2023年12月6日水曜日

PTA会長に「学校5日制(週休2日制)」をご説明!

 PTA会長の仕事は、PTA組織において「リーダー」として役員をとりまとめる役割である。 又卒業式や入学式の際「PTA会長からの祝辞」が本校でもそうだが他校でもある。「学校行事で保護者代表として挨拶」をしたり、校長先生をはじめ先生方と協議をしたり、PTA代表として地域の人や他校との交流などを担うことも仕事の一つだ。結構時間を取られる「公的な役職」である。それも「無報酬」でボランティアだから、実は大変な役職であるのだが、本校ではずっと男性の会長であった。意識して決まっているのではなくて役員会などで自ずと言葉は無くとも、事前の調整なども無くとも決まっていった結果が男性会長なのかも知れない。学校に集まる保護者は95%以上が女性で、役員も一般の保護者も殆どが女性である。昔誰かに聞いたことがあるが、女性役員ばかりでは最後の一声によってまとまりに欠けるところがあるので会長だけは男性で「その人物の最終決定には付いて行く」と聞いたことがあったが、果たして今の世でこの理屈は通るのかとの気もある。ただ本校では男性会長が歴史である。

本校のPTA会長の任期は無く、子どもさんが本校に在学中であればだれでも資格はある。本校では多選が一般的で長い人では5~6年と言うのもある。中学校に入学すれば6年間は資格があり子供さんが複数いれば当然長くなるという訳である。今の会長さんは本校の卒業生で父君もOB、二人いる子供さんは全て浪速中から浪速高校、所謂典型的な「浪速っ子ファミリー」であり、本校を愛してやまないお人である。学校行事には積極的に協力を惜しまず、リーダーシップを発揮してPTAを纏めて下さっている。豪放磊落であり、又周囲に気配りの出来る人物である。私は全幅の信頼を置いている。このように本当に本校の歴代のPTA会長は素晴らしい。どれほど学校長や教職員は助けられていることか!現に今も本校に留学しているアメリカからの留学生をホームステイして頂いており感謝に耐えない。今日は少し課題があって校長先生と担任教諭にも入って貰い、打ち合わせをした。

 

今日のように時々私は会長に部屋に来て貰い、「ホットな話題」などを出して常に意思疎通を図るようにしている。今朝はあくまで案の段階だが12月19日に行われる理事会・評議員会に議案提出する「学校5日制(週休2日制)」「(株)浪速教育振興」について考えるところをお話した。会長からは「大大賛成」のお言葉を頂いた。又1月9日の「新春拝賀始業式」において恒例の神楽奉納や直会としてご参加して頂いた保護者には「ぜんざい」を振舞う旨もお話しし多くの参加者を期待していると申し上げた。PTA組織が安定している学校は良い学校である。「私立学校にとって学校とPTAはまさに車の両輪」である。どちらかがガタガタすると大切な教育活動に支障が出るものだが、本校では全く無い。会長には先の私が沖縄に修学旅行に行った時のお土産の沖縄泡盛の中でも珍しい「萬座」を差し上げた。萬座のリーダーに相応しいお酒だ。会長も私もお酒が大好きである。