今日は「新入生準備登校」と言って本校では4月5日の入学式に先立ち、高校1年生となる生徒達を全員登校して貰い、様々な事前準備指導を行う。重要な行事と捉えており、新1年生のN学年主任以下学年団の先生方総出で対応する。その数、878人だから見ていて「本当に多い、多いな!」と感じる。しかし上から下まで「ピッカピカ」の新入学生徒を見るのは嬉しいものだ。生徒達も嬉しそうで若者の持つパワーを感じる。皆、感じの良い生徒ばかりで私は嬉しくなった。生徒にとって初めてクラス分けを知り、科・コースの指定された教室に入り点呼をする。まず重要な「神社参拝の指導」「身だしなみセミナー」が続く。これは制服メーカーの(株)トンボさんからやって頂く。スカート丈、男子の腰パンツ、ずり下げパンツなどの指導である。
新一年生は総計20教室もあり、全てのホームルーム教室を見るだけでも大変だが、3月31日、私は自ら教室を回り、チェックした。特に改造中であった「浪速国際コースの2教室」と教科準備室を一般教室に改造した「中高一貫コースの2教室」については見事に美麗に完成していた。綺麗な分、ここに入る生徒は喜ぶだろう。エアコンも机も棚も全ての備品が揃い、真新しい白板、電子黒板やモニターは本校の教室の進化を感じさせている。特に国際コースは1クラス20人以下で確かに他の教室とは異なった雰囲気で二人の担任が喜んで私を迎え、深々と感謝されたのは余程嬉しかったのだろう。これで受け入れるハードはすべて揃った。「4月5日が入学式で7日が始業式」である。「中高合わせて2650人の生徒が勢揃いした光景」を見るのが楽しみである。