニ発表会として昼休みの時間を取った位の短いものであったが、部も増えてきて現文化部長の方法で今のような本格的なものになった。この先生は音楽の教師であり文化部への思いは強いし、企画力や指導力、推進力は折り紙付きだ。新入生へのオリエンテーションであるが、文化部は運動部に比べ、幾分地味であり、勝った、負けたの派手さもない。生徒の中には「どうも運動は苦手」と言うものもいるし、そのような生徒には上級生が今日、全力でPRする文化部のどれかに入って欲しいと強く思っている。クラブ活動の効果は教育活動を進めるうえで大きな効果を上げることを我々は知っている。