組織トップの人間は当然、その組織の中で、永く生きている。トップの責任とは永く生きてきた組織の中で、どれだけの「優秀な人材を育てたか」という事かも知れない。勿論経営業績があってこその話であり、業績も無く、組織を滅茶苦茶にし、「俺は人を育てた!」と言っても白々しく意味は無い。人々は実態を見知っているのである。今日私はそのことを改めて思い知った。本日、ホテルニューオオタニに出掛け、大阪シティ信用金庫の元理事長・会長の故「新堂友衛」氏の「お別れの会」に参列させて頂いた。9月6日、93歳を一期に永眠された経営者で、斯界のみならず大阪の、日本の信用金庫業界で新堂先生の事を知らない人は居ないと言うくらい大変著名な経営者であると同時に人間力が輝いているお人であった。「新堂ファン」が多いのである。私もその一人である。今まで多くのこの種のお別れの会や「偲ぶ会」などに参列させて頂いたが今日は正直「びっくり」した。会そのものの完璧さと会場に漂う感謝とおもてなしの心であった。お写真に写っている新堂先生の息遣いがまだ聞こえるようであった。
出掛ける前に新中学校棟の建設を請け負って頂いている南海辰村建設さんの設計陣と短い打ち合わせを行った。北側に面した校舎の側面に掲げる「紋章」というか「看板」を「Naniwa」にした。浪速中学校の表札は中央館の最も高い場所にあるし、近代的な校舎に漢字で浪速中学校を入れるのは少ししつこい感じもあり、「そろそろ卒業しても」とも感覚である。もう一つの西関門を抜けた左面の壁に取り付ける「古事記・・八岐大蛇」木彫りは別途彫刻作家と面談して判断することにした。
14時からは19日に予定されている理事会・評議員会に備えての極めて重要な「監事監査」があった。二人の監事による「令和5年度中間決算の関わる会計監査と業務監査」である。冒頭理事長から中間決算の概要と特別に「(株)浪速教育振興」と「学校5日制」について概略をご説明した。又教員から今回は「生徒生活指導」と「教務」について分掌長よりの説明である。本校はこのようにして細かいところまで、前広に全てを明らかにして監査、ご指導を頂いている。これだけは自慢しても良いかも知れない。激賞のお言葉を頂き、開校100周年目の最後の監事監査だったから監事と管理職全員での記念撮影となった。